2016年5月末の、KAMIJOソロのライヴレポ。
なんだけど、既にほぼ記憶がない。もう一年経ってるからね…(今は2017年4月)
私としてはそんなにいいライヴじゃなかった。いまいち盛り上がれなかった、というか盛り上がりどころがなかった。年末のVersailles復活正式発表後、私の気持ちがKAMIJOソロよりもVersaillesの方に行ってしまっていたから、というのもあるとは思うけど、この日はKAMIJOの状態も明らかに悪かった。
この日のライヴが残念なものだったので、その後ソロのライヴには行かなくなってしまいました。2016年はこの1本しか行ってない。あまりに間が空いてしまったので、そろそろ観ておきたくはあるんだけど。
2017年4月のワンマン@赤坂ブリッツは元摩天楼オペラのAnzi(KAMIJOソロではSymphony of The Vampireのレコーディングに参加していた)とMekuのツインギターが拝めるという素晴らしすぎる公演ですが、平日でちょうど大事な仕事が入っており、どう頑張っても行けないので諦めました。
7月の追加公演ワンマン@Zepp Divercityには行くかもしれないが、ディルのMACABREツアーという私にとっての最優先事項のド真ん中の日程なので、行くかどうかまだ決めてない。しかもまたしても平日!平日が安いのはわかるが、土日にやってくれー頼むー。
と、このライヴの一年後の話へといきなり脱線してしまったが、この日のセトリです。
セットリスト
Vive le Roi
Louis〜艶血のラヴィアンローズ〜
闇夜のライオン
Sonata
Death Parade
幻想トリアノン
Heart
Presto(ピアノ独唱バージョン)
Sacrifice of Allegro(トラブルで中止)
Dying-Table
BASTILLE
Moulin Rouge
片手に夢を持つ少女
この世で一番美しい薔薇よ
新曲(サビ頭がAesthetic〜)
運命
満月のアダージョ
Throne
Rose Croix
Royal Blood
一年たっても覚えていること
さてセトリを貼ったところで、ライヴレポを何も見ないで書こうとしたら、ほとんど何も覚えてない…自分の席からの視界と、新曲の「エステティーック」部しか覚えてない。
なので予定を変更してまずは過去ツイートをひたすら貼って、思い出したことがあればその後に書くことにする。
ライヴ前にしていた、コードネームSGについての推測
ことしのKAMIJOソロライヴ、ライヴハウス公演行ってないのでどんな展開になってるか知らなかったんだけどネットで色々見て新章の展開予告まで今やっと追いついた。年末のグランドフィナーレのときに、映像でちょっと先出しされてたやつだね
— 薫 (@rose_syrup) 2016年4月3日
そして一昨年のHeartにも出てくる謎の伯爵はサンジェルマン伯爵のことでほぼ間違いないであろうと確信を持った。コードネームS Gってのもぴったりだし、マリーアントワネットの子供説も不死伝説も化学の実験室持って顔料の研究してた説も、とにかくKAMIJOソロの物語と辻褄が合いまくる
— 薫 (@rose_syrup) 2016年4月3日
一昨年、Heartでいきなり新キャラとして伯爵が出てきたときには一体どこの誰だよと思ったけど、一年半越しでやっと全貌がわかりつつあってすごいなあ。物語がやたらと壮大。Versailles時から続く不老不死テーマをここまで広げられるとは。やっぱKAMIJOソロ面白いな、新章楽しみ。
— 薫 (@rose_syrup) 2016年4月3日
ライヴ前ツイート
あれ今日ソールドしてないのか。ブリッツ席ありってことはキャパ500を売り切れないってことなのか、ツアーファイナルなのになかなか厳しいな。平日ってこともあるけど、皆Versaillesに行ってしまったのかね。
— 薫 (@rose_syrup) 2016年5月30日
しかし去年末までのかんじでは、このツアーで次の展開が示されそうなものだったのに、結局未だ新曲披露もなしか。夏のVersaillesと重ならないようにするなら、次の音源リリースは秋以降?まあ今日シングル一曲くらいは聴けそうな気もするけど。じゃないと一体なんのツアーだったのか謎になる
— 薫 (@rose_syrup) 2016年5月30日
今日はーPrestoとSacrifice of AllegroとSonataとThroneとMoulin Rougeと闇夜のライオンとBASTILLEと運命とHeartとRoyal Bloodが聴きたい。結局そのあたりの曲が好き
