KAMIJO Celebration-Live 2015 Royal Blood @東京キネマ倶楽部

ライヴレポを書けていなかったけど行ってはいたライヴについて、セットリストだけでもブログに残しておこうシリーズ第一弾

まずは去年7月のKAMIJO活動20周年ツアー初日のキネマから。過去曲のリメイクアルバムRoyal Blood発売の5日後に行われ、そのアルバム名を冠したライヴでした。おお、一年前か…(この記事を書いているのは2016年の7月です)
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当然のことながら、今更思い出そうとしてみてももうほとんど記憶がないので、セトリとツイートを中心に記録。

セットリスト

7/20/2015
KAMIJO Celebration-Live 2015 Royal Blood @東京キネマ倶楽部

Vive le Roi
Rose Croix
Shout & Bites
Dying-Table
冬東京
蝶の花
HEEL
Love will be born again(日本語詞)
BASTILLE
MASQUERADE
Moulin Rouge
憂いの花が綴る愛
Royal Blood


この世で一番美しい薔薇よ
薔薇は美しく散る


Imperial Concerto
片手に夢を持つ少女


ハイライト

  • キネマワンマンは、今のKAMIJOソロではキャパ的に結構きつい。私はいつも通り後ろで観ていたが、フロアはかなりスカスカ。比較的横長の会場なので、後ろで観ていてもステージまで割と近く、ある意味ラッキー
  • 最新アルバムのRoyal Blood発売直後、しかもそのアルバム名をタイトルに据えたライヴだったので、その中の新曲がメインになるのは当たり前ではあるのだが、それでもSymphony of the Vampire大好きな私としてはSymphony〜からの曲がDying-Tableだけというのは残念だった。KAMIJOソロのライヴに行ったら、Throneは聴いて帰りたい
  • 冬東京は生で聴くとアレンジ後でも音源ほどの違いは感じられないものの、それでもやっぱり私はオリジナルの方が好きで、2014年のKAMIJOソロ初ライヴ時にオリジナル版を聴いた時ほど死にそうにテンション上がりはしなかった
  • 蝶の花、Love will be〜、この世で一番美しい薔薇よと、私がさして好きではない曲に限って生で聴くととてもよいという、Versailles後期と同じ事態発生
  • 相変わらずBASTILLEが好きすぎる。Dying-Tableなんかよりずっと楽しい、レッカペ的な。今日は得意の騎馬もあり、大いに笑わせてもらった。何回見てもコント。
  • Royal Bloodは音源で聴くとあまりパッとしない印象だったのだが、生で聴いたらかなりよかった。今日一番の収穫。この曲は単に今回のアルバムの中心曲ってだけじゃなく、これまでのKAMIJOの活動の軌跡を祝う祝福の歌で、もっと大きなスケールの中での曲なんだってことがはっきりわかった。音源ではイントロだけがかっこいい出オチ曲だなーと思っていたんだけど、ライヴで明るい白の照明演出含めて観てみると、サビで一気に開けるかんじがとってもよい。こういう明るく開ける曲ってKAMIJO曲ではあんまりないから、After Cloudia以来の感覚で懐かしく感じた。次はホールで是非聴きたい。
  • 終演後、年末のツアーファイナルにYUKIが参加すると発表されたときの客の歓声の大きさといったら!私も嬉しくて叫んだ。遂に城が動いたねー。


ツイート


…とここまでツイートして、BASTILLE大好きという事実に満足してこれ以降のことは一切メモってなかったので、そのまま記憶がすっぽり抜けている。

MASQUERADEとMoulin Rougeは記憶が全くない。憂いの花が綴る愛は聴くのが久々すぎてライヴ終わるまで曲名を思い出せなかった。私はLAREINEファンだったわけではないし特に思い入れのある曲ではないので感慨もなく。本編ラストのRoyal Blood、これはとてもよかった。音源で聴いてたのと印象違うなー、これホールで聴いたら絶対映えるタイプの曲なんだな。曲のタイプは全然違うんだけど、ライヴで観た光景というか視覚の印象的にはAfter Cloudiaにかなり近い。これにはびっくりした。


アンコール1回目、このあたりでなんか告知があったような気もしないでもないが忘れた。この世で一番美しい薔薇よはとてもよくて、私がさほど好きじゃないベタベタ曲に限って生で聴くととてもいいというVersailles後期と同じ事態になっていることに気づくこと本日数回目。こういう曲の方がKAMIJOの音域とか声質に合っていて、無理せず綺麗に歌えるし自然なんだよね。しかし私は頑張って低音出してメタル曲を歌うKAMIJOこそを今後も応援する。薔薇は美しく散るは2月同様とてもよかった、この曲はアレンジ後の方がいい。好きとかどうとかでなく、もうアレンジがうまい。LAREINE時のオリジナル版は愛着こそあるものの曲としてはそこまで好きでもなかったけど、この新バージョンでMeku付きであれば毎回聴きたいくらいである。

アンコール2回目、Imperial Concertoは結構好きな曲なんだけどライヴでは特に化けておらず、あまり印象がない。ラストの片手に夢を持つ少女、これもR&Rのインタビューを読むとKAMIJO的にはHIZAKI絡みでとても思い入れがある曲だというのがわかるのだが(この記事を書いているのはVersaillesの再結成が正式に発表された後の2016年7月です)、それを考慮してもライヴのラストに持ってくるほどの曲だとは未だに思えない。やっぱThroneか、せめてLouisで締めて欲しい。


メンバーも捌けた終演後、ステージ後方のスクリーンに映像が映し出されて告知が2点あり。1つ目はもしクワとKAMIJOのコラボ、私は興味なかったので静観。

2つ目は、年末のツアーファイナルのゲストの追加発表で、NEW SODMYのYouと、あとJupiterのYUKIも参加するとのこと。TERUとMASASHIの参加は既に発表されていたので、今回のYUKI参加の発表によりHIZAKI以外のVersaillesメンバーが全員揃うことになり、ああこれはHIZAKIの参加もいずれ発表されて、Versailles曲を一曲くらいはやる展開になるんだなーと思った。でも私はこの時点では、Versaillesメンバーの終結もKAMIJO20周年を祝うためだけのあくまで単発イベント的なものなんだろうと勝手に思っていたので、その後正式に完全復活が発表され、年末のKAMIJOツアーファイナル以外にVersailles単体でワンマンをやる流れになるというのは完全に予想外でした。嬉しい予想外だけど。

しかし、このYUKIの参加発表時の客の歓声はすごかったね、KAMIJOソロライヴ(Jupiterのライヴではない)においての客のこの反応一つ見ただけでも、Versaillesはまだビジネスチャンスあるんだなあと思う。去年から、HIZAKIはHeartにギター参加しハロウィンライヴにも出てきて、おてるは今回のKAMIJOのアルバムのアートワークを担当して、かつ年末のツアーファイナルへの参加が決まっており、MASASHIは今回のアルバムに参加してさらにサポートでファイナルだけでなく全国ツアーにまで参加、で今回、アルバムに参加していたYUKIのライヴへの参加も追加で発表になったとなると、もういいからVersailles再結成しなよ、活動休止とか言いつつ、結局同じメンバーでごちゃごちゃやってんじゃん…と言いたくもなるので、 ちゃんと再結成してくれてよかったよ。



そんなかんじで、この日はKAMIJOソロのライヴではあったんだけど、セトリ的にも、最後の告知的にも、Versaillesの存在を強く意識させられるライヴでありました。


次は2015年10月のハロウィンライヴのメモを書きます!(いつになるんだ)

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