KAMIJO Halloween Special Live 大仮面舞踏会@東京キネマ倶楽部

ソロになってから初のフルアルバム「Heart」を9月24日にリリースしたKAMIJO。

リリース後一か月経って、遂に初の全国ツアーが始まりました。初日は東京キネマ倶楽部で、スペシャルゲストも複数呼んだハロウィンパーティ。

東京でのライヴということで、7月ぶりに行ってきました。
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KAMIJO分のセトリはこちら

Dying-Table
Sonata
Rose Croix
サンクチュアリ
幻想トリアノン
闇夜のライオン
Presto
Sacrifice of Allegro
Royal Tercet
Louis〜艶血のラヴィアンローズ
Romantique


Moulin Rouge
追憶のモナムール
片手に夢を持つ少女


BASTILLE
MASQUERADE(Versailles
Death Parade

KAMIJOパート以外は、下記の通り。

  • Romantique後、MUが2曲、Schwarz Steinが2曲、Shauraが1曲披露
  • 片手に夢を持つ少女後、MUが1曲、Schwarz Steinも1曲披露


今日のハイライトは

  • 片手に夢を持つ少女でHIZAKIが登場、KAMIJOとサポートメンバーと一緒に演奏
  • KAMIJOとHIZAKIが同じステージで共演するところを2年振りに見た
  • しかもやっぱりMASQUERADEやってくれた
  • MASQUERADEからラストのDeath Paradeまではゲストも全員ステージに上がって、華やかに終了
  • セトリがひたすら意外だった。アルバム発売後初のライヴだけどHeartメインではなかったし、それにしても謎
  • KAMIJOは声の調子も音程の調子も結構よかったが、集中力不足というか、歌に入り込みきれていないかんじがして、全体的に上滑ってた。前回ほど強烈に引き込まれるライヴではなかった
  • 数年前までの、何の節目でもないライヴのときのようなぐだぐだMCと、それをひたすら苦笑とつっこみで生温かく受け止める客との掛け合いが懐かしくも新鮮で、そこは割と楽しかった
  • HIZAKIは改めて見るとやっぱ派手。めちゃくちゃ動くし、出てくるだけでステージが華やかになり、惹きつけられる
  • Kayaちゃんは数年前に見た印象とだいぶ変わってた
  • MUはボーカルの歌も声もノリもなかなかよいが、アコースティックバージョンだった今日は昭和の歌謡曲に聞こえた
  • Shauraが悪い意味で気になりすぎる、歌と声は相変わらずよい

HIZAKIも出てきて一緒にMASQUERADEやるなんてほんとにレアで楽しかったけど、KAMIJOは終始気が散ってるかんじがして、私としては前回のワンマン時ほどテンションが上がって上がってどうしようもないということにはならなかった。が、ちゃんと盛り上がってたし特に悪い部分があったわけでもないので、たぶん私以外の人が客観的に見ればそれなりにいいライヴだったと思われる。

というわけで、あとは覚えてることをメモ。今回は特に、他の人のライヴレポとはセトリの時点で既に全く整合が取れないので、真偽のほどが普段以上にあやしくはあるが、ひとまず自分の記憶だけを頼りに書きます。この日はMCが結構楽しかったのでその内容メインで。いつも通りMCの内容は全て意訳。


7月の初ワンマン以来のKAMIJOライヴ、会場は前回と同じ東京キネマ倶楽部

今回は前回と違ってサポートドラマーがShinya(DIR EN GREY)ではないので、スペシャルゲストが複数いるとはいえ動員どうなるかと思っていたけど、やはりソールドはしなかった模様。開演前の会場前も、前回よりはだいぶ空いていた。

フロアに入ると、いつも通り開演前のSEが流れている…と思いきや、ふと左を見ると、階段上の踊り場部分にサイケな服装のDJがいる。後にKAMIJOが紹介していて知ったがKerwinという人らしい。

