スキンアクア ネクスタ トーンアップセラムUVエッセンス

MimiTVのモニターで試した、スキンアクアの新作日焼け止めの話。


目次



スキンアクア ネクスタ トーンアップセラムUVエッセンス

スキンアクアの日焼け止めを使うのは久しぶり。

以前、スキンアクアの通常ラインのジェルを身体用に使っていた時期もあったけど、ここ数年はずっとニベアのジェルだけを使っているのでご無沙汰であった。

スキンアクアの中にNEXTAというラインがあること自体知らなかったが、普通のスキンアクアよりも高機能、高価格帯のラインらしい。

そのネクスタラインの2023年春の新製品がこれ、トーンアップセラムUVエッセンス。

大人のくすみ肌に対応するローズカラー、とのこと。まさに大人のくすみ肌なので使ってみました。


実際に使ってみて

悪くはない。けどこれじゃなきゃだめって点もない。あと他に使ってるスキンケア品との相性が悪くて、モロモロが出るのが惜しい。


現物はうっすらローズ色で、ゴールドパールも配合とのことだけど、私はいくら厚めに塗っても全てが肌色に溶け込んでしまい全くトーンアップしなかった。

なおパール感も感じられない。あまりに何も変わらないので、スウォッチ撮ろうとしたけど撮れず。何も変わらないので、当然くすみも改善しなければ血色感もアップしない。

最近のトーンアップ系のプチプラ日焼け止めみたいにわかりやすく白浮きしたり、ラメパールがキラキラしたりはしないが、私はこれはこれでむしろ気に入った。顔用の日焼け止めは白くならなくていいし、別に色もつかなくていいし、キラつかなくていいんです、そういうのをやりたければ全顔に厚塗りする日焼け止めじゃなく、部分塗りする他の化粧下地でやるから。


SPF50+、PA++++の最強カット性能だけど、なんと紫外線吸収剤不使用。古いタイプの紫外線散乱剤系統の日焼け止めにありがちな独特の感触がないので、言われなきゃ気づかなかった。使用感はよい方だと思う。

ただ敏感肌ラインでもないのに、なぜここで紫外線吸収剤不使用組成にしているのかちょっと謎。日焼け止め業界は未だにラロッシュポゼのトーンアップUVブームを引きずっているのか?

テクスチャーは一見固めだけど、ムースっぽくふわっと軽く伸びてみずみずしくなじむ。なお製品名はエッセンスだけど、別にエッセンスっぽさはない。ムースかクリームです。私は顔をこすりたくない宗教に入っているのでもっと粘度低いものの方がより好きだけど、これでも十分塗りやすい方だし悪くはない。

塗りたても経時後も、変にペタペタしたりテカったりしないのもよい。乾燥もしないし、肌荒れもしなかった。


惜しいのは、石鹸落ちで、たしかに落ちやすい感触があって実質的なUVカット力はSPF50+よりももっと低そうなところと、他のスキンケアとの相性が悪いとモロモロが出るところ。

私が朝のスキンケアに使ってる同じロート製薬の白潤プレミアムの化粧水か乳液とこの日焼け止めの相性が悪いっぽくて、日焼け止めをどうそーっと塗ってもうっすらモロモロが出てしまう。乳液の増粘剤がダマってるのかな?対照実験を入れればわかるんだろうけど、入れてない。まあ原因がわかったところで私は白潤の乳液を使うのをやめないから、やっても意味ないし。

ていうか、モロモロが出たの、何気に人生初めてかもしれない…相性悪いとほんとに出るんだね。ほんとに「モロモロ」だー。同じロート製薬の製品同士なのにウケるな。

モロモロが出なければ毎日でも使うってくらい割と気に入ったけど、今は丸一日家で過ごすような土日の専用品として使ってる。モロモロと落ちやすさ以外に気になる点はないので、普通に一本使い切れると思われる。

 

普段自分で使っている顔用日焼け止め

ちなみに、私が自分で買って顔用に使っている日焼け止めはずっとキュレルです。一年中キュレル。

ちょうど最近、キュレルはUVローションもUVミルクもリニューアルした。

粘度が低くて顔をこすらずに塗れるところ、変にパールが効いたり白浮きしたりしないところ、顔料で物理的に紫外線をカットする紫外線散乱剤タイプの製品であるところ、どんなに体調が悪くても私はこの製品起因では肌荒れしないところ、が好き。

これまで色んなスキンケア品と合わせて使ってきたけど、モロモロも出たことがない。

ここ数年は以前と比べて色々なスキンケア品を試せるようになって、敏感肌もかなり脱してきているような気がするが、キュレルはアトピーがひどかった頃からずーっと使っているので信頼しているし愛着がある。ブランド登場当初の、なんかださくてちょっと怖いロゴマークの時代からずっとお世話になってます。

キュレルの日焼け止めがなかったら私は今よりさらにシミだらけの肌になっていたことであろう。ありがとうキュレル。


と、ロート製薬の製品の記事だったのに花王のキュレルへの感謝を綴って締める。製品モニターだけど、提供記事とかではないから別にいいんです。好きなことを書く。