— 薫 (@rose_syrup) 2016年5月30日
ライヴ後、全体について
なんかツアーファイナルにしては地味というか、極めて普通のライヴであった。秋の東名阪ライヴの日程以外は告知もなし。新曲は本編ラストで一曲だけやった。
— 薫 (@rose_syrup) 2016年5月30日
今日のセトリ(画像2枚目からがアンコール)
— 薫 (@rose_syrup) 2016年5月30日
5/30/2016
KAMIJO Japan Tour 2016 “Aestheticism” Omen Final @赤坂ブリッツ
セットリスト pic.twitter.com/Wo8kE4UFNN
初披露の新曲と、この世で〜とかRoyal Bloodとかはありつつも、基本的にはHeartツアーのときとやる曲がほとんど変わってないので、あれ2014年からの違いは一体…?と思ってしまった。まあ私が今回のツアーを回ってないせいってのが大きいのだろうが、ツアーファイナル感がなかった
— 薫 (@rose_syrup) 2016年5月30日
告知は、ワールドツアーから帰ってきた11/6に東京、11/23に大阪、11/27に名古屋で今のソロツアーの続きだそうです。音源の発売日などの告知はなし。
— 薫 (@rose_syrup) 2016年5月30日
年末のライヴみたいに、うわーこれぞエンターテインメント!さすがかみじょ、構成も完璧!と感動しまくることもあれば、今日みたいに「悪くはないけどよくはないし期待以上のものはなかった」って日もあるなあ、まあライヴは生ものだからね。結局新章らしい新展開はまだなかったので、次に期待。
— 薫 (@rose_syrup) 2016年5月30日
KAMIJO自身について
今日は色々トラブってていいライヴじゃなかったな。ムーランでCHISEI.が持ってくるも使われないステッキ、曲中でトラブるMeku、Sacrificeが途中で中止され再演なし、照明切り替え遅れ、かみじょのことごとく出ない高音と連発される歌ミス
— 薫 (@rose_syrup) 2016年5月30日
今日の歌はかなり残念だった。高音が全然出なくて、遂には音下げで歌っていた。この世で一番美しい薔薇よとかRoyal Bloodとか、普段どうやって歌ってるんだ?あと照明、ここぞというところでの照明の切り替えが1.5小節分くらい遅れるのが目立ちまくっててとても残念であった
— 薫 (@rose_syrup) 2016年5月30日
今日はなんだか全体通してかみじょの集中が切れているようなかんじで、メジャーデビュー前の2009年の3月からの春ツアーの雰囲気を思い出してしまった。歌ミスる、歌詞ミスる、セリフ的なMCが文章になってない(台本通りにちゃんと喋れてない)。なんか、今忙しいんだろうねきっと
— 薫 (@rose_syrup) 2016年5月30日
今日のかみじょの歌が結構やばめに聴こえたのは、半年近くライヴを見てなくて免疫が切れていたせいかもしれないので、今日と夏のVersaillesでまた免疫をつけた上で秋のライヴに行けば例え今日と同じクオリティであってもよく聴こえるのかもしれん。それくらい私の聴覚はあてにならない
— 薫 (@rose_syrup) 2016年5月30日
セットについて
セットはいつもの国旗一枚がセンターに、垂れ幕(?)2枚が左右に掲げられてて、ステージセンターに小さい階段があるのみで質素。演出はThrone でのステージ両端からのスモークと、ラストのRoyal Bloodの最後のサビで赤色の銀テープが飛んだくらい。
— 薫 (@rose_syrup) 2016年5月30日
階段の両脇にBCG(ボスコンではなく予防接種の方)の形の照明があって、かみじょが階段降りるときもチカチカしてたから、しばらくBCG型の残像が視界に残っていたよ
— 薫 (@rose_syrup) 2016年5月30日
曲について
新曲はHeartみたいな雰囲気(割と序盤から勢いあって怒涛のまま終わる系)を感じたが歌詞がほぼ聴き取れなかったので音源聴いたら印象全然違うかも。サビ頭がAesthetic〜というように聴こえたので、AestheticとかツアータイトルのAestheticismとかがタイトルかもね
— 薫 (@rose_syrup) 2016年5月30日
今日一番よかったのはなんだろなーPresto独唱は好きだった、私かみじょの曲のピアノアレンジとかオーケストラアレンジとかが大好きだから。いつもより広めの会場だから、このピアノとか、Heart途中のストリングスとか、Heart後のサントラがよく響いててよかった(全て生音ではない)。