開演前、この人が何度か立ち上がって客を煽ろうと頑張っ ていたが、客層とノリが合わないのか、最後までいまいち盛り上がらず。途中、「薔薇は美しく散る」(LAREINEバージョンではない。カフェで流れてるような癒し系声のカバーみたいなかんじ)が始まった瞬間はつい吹いた。LAREINEバージョンだったら爆笑してるとこだった、危ない。他、Raphaelの「秋風の狂詩曲」(たぶん)とか、capsuleっぽい曲、Versailles時によくかかってたようなクラシック、いかにもハロウィンっぽい曲なんかがかかった。


たしかちょっと押して開始。

暗転後、最初にDeath Paradeが流れて、おおしょっぱなからハロウィン曲か!と思ったが、曲のサビ部分のSEだった。それに合わせ、行進するようにしてKAMIJOとサポートメンバー4人が登場。サポートメンバーはMeku、DAISHI、IKUOの三人は前回までと同じメンツ、ドラムはShinyaに代わって山崎慶。全員白塗りにケロイド施したゾンビメイクで、KAMIJOはタキシード。


最初に何喋ったか忘れた、一曲目はDying-Table。いきなり意外!しょっぱなに愛と哀しみのノクターンとかレッカペを持ってくるような、盛り上げ先行セトリですね。

前回までは、こういう曲にはKAMIJOのボーカルは合わないんだよなーと思ってたけど、今日はあんまりきつさをかんじなかったし、客はそれなりに盛り上がってて、ぽかーんになってなかったのでよかった。たしかに後から思えば、この曲はAメロの歌詞がライヴ冒頭にぴったりなんだよなあ。そういえば上手に包帯巻いた囚人姿のチセイくんがいて、割と派手にゾンビパフォーマンスしてた。彼を見たのも久々だったので、大きくなりすぎて、最初誰だかわかんなかった…

そしてそのままSonata!これもまたびっくり。私この曲大っ好きなんだけど、今日はまさかやらないだろうと勝手に思ってたから嬉しかった。アルバム発売後初のライヴだし、Heart曲をメインに、あとはシングルB面の曲をちょいちょい入れるくらいのセトリを勝手に想像していた。「愛し方もまだ知らない耽美主義者だから〜」という、なんのこっちゃな歌詞を真顔で歌い上げるサビがほんと最高。ライヴ序盤にしては、KAMIJOのお歌の調子も割といいかんじ。


たしかここでボンジュールの掛け合い(ボンジュールハニー、ハーイダーリンのLAREINE時バージョンではなく、Versaillesのときにもやってたボンジュール単発掛け合いの方)をして、ちらっと挨拶的なMCをしたあと、3曲目にしてやっと初めてHeart曲を演奏、Rose Croix

Heart収録の新曲(シングル収録曲以外)の中ではかなり好きな部類に入るこの曲、ライヴではサビが客との掛け合いになってしまい、私としては非常に残念だった!音源聴いて、あっこれKAMIJO一人じゃ歌えないんだな(語尾と次の文頭が重なってるから)と気づき、ライヴ前のKAMIJOのツイートで、ああやっぱ掛け合いになっちゃうんだ…とライヴ前から既にがっかりしていた私ですが、いざそれを生で聴いてみてやはりがっかりしてしまった。だって私はKAMIJOの「Rose Croix」部分の発声がすんごい好きだから!それなのに、ライヴではこの部分は毎回客のパートになってしまっているため、KAMIJOが歌うところは曲中一度たりとも聴くことができない!惜しいよーもったいないよー。

そのうち、掛け合いやめるか、客とのパートを逆転させるかして、KAMIJOの歌う「Rose Croix」部を聴くことができますように!それ聴きながら、サビはひたすら手扇子に没頭したいっていうのが私の願い。ちなみにこの曲、その点以外はとってもいいです。コテコテすぎでもないし力みすぎてもいないのに、この一曲だけできっちりとKAMIJOソロの世界観を提示できる、いい曲。ライヴでも映える。


