2018年に行ったライヴまとめ

2018年に行ったライヴと、そのライヴレポ記事のまとめ。

2017年のまとめはこちら。


今年はKAMIJOソロが絶好調なので、KAMIJOばかりの一年になりそう。…と、Sangツアー中に書いていたが、ほんとにそうなった。

KAMIJOソロだけで14本観ました。


2018年に行ったライヴ

計16本

4/8 KAMIJO Live Tour 2018 -Sang- @新横浜NEW SIDE BEACH!!

ライヴレポまだ

4/14 KAMIJO Live Tour 2018 -Sang- @柏PALOOZA

ライヴレポまだ

6/16 KAMIJO Live Tour 2018 -Sang- @ HEAVEN’S ROCK さいたま新都心 VJ-3

ライヴレポまだ

8/9 KAMIJO Sang Project Act II 「TOKYO BASTILLE」@青山RizM 1日目

ライヴレポまだ

8/10 KAMIJO Sang Project Act II 「TOKYO BASTILLE」@青山RizM 2日目

ライヴレポまだ

8/13 KAMIJO Sang Project Act II 「TOKYO BASTILLE」@渋谷Rex 1日目

ライヴレポまだ

8/14 KAMIJO Sang Project Act II 「TOKYO BASTILLE」@渋谷Rex 2日目

ライヴレポまだ

8/15 KAMIJO Sang Project Act II 「TOKYO BASTILLE」@渋谷Rex 3日目

ライヴレポまだ

8/28 KAMIJO Sang Project Act II 「TOKYO BASTILLE」Final @高田馬場AREA

ライヴレポまだ

9/28 KAMIJO Rose Croix Limited Live 真夜中の羊飼い Vol.6 ~ヨーロッパツアー凱旋編〜@池袋Black Hole

ライヴレポまだ

12/20 KAMIJO Sang Project Act V 「The Sangs -2018-」@マイナビBLITZ赤坂

KAMIJO Sang Project Act V 「The Sangs -2018-」@マイナビBLITZ赤坂 - ポワゾン



続き、2019年に行ったライヴはこちら。

KAMIJO Sang Project Act V 「The Sangs -2018-」@マイナビBLITZ赤坂

KAMIJOの、2018年最後のSangライヴに行ってきた。
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素晴らしいライヴでした。

2018年のKAMIJOのライヴは、ほんとうに素晴らしい回が多かったけれど、今回はこの一年を総括するような、よいライヴだった。

第一部は圧倒的な完成度のSangツアー本編、第二部はゲストを招いて温かく楽しい雰囲気を出しファンサービスをしつつも、肝心のクオリティは一切妥協しない。


このライヴの詳細ライヴレポを書くことはおそらくこのままもうなさそうなので、今のうちに書いておくが、私は第一部のSangライヴで、7月のSangツアーファイナルのときと全く同じ部分に一番感動した。Louisの間奏からの、日本語版Sang、あの演出はやばい。基本的に7月と同じ演出と流れで、完全にネタバレしていたにもかかわらず、また全く同じ部分で同じように泣いてしまうという謎。

2013年にシングル版のLouisが音源発表され、2014年からは私もライヴでこの曲の生演奏を何度も観てきたけれど、2018年7月のSangツアーファイナルでのあの演出を見たとき、ものすごく腑に落ちたというか、ああ、この演出のためにこの曲はこういう構造になっているのか、と勝手に納得してしまうほどだった。もちろん、実際は順序が逆であろうことはわかってはいるが、しかしそれでも、そう思わざるを得ないほどの演出だった。

Louisから始まったKAMIJOソロは、一貫して血と継承の物語である、ということがはっきりとわかる、極めて正しくて、いい演出。この演出によって、ソロデビューシングルであるこの曲にまた新しい命が吹き込まれたかんじがしている。もう5年以上前の曲なのに、こうやって新しい受け止め方をできるのはほんとうに贅沢だし、すごく嬉しい。

また、Louisの間奏のこの部分を見ただけでも、Sangツアーからライヴに声優の演技と映像を合わせた演出を取り入れたのは大大大正解だったのだとわかる。作曲家としてだけでなく演出家としても天才だ、KAMIJO。ほんと才能あるわ。