— 薫 (@rose_syrup) 2016年5月30日
あとは私やっぱり闇夜のライオンとムーラン好きだなあって思った。Rose Croixも好きだけど完全にその存在を忘れてたので、2回目のアンコールであと2曲と言われたときに「Royal Bloodの他に何があるんだ?」とかなり考えてしまったーなんかライヴ後半にくるイメージがなかった
— 薫 (@rose_syrup) 2016年5月30日
アンコールはよかったな、運命も、アダージョからのThroneも好きだし。ラストのRoyal Bloodも音源だとそこまで好きじゃないけど、生だと祝福の歌としての役割を最大限に発揮する。幻想トリアノンやったのは意外だった、その一方でモナムールはやらないんだねー
— 薫 (@rose_syrup) 2016年5月30日
その他
あとは年末から導入された赤のローズライト、あれ一長一短だなあと思った。真っ赤にどぎつく光るライトを公式グッズとして一度売ってしまったが最後、あの赤に邪魔されない空間はこの先もう二度とつくれない。Versaillesのローズライトよりも色がどぎついから照明演出の幅も狭まってしまう。
— 薫 (@rose_syrup) 2016年5月30日
真っ赤なローズライトは派手だし曲によってはものすごく合うんだけど、よくも悪くもやっぱ強いな。青色の照明がぴったり合っててとてもよかったいつかの幻想トリアノン前半の光景なんかはもう観られないんだなあと思うとちょっと寂しい、自分が最前にでもいれば別だけど私はいつも後ろで観るから。
— 薫 (@rose_syrup) 2016年5月30日
そういえば昨日のライヴで、コードネームS.G.の謎の伯爵というのはサンジェルマン伯爵ですーみたいな種明かしがあるかと思っていたが特になかった。まあツアー名Omenだからなーほんとの新章ツアーファイナルまでにはストーリーの全貌が見えるだろうか。その前にオリジナルアルバムだね。
— 薫 (@rose_syrup) 2016年5月30日
ツイートを貼った後で思い出した感想
- KAMIJOがやばかった。技術的にどうというより、なんか心ここにあらずという感じ。集中できてない。Versaillesのインディーズラストツアーあたりを思い出すようなふわふわ感で、ちょっと心配になる系のあれ。やっぱりVersaillesでいっぱいいっぱいなのかなあ、という印象。
- こういう状態のときに、無理してソロのホールライヴやらなくていいよ…ソロは、サポートメンバーを引き連れているとはいえ一人劇場なので、KAMIJO自身の状態が悪いとライヴ全体がだめになる
- 照明の遅れが激しくて気が散りまくったんだけど、あれはなんだったのか。せっかくのホールライヴ、演出で損するのはもったいないし残念
- KAMIJOは元々歌の上手さでもっているアーティストではない(そして私もそれを期待してライヴに行くわけではない)ので、外部環境がいまいちで世界観が損なわれている中、主役もどこか浮ついている状態だと、ショーとして非常に厳しい
- 2015年末の20周年ツアーファイナルはほんっとーーーに完成度が高く素晴らしいライヴだったので、あれと比べてしまうと、やはりこの日は大ハズレだったなあと思ってしまう
- 赤のローズライトはまじで一長一短。私としては、あの赤いライトのない景色をまた観たい。アーティストの意向と関係なく客が好きなタイミングで点灯させ振り回すにしては、あの赤色の光はどぎつすぎて、元々の照明演出が台無しになる。これホールならまだいいけど、ライヴハウスだとまじしんどいと思う
- Prestoのピアノ独唱がどんなんだったか、全く記憶にない。もったいない!私こういうの絶対好きなのに。
- Sacrifice大好き人間なので、トラブって中断になったのは残念だった
- この日披露されたエステティーックっていうサビの新曲は、結局なんという曲なのか。ノスフェラトゥってどの曲?カストラートって既に披露されてるの?
- 結局謎の伯爵の種明かしってされたの?
- かみじょソロを一年観てないし、ファンの人のライヴレポとかも一切読んでないから、全然展開についていけていません
なんか、よかったところを思い出そうとしたけど特に何も思い出せなかった。残念。
でも私はKAMIJOソロもVersaillesも好きなので、今後ソロもちょくちょく観続けるとは思います。シングルも買うよ。
- アーティスト:KAMIJO
- 発売日: 2017/05/10
- メディア: CD
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