2017年MACABREツアー&Epic Rock Orchestra追加公演

お盆休みとか一斉夏休みとかが特にない会社で働いていますが、7月に早くも夏休み取って行ってきました、DIR EN GREYのMACABREツアー!
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2014年のGAUZEツアーで突然ディルに返り咲き、いきなり6本もライヴを観てしまった私ですが、その後発表された怒涛の回顧ツアーのうち一番楽しみにしてたのがMACABRE。

MACABREは作品としても未だに割と好きで、自分がリアルタイムで参加したツアーで、中学生から高校生の頃の、ディルファンとして最も熱心で最も楽しく最も正しくライヴを観ていた青春時代のツアー(正確にはMACABRE本ツアーだけでなく、Deityツアー〜蒼天の霹靂までを広く含む)なので、本発表前からずっと楽しみにしていた。

この後のWitheringツアーは、音源は大好きなのにライヴとなると私の観たいものではないという、私としては残念だったオリジナルツアーを今再度観るとどうなるのか、という意味で楽しみなんだけど、それとは真逆の理由で楽しみにしてたのがMACABREツアーだった。


MACABRE曲とツアーには、とにかく思い出がありすぎる。

【KR】が音源としてリリースされる前に先行披露されてて、歌詞が正式発表されていないうちからくるりくるり言いながら北関東まで電車で行っていた2000年のDeityツアー、延期になって真冬に行われ雪がちらついていた2001年のMACABREホールツアー、そして夏休みを利用して大阪2公演(とディズニーランド)と東京ベイNKホールの3公演を制覇した2001年の蒼天の霹靂。

どれも馬鹿みたいに楽しかった。中高時代はそれこそディルのライヴを励みに定期試験の勉強してたし、ディル友とばかりつるんでた。私の10代の思い出はディルと共にある。


そんな懐かしのMACABREツアーが、2017年の今年、ついに復活!これは行くしかない。平日だろうがなんだろうが、行くしかない。行かざるを得ない。即決。

ということで遠征してまで観に行くことにして、そのために会社は4日間休んで、ライヴ以外はひたすらホテルにこもってだらだらしようと思っていた、当初は。

しかし、後からそのMACABREツアーの最中にKAMIJOソロのEpic Rock Orchestra追加公演が入ってしまい、悩んだ結果、KAMIJOを観るためだけに一度東京に戻ることに。


かくして、私の一週間の予定は下のようになった。

6日間でライヴ5本、うち4本が地方。

仕事の出張でもここまで行ったり来たりしないわ、というかんじだけど、全て観たいのでやるしかない。たまたま、ホールライヴが3本だったのはよかった。全部スタンディングで、しかも柵がないようなライヴハウスだったりしたらたぶんきつかった。



で、ライヴ。ライヴレポというかメモはセトリ含めて後日(一年後とか…)書くけど、MACABREツアーはとーーーってもよかったです。いいものを観た!って、何度も何度も思った。

セトリや演出やメンバーの状態が日によって少しずつ違うとはいえ、基本的には同じライヴを6日間で4回も続けて観てるのに、この感受性低めの私が毎回感動してしまう、これはすごい。


2014年にGAUZEツアーでディルのライヴに返り咲いたとき、私が一番驚いたのは、最近のディルの歌より演奏より何より、演出技術とセンスのよさ、そして正しさだったんだけど(例えそれが悪趣味方向であったとしても正しい演出ってあると思う、私の好みではないことも多いが)、今回のMACABREツアーでも演出のよさが際立ってた。

私の中で、16年前のオリジナルのMACABREホールツアーは、それまで観てきたディルのライヴの中で初めて、バンドが正しい意味で「ホールを制した」ライヴで、単に馬鹿楽しいだけじゃなくて、作品としてよいものを観ることができるようになったライヴだったんだけど、今回はそれをさらによい状態で観ることができた。

MACABRE(曲名)での薄幕演出とか、ザクロでのミラーボールとか、オリジナルツアーを再現したような演出がいくつかあって、しかもそれが当時よりもグレードアップしていてさらによい結果を出していたのは、過去ファンとして非常に嬉しかった。


MACABRE以外から、というか未だに最新アルバムであるARCHEからの選曲も私好みで嬉しかった。鱗にrepulsionにficklenessに
濤声。ことごとくよい。

まあ、AshとJEALOUSと業と、羅刹国からのザクロという、16年前の個人的懐かしポイントが再現されなかったのは正直残念だったけど、これは回顧ツアーではあるが再現ツアーではないので(たぶん)、私のような過去ファンがそんなことを言っても仕方がないし、そういうくだらない懐古意見は無視するべきであろう。


しかし、MACABREはやっぱりホール向きの作品だったね。ツアー日程が発表された当初、名古屋はまあ行くとして(名古屋民じゃないのに…)、大阪も行くかどうか一瞬迷ったんだけど、行ってよかった。MACABREはやはりホールで観るべき。ゼップも楽しかったけど、公演の完成度で言ったら大阪の方がよかった。ライヴハウスだと限界がある。

ほんっと、DIR EN GREYのライヴは総合芸術!ライヴというより、もはや体験型アート。ここ数年よく思うことだけど、今回のツアーではより強くそう感じた。つくづく、よいエンタメを観た。


次はWithering to death.ツアーをサクッとだけ観て、私のディル回顧ツアーは終わりです。GAUZE、VULGAR、鬼葬、MACABRE 、そしてウィザと、オリジナルのライヴを観たツアーは全部観ることになるけど、今のところ、MACABREが断トツでよかった。他ツアーも楽しさはあったけど、楽しさどうこうじゃなくてライヴ自体のよさは、MACABREが圧倒的。いいツアーでした。



そうそう、ディル大阪とディル名古屋の間に、わざわざ東京に一度戻ってまで観たKAMIJOソロは、うーん、正直期待外れだった。

いや、よかったよ、よかったんだけど、それはあくまで企画がよかったというだけで、ライヴの完成度自体はよくなかった。

企画最高、サポートメンバー最高、ピアノもバイオリンもチェロも最高、曲も最高、なのに肝心のKAMIJO本人がだめじゃん!どうしたの、しっかりして!というかんじ。勝負の企画だから気負いすぎてたのか、直前に腰を痛めて限界だったのか、集中切れててよい状態じゃなかったです。こないだのVersailles 2daysは、力抜けてたにもかかわらずよいもの観られたのになー、残念。

KAMIJOソロを観るのは去年5月の赤ブリ以来で、あれもそんなによいライヴじゃなかったので、ここ数年ソロでいいものを観られていないことになっちゃうんだけど、その間に出してる楽曲(カストラートね)は間違いなく最高なので、気長に次の機会を待ちます。

カストラート (初回限定盤)

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と、移動中の電車の中やらソファーの上やらでスマホだけで書いてみた。最近、家でパソコンは仕事以外には全く使わなくなったけど、ライヴのメモを書こうとするとついつい長文になってiPadじゃないと書けなくてますます更新ハードルが上がるので、たまにはスマホでさくさく短文更新したい。

と書いたら3000文字超えてた。全然短文じゃないー。