続いて、Heartからの新曲2曲目、サンクチュアリ。なんか末期Versaillesっぽい曲、ラストアルバムに入ってそう。この手の曲はKAMIJOのやる気が上滑って客がついていけないか、もしくは異常な集中力で客をさらって異次元に連れて行ってくれるのかの極端な二択オチになりそうと思っていたが、今日はどちらでもなかった。なんというか平凡。決して盛り上がってないわけではなかったけど、かといって鬼気迫るような勢いもなかった。「信じる世界が全て それ以上も以下もありはしない 神になるつもりで 立ち向かえ そう自らに」とかいうとんでもない歌詞も、なんかいまいち。「以下も」部分で指を下に指してたね。

この曲はてっきりイントロアウトロ間奏がジャンプ曲になるのかと思ってたけど、拳でしたね。意外。私の中のイメージでは、3回ジャンプ後4回目に逆ダイする、摩天楼オペラのファンがhoney dropで昔やってたあれなんだけど。


サンクチュアリ終了後、やや暗転して暫しの間。しかしあまりにしんとしており、客のKAMIJOコールもごくまばら。

客「かみじょー」「…かみじょー」
KAMIJO「おや?どこからか、僕の名前を、呼ぶ声が、聞こえてくる、ような、気がする」
客(笑)「かみじょー」「かみじょー」(まだまばら)
KAMIJO「おや?僕の名前を、呼ぶ声が、聞こえる、ような、気がする」
客(笑)
KAMIJO「 自分にしか見えないもの、自分にしか聞こえない音。幻覚とか、幻聴とかいうけれども、それは外から聞こえてくるのかもしれないし、 自分の中、心の中から聞こえてくるのかもしれないよね。」
私(もしや)
KAMIJO「次の曲は、ソロになってから僕の指針になっている、大切な曲です。聞いて下さい、『幻想トリアノン』。」

途中で、まさかとは思ったが、ほんとに幻想トリアノンへのつなぎだった!無理すぎ!KAMIJOの無理矢理な曲紹介、久々に聞いたわ。しかし、無理矢理なのに、完全アドリブなわけではなく事前にそれなりに練ってあるってところが、また、二重にすごいですよね。もし客のKAMIJOコールがすごい音量でも、構わずこの流れに持っていくつもりだったのだろうか。それとも、こういう事態になることを事前に予想していたからこそこういうMCになったんだろうか。後者だったらなかなか切ないな。

と、謎MCに続いて披露された幻想トリアノンは、前回のキネマのときほど緊張感がなくて、なんだかいまいち。ラストの高音もきつい。


続いてまたMC

KAMIJO「今日はハロウィーンパーティーということで、仮装をして来てくれた人も多いね。耳をつけていたり、角をつけていたり、あ、すごい人もいるね!(客をピンポイントで指差して、ひとしきりいじる)そうだ、自由の女神の仮装をしてきた人はいるかな?」
客(苦笑、のち無言)
KAMIJO「いないね、よかった !全身緑に塗った人がいたらどうしようかと思った。…僕は、最初はペンギンの仮装をしようと思っていたんだよね」
客「???」
KAMIJO「ほら、このスーツがペンギンっぽいでしょ(と、タキシードの裾をひらひらさせる)。と思ったんだけど、あんまりペンギンっぽくならなかったな」
客(困惑のあまりやむなく苦笑)
KAMIJO「というわけで、次は動物の曲をやります!」
私(もしや)
KAMIJO「猛獣の曲で、『闇夜のライオン』って曲なんだけど、途中で『Follow a shout of Night Lion』っていう部分があるから、ここを皆と一緒に吠えたい!」
客「無理!」
KAMIJO「おいおい、無理って言うなよ」
客(笑)
私(うおー無理矢理曲振り2曲目きたー)
KAMIJO「僕の後に真似して言ってみて。いくよ。『Follow a shout of Night Lion』!」
客「ふぉろー、あ、しゃうと、おぶ、ないと、らいおん…(小声)」
KAMIJO「なんだ、ぐだぐだじゃないか!」
客(笑)
KAMIJO「いいんだ、一回聞いただけじゃ覚えられないってわかってるから」
私(いや、大体の客は歌詞カード見て知ってるだろ…)
KAMIJO「Follow a shout of Night Lion!」
客「Follow a shout of Night Lion…」
(以下繰り返し)
(最後に、雷鳴にかけたセリフを言って、雷のSEから曲に入ったような気がしたけど、このMCもなんか無理矢理すぎて忘れた)

