象印 ステンレスボトル SM-ZAシリーズ

久々にコスメ以外の物のレビューでも。

象印 ステンレスボトル SM-ZA

部品がふたと本体の2点だけ。ふたはそれ以上分解せず、パッキンなどの細かい部品も一切ない、というキャップ一体型の真空断熱ステンレスボトル。

たまたま見かけたインスタで知り、画期的!と思ってすぐに購入した。
この構造を、せんとパッキンが一体化したシームレスせん、と象印は呼んでいる模様。


しばらく使ってみた感想

  • ほんとにふたが一点しかなくパッキンなども一切ない(当たり前)。最高
  • ふた内側の飲み口に接触する部分の溝が細深く、洗浄時にスポンジが奥まで入らないので、ここに汚れが蓄積しそう
  • 保温性能は十分、保冷性能は未検証
  • これまで使っていたサーモスの同容量品より若干重いが許容範囲
  • ボトル本体部分の表面が少しざらざらしているので、触り心地はよくない


詳細

本体とふたしかない、というのはほんとよい。我が家には今時珍しく食洗機がないため、これで毎晩の洗い物の手間が確実に減るのは大変よい。

なぜこれまでこういう製品がなかったのだろうか?この構造のものを一度使ってしまうと、ふたと飲み口と本体に分解でき、さらにふたと飲み口それぞれにパッキンがついていて、全部で5、6部品に分かれるような従来構造の水筒は今後はもう買えないわ。

ふたの内部が洗い切れなくて汚れそうというのが一番の懸念だけど、これについては定期的にふた全体を漬け置きするのがよいんだと思われる。全体がプラスチックでできているので、漬け置きしても取れないほど汚れがこびりついたりはしないのではないだろうか。

重さについては、これまでのよりなんとなく重いな、と思っていたんだけど、実際に計ってみたら20g重かった。人は適当に持った物の20gの差を感知できるのだなという、本題とは脱線したところで感銘を受けました。

触り心地はよくない。本体外側はマットな金属ってかんじ。キャップの方は外側もプラスチックなので、粗さはあるものの全体的には樹脂特有のつるっと感が残っているんだけど、本体部分はカサカサ。つめ立てたくない系。一日に何度も触れる部分なので、今後ここの触り心地がよくなるとなおよいな。


まあ、ちょっと気になる部分はあるものの、それを全て合わせても、ふたがこれ以上分解しないという利点の方が圧倒的に大きいので、別にいい。

全体的に満足しています。次もこの構造のものを買いたい。おすすめです。