Louisでの演出の詳細は、この記事内の感想ツイートを見て下さい。7月のツアーファイナルも観ていない人は是非DVDかBlu-rayを買って下さい。

Sang Live at Zepp DiverCity Tokyo (通常盤) [DVD]

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  • 発売日: 2018/12/19
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来年はいよいよ、Symphony of The Vampireのツアー、そして3月にはオーケストラとの共演ライヴ。そこで一旦Sangプロジェクトは終了とのことだが、その先の物語はどう発展していくのか、とても楽しみ。

私は、2016年5月のKAMIJOソロのツアーファイナルライヴには正直がっかりしていて、当時は、こんなことならVersaillesをいい加減ちゃんと動かしてくれよーとばかり思っていたが、2018年のこの圧倒的なKAMIJOソロライヴを観た後の今ならほんとうによくわかる、こんなにも徹底的なソロ活動をしていたら、別でバンド活動などしている暇がない。私はVersaillesからKAMIJOファンになったけれど、やはりこの人はソロになって正解だったのだ。

Versaillesは、2020年頃にでもちゃんと活動してもらうとして、2019年はまだ引き続きKAMIJOソロの世界にのめりこみたいと思っている。

いやー、2018年3月のSangツアー初日、そして7月のツアーファイナル、さらに8月のTOKYO BASTILLE公演でも感じたけれど、今のKAMIJO、つくづくノリにノっている。KAMIJOソロは2013年の初動から見ているけれど、今はほんとうによいものを観られる可能性が高い時期なので、気になっている人は、ぜひ早めにライヴに来てください。



目次


セットリスト

第一部

Throne(SE)
Dead Set World
Theme of Sang
Nosferatu
Emigre
Bloodcast -Interlude-
Vampire Rock Star
BASTILLE
Sonata
Bloodcast -Interlude-
闇夜のライオン
Delta -Interlude-
Castrato
Ambition -Interlude-
Sang I
Sang II
Dead Set World
Vive le Roi
Louis 〜艶血のラヴィアンローズ
Sang 〜君に贈る名前〜

mademoiselle(Instrumental)


第二部

Emblem
Romantic Season
Audrey
The Umbrella of Glass
mademoiselle
Rosen Schwert
PRINCE
TOKYO BASTILLE
薄命~散りゆく百合を見つめながら~
砂の城で眠る恋人
Emblem
冬東京
薔薇は美しく散る


アンコール

Mystery
Moulin Rouge
Royal Blood

Throne(SE)
Theme of Sang(音源)



感想ツイート

全体


第一部


第二部



KAMIJOツイート




過去記事



BUGY CRAXONE NEW ALBUM「ふぁいとSONGS」発売記念 "みんなでがんばろうぜ" @TSUTAYA O-Crest

BUGY CRAXONEのレコ発ワンマンに行ってきた。

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今日は先にセトリを。

セットリスト

わたしは怒っている
ぼくたちわたしたち
ぼくらはみんなで生きている
ハッピーでラッキー
Come on
めんどくさい
いいじゃん
無問題
じきにスターダスト
ベリナイス
平和
ぶるぶるぶるー
フラットでいこう
なんとなくBe happy
たいにーたいにー
すずきのナイスな生き様
ブルーでイージー、そんでつよいよ
ふぁいとSONG

チーズバーガーズ・ダイアリー
ハレルヤ



直前まで出張に行っていたため、帰国後に家に届いていたアルバムを急いで取り込んで、通勤中に数回は聴いてはみたものの、あまりしっかり聴き込んだとは言えない状態でのライブ参加だった。

そんな状況で行ったライブは、めちゃくちゃ楽しめたというわけではなく、これはアルバムをもっと聴き込んでから行くべきだったのだろうか、とか、体調あんまりよくない中で行ったからかな、などとライヴ直後は思っていた。

