コパトーン シークレットチェンジUV

これもMimiTVでもらったもの。

最近新しいコスメを全然買ってないので、試したものはほぼ全てがもらいもの。

コパトーン シークレットチェンジUV

コパトーンの色付き日焼け止め、全5色。

こんなにたくさんもらっておいてなんなのだが、私には合ってなかった。


日焼け止めジェル、と言っているが実際にはジェルというよりゆるめのクリーム状。それなりに固いので引っかかりがあってそこまで伸ばしやすくはなく、全顔にしっかり塗ろうとするとどうしても肌をこすってしまう。

まあそれはまだいいが、致命的なのが持ちの悪さ。かなり崩れる。クレンジングを使わなくても普通の洗顔料だけでメイクオフできる石けん落ちを謳っているけれど、別に石けんなど使わなくとも汗やこすれに弱く、経時でよれるし、どろっと溶けるように落ちる。

この崩れやすさでは日中、特にマスクありでの夏場の外出時に使うのは到底無理。私はモニター期間中の5月末から何回か外出時に使ってしまったが、その当時の暑さで使っただけでも「これは無理」ってなった。

ちなみに、たしかに石けん落ちです。私はクレンジングを使うけど、普段使ってる日焼け止めと比べてするんって落ちる。なので、崩れやすくてもいいからクレンジングを使いたくないという人にはたしかにいいのかも。


で、とにかく崩れやすいので、公称のSPFは50+だけど、夏場の外出時に使ったときの実際的なSPFはよくて15とか、なんならもしかするとそれ以下なんじゃないかと思われる。汗をかかない季節に、一日自宅から一歩も出ない日の念のための日焼け止めとして使うのがいいのでは?

この製品に限らないが、そもそも紫外線吸収剤系の日焼け止めのSPFPAは、実際に素人が常識的な使い方で使うと公称ほど高い数値が出ないと私は思ってる。特に紫外線吸収剤系でジェル以下の粘度のものは、紫外線反射剤の系統と違って厚塗りできないし厚塗りを前提としていない(だから使用感がいい)ので、普通に塗るときの使用量だと紫外線反射剤系以上に公称通りのSPFPAが出ないものが多いんじゃないかな。

毎年夏になると、使用感のいい日焼け止めが「水みたいで塗った感が全然ないのにSPF50ですごい!」的にベタ褒めされるのが恒例ですが、実際問題そんなに粘度も比重も低いものを2mg/cm2の量でなんて塗り重ねられなくないか?私は身体用にはニベアのジェルを使ってるけど、公称のSPFなんて全然出てないだろうなと思いつつも使用感を重視して選んでる。顔はこれ以上日に焼けたくないから、紫外線反射剤系(キュレルのデイバリアUVローションかUVミルク)を使う。


脱線。

この製品は色付きだけど、私の肌の上では色補正効果はほぼなかった。特に青の色みは二度見するくらいドぎついので初めはビビるが、常識的な量を肌に伸ばすと大して色は残らない。

これを伸ばすと

こうなる。

矢印つけないと、どこに何が塗られているのかが自分でもわかりにくい。ちなみにこれは塗った直後に撮ったので、時間が経つとさらになじんで色みはほぼ感じられなくなる。なのでカラーコントロール剤としての使用には向いてないかな。ほとんど気持ちの問題でしかない。

仕上がりは若干ペタペタ系。サラサラではない。つるっと仕上がってつや系の範疇だとは思うけど、変にキラキラしたりチラチラしたり白光りしたりしないところは好きでした。あとは、ピンクとか黄色を使うと、塗り広げているときだけ色の効果で一瞬だけ気分は上がる。


まあせっかくもらったので、外出しない土日とかにせっせと消費していきたいと思います。身体用として大量使用できるほど伸びがいいわけじゃないところが痛かったが、あくまで顔用に使っていくつもり。