ついに食洗機を買った(2021年に買って一番よかったもの)

以前からここにも書いていたのですが、私はずっと前から食洗機が欲しかった。

でも住んでいた家のキッチンが狭すぎて買えなかった。

しかし、上の記事を書いた後にまた数回の引っ越しを経て、今年はやっと食洗機を買いました。

今年買って一番よかったもの、2021年ベストバイはこれですね。


目次


Panasonic 食器洗い乾燥機 NP-TH4

買ったのはこれ。

パナソニックのNP-TH4。卓上型食洗機のフルサイズ(パナソニックでいうところの「レギュラーサイズ」)の製品で、一世代古いやつ。

Panasonicの据え置き型食洗機で、プチ食洗ではないフルサイズのものを買うということは数年前から決めていて、今年の秋の新作シーズンに新型が出たらその機能を見て新作と旧作のどちらを買うか決めようと思っていたんだけど、蓋を開けてみれば今年新しく出たのはスリムサイズの新製品でフルサイズのシリーズは新発売がなかったので、旧型のNP-TH4を購入。

最新型のNP-TZ300を買わなかったのは、スペックシートを見たところ特に欲しい機能がなく、最新型である必要性がなかったからです。むしろもう一世代前のNP-TA4でもよいくらいだったが、値段がほとんど同じだったのでNP-TH4にした。


付属品の購入と設置工事

今回は、食洗機本体と、給水と排水それぞれの延長ホースと、分岐水栓の一式を全てまとめてヨドバシドットコムで購入し、設置と水栓工事もヨドバシに依頼した。

本体、分岐水栓、付属品、配送、水栓工事と設置作業まで全部合わせて12万弱(そこから10%分のポイント付与あり)でした。

ヨドバシで買って、工事まで一緒に頼んだのは別にそこが最安値だったからとかではなく、普段あまりにもヨドバシにお世話になっているからです。たぶん、ちゃんと調べて店を選べばばもう少し安くできるはず。私は毎週ヨドバシ.comで何かを買っているくらいのヘビーユーザーなので、食洗機を買ったときについた1万円以上分のヨドバシポイントもその後すぐさま日用品に消えた。


さて、今の家のキッチンの元の水栓は別に食洗機対応していないので、元々の水栓に適合した分岐水栓を選定し、新規購入して付け替える必要があった。家の元の水栓に合う、Panasonicの食洗機用分岐水栓の型番は、Panasonicと提携しているナニワ製作所にメールで問い合わせるとすぐに回答がもらえます。ほんっとすぐ、数分以内。あまりに早すぎてびびった。bot対応とかなのか?
https://sumai.panasonic.jp/dishwasher/bunki/img/ss/supportdesk.pdf

で、無事に分岐水栓の型番がわかったところで、水栓工事を別途依頼しなくてはいけないのかな?と思いきや、食洗機は購入時に家電量販店に一緒に工事を頼めるんですね。ドラム式洗濯乾燥機を買ったときは、購入したお店では水栓の交換をやってくれず自分で別に水道業者さんを呼ぶ必要があったので食洗機もそうなるんだろうと思っていたが、今回はちゃんとパッケージがありヨドハシが対応してくれた。なんでだろ。洗濯機と違って、買い替えではなく新規設置の場合はほぼ必須だから?あんまりトラブらないから?

今回はヨドバシに一括で依頼できたので、ヨドバシから委託された設置業者の人が指定日の指定時間に食洗機を持ってきてくれて、体感30分くらいで水栓工事と本体設置と給排水の接続と試運転と初期動作確認までの全てを手早くやってくれました。いやー便利ー。先に家電だけ届いて後から設置と工事、とかだと大変じゃん、大きくて重くて、まず自分一人ではキッチンに持ち上げられないし。助かりました。


なお、以前の洗濯機のときの水栓工事は紆余曲折の結果クラシアンに頼んだのですがあれはあれで正解だった。その後も、引っ越しのたびにクラシアンに水栓工事をお願いしている。過去数回作業を依頼して、明瞭会計だしぼったくられないし、何も問題がなかった。次の引っ越しのときの洗濯機と食洗機の水栓工事もクラシアンに依頼する予定。


使ってみて

最高。数年来の夢が叶った。


何がそんなに最高なのか;毎晩のストレスが減る、数多くの小物をちまちま洗わなくて済む

何がいいって、そりゃ食洗機なので当たり前ですが、毎日数分から十数分かけていた食器洗いに費やす時間、そしてそれに付随するストレスが9割以上消えたところです。

食器洗いが好きだという人は手洗いすればいいと思うが、私は別に好きじゃない。腰も痛くなるし。そして、実際の作業に時間がかかること自体も嫌だが、「あーお皿洗わなきゃー」と毎晩思うことの方がもっと嫌。時短のためとかどうとかいうより、ストレス解消ツールとして食洗機を買った。