しかしアルバムをそれなりの回数聞いた今(11月半ば)になって改めて考えてみても、今回のアルバム、やっぱり私あまり好きじゃないみたい。

悪いアルバムだとは思わないし、BUGY CRAXONE(アルバム名)のときのようにはっきりと駄作だなとは思わないけれど、好きではない。前作までのように、アルバムの中のこの曲が好き、とか、このフレーズが最高、というような部分が極端に少ない。今のところこのアルバムの中では、じきにスターダストが1番好きだけれど、それでもパンチに欠ける。

まあ、中学生の頃から20年近く同じバンドを見ているとこういう時期もあるということで、素直に今のBUGYと私が合っていないんだと受け止めて、次の作品に期待することにします。


ライブは特に悪いというわけではなかったが、ものすごくいいと思ったところがなかった。それを悪いライヴと言うのかもしれないけれど。

1曲目からすずきゆきこの伸びやかな歌声にはやっぱり感動したし、相変わらずイントロからかっこよすぎるCome onや、アンコールのチーズバーガーズ・ダイアリーにはテンションが上がった。

しかしながらこうやって、古いアルバム、それも最近のアルバムではなくかなり昔のアルバムの曲にテンションが上がってしまうということ自体、今のバンドと私の歩調があまり合っていないということなのだろう。


本編中のすずきゆきこのミスチルMCには笑った。

(以下全て意訳)「ちょっとこんなこと言って、みんな鈴木のこと嫌いにならないでね」と前置きした後に、「ミスチルがこないだアルバム出したんだけどさ、それに桜井さんがさ、『すごくかっこいいアルバムができたから、これを聴いた後輩バンド、みんな音楽辞めたくなるんじゃないかな』みたいなコメントしてて、ふっざけんなよ!辞めねーよ!ていうか、なんで後輩だけなんだよ。下だけ見んな、上にも言え、先輩にも言えよ。」とのこと。

おおー、さすがすずきゆきこ、というか、鈴木由紀子だ!好きだー。

その後、「いや、我々なんて後輩にカウントされてもいないけどね」みたいに締めていたが、アンコールで出てきたときに「いや、さっき、『こんなこと言ってみんな嫌いにならないで』って言ったけど、ごめん!ひよってた!私、私の発言で嫌われても平気だから、大丈夫!」などと言い出して、またしてもおおおー!ってなった。すずきゆきこ、ほんと好き!



あとこれはバンド自体には関係ないことで、悲しいことに今回のライヴに限らないんだけれど、そろそろほんとうに我慢できないほど客がうざい。いやもちろん全ての客がうざいというわけではなく、ごく一部の客(今回でいうと2名)が非常にうざい、はっきり言うとライヴの邪魔。

すずきゆきこが歌っている最中、演奏中、MCの間、勝手に超大声でしゃべらないでくれ。私はすずきゆきこの歌とバンドの曲を聴きに来ているのであって、あなたの感想を聞きに来ているのではない。感想は後で自分のSNSかブログにでも書いていて下さい。ライヴ中に大きい声で喋るな。

今回は前回、前々回のライヴ時よりはましだったけど、それでも平和の曲中(ていうか、思いっ切りすずきゆきこの歌唱中!)に大音量で雑音入れられたときにはほんとうにキレそうになった。近くに該当の人達がいなくてよかった。

好きなアーティストを観にライブに来ているのに、それ以外の部分でストレスが溜まるというのは非常に辛い。私が今一番追いかけているのはKAMIJOソロだけど、KAMIJOではここまでやばい客は見たことがないので、平和な世界なんだなあと思った。

いや、BUGYも一昨年まではずっと平和だったのに!私が行ったライヴで、あの客が大声出し始めたのは去年のクワトロから。まじ、勘弁してー。せめて、転換中だけとかにして。それならまだ我慢できる。


最後に会場について書く。TSUTAYA O-Crestは今回初めて行った。場所は知っていたけれど、いざ現地に着いてみるとどこが入り口なのかわからず、うっかりO-EASTに入りそうになってしまった。

階段をひたすら上った上に受付があり、中はちょうどいい広さ。ロッカーも中にある。この日は結構後ろまで埋まっていたけど、それなりに観やすかった。シェルターなんかよりずっと、メンバーの顔がよく見えるかんじ。



次は下北沢SHELTERワンマン。あの客達が大声を出さないことを心から祈っている。
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