最近変えてみたこと7 顔用の日焼け止めをキュレルのUVローションからUVエッセンスに変えてみた

変えてみたシリーズコスメ編、まだ続く。7記事目。

その7:顔用の日焼け止めをキュレルのUVローションからUVエッセンスに変えてみた

結果:肌荒れしまくり、元に戻した


10代の頃から一年中、顔と身体に日焼け止めを塗っているわけですが、顔からデコルテには長年キュレルのUVローションを使ってきた。

元々アトピーなので、特に顔には紫外線吸収剤の入った日焼け止めを使えなくて、紫外線吸収剤無配合で紫外線散乱剤ベースのものを選んでいる。もちろん吸収剤入りのものに比べればやや白くなるんだけど、それよりも肌が荒れないことの方が大事なので、肌に負担がないSPF30バージョンのキュレルのUVローションをこれまで何十本も使ってきた。


今回、長年使ってきたそのUVローションのSPF30バージョンが廃番になったということで、後継品のUVエッセンスに乗り換えてみた。

結果から言うと、UVエッセンスに変えてから即、肌荒れしまくってしまい、全く使えず。顔全体が赤く荒れて、最初の数日間こそ頑張ったけど一週間で諦めた。使うのをやめたらまたすぐに肌荒れが治った。


UVエッセンスも紫外線吸収剤は無配合で散乱剤ベースだし、SPF値も30のままなんだけど、やはり処方違いはだめらしい。簡単に後継品に乗り換えられると思った私が甘かった。スキンケア品やベースメイク品を変えようとするとこんなんなることばっか。

肌荒れするという以外にもよくない点があって、UVエッセンスはUVローションよりもかなり粘度が高く伸びが悪いので、狭い部分に塗るだけならまだしも顔全体に塗るには不向きだった。エッセンスってもっと粘度低いイメージだけど、これは全然エッセンスではないし、全くもってみずみずしい使い心地ではない。ローションのときよりも皮膜感が残るかんじ、なんというかぺたっとする。ネーミングミスすぎる。ちなみに、エッセンスではないのだが、かといってローションでもないしミルクでもなく、もっともっと固い。出しても手のひらに広がらないよ、高さが出る。

日焼け止めって、顔だろうが体だろうがそれなりに広い面積に塗るものなのに、こんなに伸びが悪いもの、一体誰がどういう用途で使うんだろうか。


そんなわけで結局のところ、廃番になったSPF30バージョンのUVローションをネット通販で買いだめし、半年以上そのストックを使ってしのいでいる。でももう廃番になってから一年ぐらい経つしそろそろ限界だと思われる。ストックが切れて、ネットで古い在庫品がやや高め価格でも売られなくなったら終わり。ちゃんと新しい代替品を見つけて乗り換えなくてはならないのだが、なにがいいんだろう。何年間も毎日必ず使っていたような化粧品を切り替えるのって大変。

キュレルのUVローションのSPF50に乗り換えるという手もあるんだけど、普段会社への行き帰りの合計数10分間くらいしか直射日光を浴びない生活をしているので、そんなに高いSPF値はいらない。SPF30とか35くらいがいいなあ。とにかく肌に不要な負担をかけたくない。

2021年4月追記:
UVローションはリニューアルしてデイバリアUVローションという名前になった。SPFは50+のもののみ。


それか同じキュレルのUVミルクにするかだな。こっちならSPF30がある。今使っているUVローションは厳密にはボディ用という位置付けらしく、顔用とされているUVミルクになると容量が半分に減る上に高くなるんだけど、ボディ用と一体何が違うのか謎。ミルクも散乱剤処方だから、顔用といってもあんまり使用感を上げようがない気がするけど。



ちなみに身体は顔ほど肌が弱くないので、紫外線吸収剤入りのニベアのプロテクトウォータージェルをこれまた結構長い間ずっと使っている。

これも、ポンプで詰め替え用を買って毎日大量使用。顔用以上に量を使うので、一年中、しょっちゅう買っている。これはジェルなので伸ばしやすくて全身の広い面積に塗るにはいいけど、アルコール強めだし、肌荒れがひどくなるとやっぱり使えなくなるので、そういうときには身体にもキュレルを使っている。

学部・院時代に紫外線を浴びまくるような実験をしていた頃は、同じニベアの紫外線吸収剤無配合かつSPF50のものを、顔や首にはもちろん手の甲などにもひたすら塗りたくって実験していたんだけど、やっぱり紫外線散乱剤でSPF50を出そうとすると相当使用感が悪くなるんだよね。顔料量が多すぎて白浮きしまくるし、重くなる。今の仕事ではあんなに強い紫外線を浴びたりはしないし、普段海に行くわけでもないので、ああいうタイプのものはもう使いたくないな。



毎日必ず使うようなスキンケア製品を変えるのは難しい、というか、単にエネルギーがいる。候補をピックアップして、それなりの時間をかけて複数種試して、総合的に見て一番優れているものを採用する、ただそれだけなんだけど、毎日バタバタとしていて日用品のほぼ全てを実店舗ではなくネット通販で買うような生活をしていると、そういう新規開拓作業が面倒になってしまいがち。仕事では毎日そういう選定作業をしているのに、プライベートでも同じようなことをするとなると途端に面倒になってしまう。

とはいえ肌が弱いので、ちゃんとしなきゃいけないんだけど。


今回の記事では試しに、商品画像を楽天からじゃなくアマゾンから引っ張ってきてみたけど、やたら価格が高いものもあるね。やっぱり今のアマゾンは細々とした日用品を単品買いするには向いてないという印象。定期おトク便は別として、こまごま購入用途には私はもっぱらヨドバシドットコムを使っています。数年間ずっと周りの人にも薦めまくってて、ヨドバシの回し者化しつつある。


変えてみたシリーズ、まだ続く。