念願のドラム式洗濯乾燥機を買った、その後の話。
機種選定、購入から設置までのことを書いた過去記事はこちら。
購入後、毎週欠かさず使っているわけですが、9割以上満足している。買ってよかった。
以下は、それまでずっと一人暮らし用の縦型洗濯機を使っていた私が初めてドラム式洗濯乾燥機(日立のBD-NV110B)を買って、7月の設置から3か月以上実際に使ってみた感想メモ。
日立 ドラム式洗濯乾燥機 ビッグドラム 左開き 12kg シャンパン BD-NX120BL N
- 出版社/メーカー: HITACHI(日立)
- メディア: ホーム&キッチン
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目次
素晴らしい点
洗濯前後に天気を気にする必要性がなくなった
洗濯乾燥機を買う前は、洗濯物はほとんど外干ししていた。そのため、洗濯する前にその日と翌日の天気を確認し、大丈夫そうなら洗濯する、雨が降りそうであれば洗濯を翌日以降に回すか、雨が続くのであればやむなく部屋干しする、ということを判断をこれまでほぼ毎晩していた。
新しい洗濯機を買って、乾燥まで洗濯機がやってくれるようになってから、その毎日の判断が面倒だったのだということに初めて気がついた。
今は、洗濯したいときには何も考えずにまず洗濯機を回せる。洗濯後、乾燥までかけられない少量のものを取り出して自分で干して、その後は天気に関わらず基本的には乾燥まで進めてしまう。たまに、週末など時間があるときに晴れていれば、全て洗濯で止めて外干ししたりもする。
いちいち考えずに、機械的に家事を進められるっていうのがすごく楽。洗濯前に天気を確認する、天気が怪しいなと思いながらも雨続きだから洗濯しようと決断する。そういう数十秒が、もうストレスだしめんどくさい。
洗濯後の洗濯物の分類と移動にかける手間が激減した
これまでだって洗濯自体は洗濯機がやってくれていたが、じゃあ何が嫌だったのかといえば、洗濯終了後に洗濯物を洗濯機から出して、それをリビングまで運んで、分類しながらベランダに干して、取り込んで、再度分類し各所にしまう、これが非常にめんどくさかった。
しかし洗濯乾燥機の導入後、この手間が激減した。ほとんどのものは洗濯後乾燥までかけて、その後、タオルなどは乾燥機から直接洗面所の収納へ入れる。他のものも、乾燥機から出したらその場で分類してそのまま各部屋に収納。
外干ししていた頃は、
- 洗濯機で洗濯→分類→ベランダに干す→取り込む→分類→各部屋
というフローだったのが、乾燥機を導入してから
- 洗濯機で洗濯・乾燥→分類→各部屋
に短縮された。この差は非常に大きい。洗濯機から出したタオルをベランダに干して、その後また洗濯機のある洗面所に戻すなんていう無駄な動きをしなくてよいのだ、最高。
洗濯頻度を、毎日から2日に一度に下げられた
これは洗濯乾燥機にしたからではなく、単に洗濯容量が増えたからだけど、これまでほぼ毎日洗濯していたのが2日に一度ペースでよくなった。
また2日に一度は洗濯するにしても、上に書いたように手間が激減しているので、負担感はあまりない。
乾燥直後に取り出せばシャツもしわしわにならない
乾燥終了後すぐに洗濯機から出せば、シャツもあまりしわしわにならない。これには結構驚いた。乾燥終了後一晩置いておくと、他の洗濯物の重みで普通にしわしわになる。
まぁ私は自分のシャツやブラウスは洗濯後に取り出して、乾燥機にかけずに干しているのであまり関係ないが。
惜しい点
投入する洗剤量が非常にわかりづらい
入れた洗濯量に対して必要な洗剤量が、「〇〇杯」のように謎の体積単位で洗濯機に表示されるのだが、これがめちゃくちゃわかりづらく、3か月経った今でも未だに攻略できていない。
「〇〇杯」と表示された体積量を、各洗剤で言うと何mlなのか(洗剤によって変わる!最悪。)に一度換算し直し、さらにそれは各洗剤のキャップでいうとどの目盛りまでなのかをいちいち考える必要があるので、毎回頭が混乱する。いつも同じ洗剤一種類だけを使っているのであれば特に混乱も起こらないんだろうけど、私は液体洗剤、粉末漂白剤、液体柔軟剤、おしゃれ着用の洗剤、などと複数の洗剤を使っているので、毎日のように洗濯していても必要な洗剤量がよくわからなくなってくる。
この洗剤量問題に関しては、もう私は覚えることを諦めた。洗濯機の取扱説明書の中の必要洗剤量が記してあるページを洗面所の壁に貼り付けて、いつもそれを見ながら洗剤を計量し、洗濯している。アナログ。
この洗濯機を使い始めてから、私はようやく「何も考えずに1つ入れればよい」というジェルボール型洗剤の便利さを理解した。洗濯物量がどうであれ洗剤を1つ入れる、っていうの、かなり雑なシステムだけど、たしかに楽だわ。
柔軟剤を入れすぎると衣類ににおいがつく
初めて洗濯乾燥機を使ったときに失敗した点。規定量の柔軟剤を入れると、衣類に妙なにおいがつく。使用初回時にいきなりこれをやってしまったので、仕上がり後にびっくりした。
その後、原因をネットで調べてみたり、色々試行錯誤したりして、柔軟剤を規定量よりもかなり少なめに入れるか、もしくは入れなければ、乾燥まで行ってもこの匂いはしないことがわかった。洗濯の段階で残った洗い残しや、繊維に柔軟剤が多く残ったままのタオルなどをそのまま乾燥に入れると、このにおいが発生するらしい。
今は洗剤量は規定量、柔軟剤はごく少量にし、注水すすぎを複数回入れるようにしている。粉末洗剤にするものもいいようだが、ほとんどの粉末洗剤は蛍光剤配合なので躊躇している。
色移りしてしまったときの色移り度合いがすごい
そんなに頻繁に新しい服を買うわけでもないし、これまで、服からタオルなどへの色移りはほとんど経験してこなかったのだが、この洗濯機に変えてからは色移りが既に数回起こっている。しかも、かなりがっつり色写りする。
これまでの縦型洗濯機では水をたくさん張った中で洗濯物が回っていたのに対し、ドラム式洗濯機では、少ない水量でドラムの中で衣類をぐるんぐるん回しながら叩き落として洗うというようなことをしているので、色移りも激しいのだろう。これまではあまり気にしていなかったけど、新しめの服は必ず別に洗うようにしないと、薄色のタオルが死ぬ。
総括
上に書いたように惜しい点もあるが、それを大幅に超える便利さがあるので、新しい洗濯機を買ってほんとうによかった。
近年、複数回引越しをして賃貸を転々としていたものの、古めのマンションにばかり住んでいたせいでこれまでドラム式洗濯乾燥機を買いたくても買えなかったのだが、ドラム式を置ける今の家に引っ越して、そして引越し後すぐに新しい洗濯機を買ってほんとうによかった。
今年買って一番よかったものは、断トツでこの洗濯機だろうと思っていたが、実はそれ以前に、ドラム式洗濯乾燥機を置ける家に引っ越し先を決めたこと自体が一番いい買い物だったんだと思う(厳密には賃貸だから購入ではないが)。もうこの先は、ドラム式を置けない部屋には住めない。
やはり家電にお金をかけるのは大正解だね。今後も、生活を楽にするための家電は積極的に取り入れていきたい。
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