あと、これはドラム式洗濯乾燥機についても同じことが言えるんだけど、私がこの手の家電を買ってよかったなーってつくづく思うのは、細かいものを複数洗うのに必要だった手数とストレスが減ることの方であって、数少ない大物を洗えることではない。

フライパンや大鍋を自分で洗うのはたしかに面倒だし、やらずに済むのならそれに越したことはないが、例えば皿やらコップやら箸やらを自分で30個洗った後にまだフライパンを洗うのと、全ての食器類を全て食洗機につっこみスイッチを押した後で残ったフライパンだけを自分で手洗いするのとでは、ストレス度合いに雲泥の差がある。

なので後述するように、日によって食洗機に入り切らない大物が残って結局数点は手で洗う必要が生じても、私はこれで十分満足している。

ドラム式洗濯乾燥機でもよく「タオルがふわふわになるのがいい」とかいうことが言われているけど、私はそういう仕上がり面より、靴下だのなんだのというちまちました小物を毎日何十点も一つ一つ干さなくてすむようになったというところに一番価値を感じている。


他詳細

  • NP-TH4の庫内容量は50Lで、一日分の食器が一回でほぼ全て入る。フライパンや小鍋も、入れ方を工夫すればたしかに入る。
  • ただし公式が言う食器点数40点が実際に入るかどうかはかなりあやしい
  • 食器の入れ方というか並べ方にもコツがあり、極力多くの食器を、うまく洗われるように入れていく作業はさながらパズルのよう。
  • 大皿や大鍋が入り切らないときもあるが、残るのはせいぜい1、2点なのでそれは自分で洗うし、上述した通りその程度なら私は苦にならない
  • Panasonicのレギュラーサイズを買ってこんな状態なので、今年新しく出たスリムタイプやプチ食洗だと容量不足で私の使い方には厳しいと思われる。レギュラーサイズを買って正解だった。

  • 汚れは十分落ちる。私の雑で適当な手洗いよりもむしろ綺麗に洗えているのでは?
  • 普段はお湯だけで食器の汚れをざっと洗い流してから食洗機にセットして、洗剤1プッシュ、モード2で運転していて、それで汚れは普通に落ちる。モード2にしている理由は特にない、もしかするとモード1でもいいのかもしれない(追記:最近は洗剤1プッシュにスピーディ+80℃すすぎモードにしてる。これでも十分汚れが落ちる)
  • 特に、油汚れが意外なほどによく落ちる。汚れがひどいときは洗剤を2プッシュにしたり、モード3にしたりで対応してはいるが、かなり適当。それでもしっかり落ちる。洗剤と高温水の威力すごい。
  • 鍋底に糖分がこびりついたような系統の汚れは食洗機にかけても取れないので、自分でスポンジでこすり洗いした方が早い。
  • 洗い立ての食器をすぐに使いたいという機会がないため、普段乾燥機能は使っていない。洗浄が終わった後に蓋を開けて、ざっと水気を切ってそのまま放置しておけばすぐ乾く。

  • どの食器が食洗機対応で、どれが非対応なのかがわからないし、高価な食器を所持していないので、食洗機購入後はあらゆる食器全てを食洗機につっこむという雑運用をしている。それで割れたり、著しくガラスがくもったりしてきたら捨てて買い換える前提。今のところ何も割れていない。


かくして、「ちょ、未だに複数名分の皿を手で洗ってるの?」「21世紀なのに?」「そこは機械にやらせようよ」などと、事あるごとに友人たちに煽られる日々は終わりを迎えました。

よかったですね。


その年に買って一番よかったものシリーズ 過去記事

ここからはおまけで、去年までの「今年買って一番よかったもの」まとめ。

買い物カテゴリの過去記事から、思いつくものをピックアップ。

2020年

  • 象印のシームレスせんボトル

一年通してあまり買い物をしなかったが、強いて言うならこのパッキンなし水筒かな?買い足して今も使ってる。

2019年

  • アンプリチュードのリキッドファンデ

  • KAMIJOライヴ最前

KAMIJOのどっかのツアーのどっかの会場で一桁整番を引いて最前柵で観れたこと(これは買ったものというより、一番運がよかったもの、ってかんじだが)

ていうかこの年、「一番」よかったものが3つもあるぞ

2018年

  • 日立のドラム式洗濯乾燥機

これがない生活はもう無理

2017年

特にこの機種自体にはなんの思い入れもないし、別にこれじゃなくてもよかっただろうが、やはり家電はよい

2016年

購入後にリコールになったため、数年前に新しいものと交換された。毎朝これで超熟を焼いて食べている。

2015年

2014年以前のまとめ


12/29追記
今週のお題「買ってよかった2021」に参加しました。