フレアフレグランス フラワー&ハーモニーの香り

以前、愛用していたレノアハピネスのクラッシーフローラルが廃番になった記事を書いた。
2年以上前に書いたものなんだけど、未だに結構読まれている。クラッシーフローラルをまだ探している人がいるんだね。わかるー、私もあの香り好きだったー。なぜ廃盤になってしまったんだ。
あの青いボトルも絵柄もよかったよ。

今日はその後の話です。


目次


レノアハピネス クラッシーフローラルのネット通販在庫状況(2021年5月時点)

クラッシーフローラルの在庫はAmazonでかろうじてまだ売っているが、在庫が不安定。そして高い。中身が品質劣化しているようなレビューも散見されるので、購入時は気をつけて下さい。

こちらは一つ前のバージョンのパッケージなので、さらにかなり古いものだと思われる。

楽天にも在庫がある。



クラッシーフローラルが販売終了になって、私もしばらくは各ネット通販で在庫を買っていたものの、だんだん価格が上がっていくし、品質劣化も心配だし、何よりいつまでも廃番品を買い続けるわけにはいかないので、割と前に他の柔軟剤に乗り換えた。

私はクラッシーフローラルの香りが大好きだったので、これと似た香りの柔軟剤が他にあればぜひそれに乗り換えたかったのだが、実店舗で香りテスターを嗅ぐ機会がほぼないこともあり、結局生産終了後2年経った今でもこれと近い香りのものを見つけられていない。近い香りのほかの柔軟剤を知っている人がいたら、ぜひ教えて下さい。


フレアフレグランス フラワー&ハーモニーの香り

それで、次に使い始めたのがこれ。

フレアフレグランスのフラワー&ハーモニーの香り。

クラッシーフローラルを使い始める前に、しばらく使っていたフレアフレグランスに戻した形。

私は香りのことはよくわからないので自分の好みすらまともに説明できないのだが、フローラルすぎなくて、割とフルーティ寄りの甘めの香りが好き。そういう意味で、このフレアフレグランスのフラワー&ハーモニーの香りは好きだったし、白ベースのパッケージも好きだったし、使っていてなんの不満もなかった。

クラッシーフローラルの次に買ったときのパッケージがこれ、今現在のパッケージよりもこっちの方が断然好きだったな。今のはちょっとどぎつい。

そういえば、クラッシーフローラルの前に使っていたとき、数年前の同じ製品のパッケージはエメラルドグリーンだった。

これ懐かしいな…柔軟剤のパッケージって結構しょっちゅう変わるよね。

クラッシーフローラル後は詰め替え用を買ったりしつつ、たしかこれを数回は使った。ここで落ち着いておけばよかったのに、飽きっぽい私は途中で魔が差して、不満がなかったにもかかわらずまた他の柔軟剤に乗り換えることに。


レノアハピネス パステルフローラル&ブロッサム

それが、レノアハピネスのパステルフローラル&ブロッサム。

なんでこれに変えたのか?特に理由がない。強いて言えばフレアフレグランスに飽きたから。香りテスターも嗅がず、パッケージの見た目と流し読みした香りの説明文の印象をもって、勘だけでこの香りを選択した。

そして失敗した。


この香り、系統的には私の好みからそんなに激しく外れているわけでもないと思うのだが、とにかく香りがきつい。全体的に香りが強くて、使用量を間違えると、いや間違えなくても、使っている自分自身でも酔いそうになる。

香りはなんだかパウダリー感が強い気がする。製品名の「パステルフローラル&ブロッサム」の「パステル」部分にこのパウダリーさが含まれているのだろうか?購入時の私にそこまでの読解力はなかった。

レノアハピネスの公式サイトはiPadSafariブラウザから見ると何もかもが文字化けしてしまい、公式の香りの説明が読めない(数年前からずっとそう、直す気がないのだろうか…)のだが、Amazonを見ると、この製品は「フリージアマグノリアに爽やかな青リンゴを加えた、やわらかいフローラルの香り」だそう。もしかすると私が感じるパウダリーさはフリージアマグノリア起因なのか?でもマグノリアってあんな香りしないような。フリージアの香りは全くわからない、そもそもフリージアがなんなのか、からしてわかってない。


ああこの香りは私に合わない、失敗した、と思いながら、ケチなので結局数か月かけて全て使い切った。この製品は香りが強いので使用量を減らす必要があったというのもあるし、そもそも数年前に洗濯機をドラム式に替えてからは柔軟剤の使用量が減っているという背景もあり、結構時間がかかった。でもかなり頑張って無理して使い切った。

いつもの流れである。ケチすぎかつ目先のことしか見ないので、数100円すら損切りできない、投資とか向いてないと思う。でもたぶん、今後は二度と買わないので本体ボトルは捨てた。


そしてまたフレアフレグランスに戻った

結局フレアフレグランスに戻しました。

今使っているのは、上で書いたのと同じフラワー&ハーモニーの香り。

今のところ落ち着いて使えている。洗濯開始のたび、乾燥開始前に一部の洗濯物を取り出すたびに「いや、香りすごいな…」と思うこともなくなった。


この製品に戻して感じるのは、フレアフレグランスの方がレノアハピネスよりもやや香りが弱いのだろうとは思うけど、それに加えて、好きな香りだからこそその香りを強く感じないというのが多分にありそうだなあということ。

インバストリートメントとか、ボディソープとかにしてもそうだけど、自分の好きじゃない香りのものを使っているときには毎回「香りがきつい」と感じるくせに、自分が好きな香りのものを使っているときには別に毎回「あー、香りがいいなー」とは感じてない。実際には、香りの存在をほとんど気にせずに使えてしまう。好きな香りは自分の中ではあまりに自然すぎて、特に意識せずに流してしまう、というのがありそう。

香りとか味とかって、異なるジャンルのものを単純に定量分析した結果と、人の官能試験の結果がちゃんと合うものなんだろうか?同じ量でも、一般的にあまり好まれない種類のもの(苦味、えぐみ、刺激臭、腐敗臭)をより強く感じる、というのは生物の歴史的にありそうだけど、そうではなく単に個人の好みの範疇で嫌いなものでも、強く感じるなんてことがあるんだろうか。気になる。


なんか最後は別の話になってしまったが、柔軟剤の近況でした。