わけわからん系曲紹介2曲目は、闇夜のライオン。この曲やっぱりちょう好き!イントロからアウトロまで抜かりなくよい。高揚感のあるイントロ、抑えたAメロBメロ、間奏のマークパンサー部、突然盛り上がるCメロ、MASQUERADEを彷彿とさせるサビ頭、なんだかロシア舞踊曲っぽいサビ終わり、全部好きだ!完璧。最高。KAMIJO最高。こんな最高な曲のタイトルにオヤジギャグ(ライオンと雷音)を使うKAMIJO最高。今日もフルで楽しかったー。テンション上がる。

曲紹介中に、「この曲は演奏するのがすごく難しいので、サポートメンバーが必死」みたいなこと言ってたような気もするが、今日改めて見てみたら、楽器隊全員がたしかになんだかすごいことになってた。Shinyaが叩かなくてもこの曲のドラムはかっこいい。ベースも派手だし、ギターも忙しそう。


曲終了後、またしてもしーんとしてしまう客に向かって、またもやMC。あれ、こんなに連続で喋ったっけなー。セトリ違うかもな

(KAMIJOを呼ぶ声が非常にまばらで、沈黙が続くフロアに対して)
KAMIJO「君達は、闇が好きか?暗くて皆が黙ってる中、最初に声をあげるのは勇気がいるよね、わかってるよ」
客(笑)
KAMIJO「僕はこれから全国ツアーに出るんだけど…この無音の時間を楽しもうじゃないか。
いいじゃない、たまには客を黙らせるシンガーというのがいたって」
客(爆笑)
KAMIJO「…って、うそうそうそ。皆、僕が世界一の寂しがりやだって知ってるだろ?みんなの声がないと、寂しくて泣いちゃうんだ!」
客(爆笑)
KAMIJO「寂しいと、うさぎは死んじゃうんだ!」
客(笑)
KAMIJO「ほら、今日はそこにもうさぎちゃんがいるけど(センターにいるうさぎ仮装の客をいじる)…と、うさぎの話に持ってきたところで!」
客「?」
KAMIJO「次の曲はうさぎとは全く関係ないんだ」
客(笑)
KAMIJO「でも、次の曲は、皆驚くと思うな。Symphony of The Vampire!」

ええええええー

うさぎの話は一体…!そして私は、Symphonyと聴いた瞬間、反射的にアリスト(Aristocrat's Symphony)を想像して一気にテンションが上がったのだが、違った。そりゃそうだ、まだHIZAKIも出てきてない。

わけわからん曲紹介3曲目、唐突にPresto。これもびっくり!やるならThroneで、Prestoはないかと思っていたよ。しかしこの曲も好きなので聴けて嬉しかった!イントロに異常な高揚感があって、それが穏やかながらも最後の最後まで継続するという、この緊張感のコントロールの仕方が実に絶妙。この曲、前回まではShinyaが叩くドラムがほんっとーのほんっとーにかっこよくて、かっこよすぎてやばかったのだが、今日別の人が叩いているところを見てもやはりかっこよかった。Shinyaみたいな、YOSHIKI様譲り的な無駄な派手さはなかったけど、それでもかっこいい。この曲とThroneのドラムいいよなー。今日はドラム以外もとてもよかった、サビも激しく優雅で最高。


そのまま、Sacrifice of Allegroへ。これも大好きなので聴けて嬉しい!馬車ドラム最高、この馬車ドラムに合わせてヘドバンできるイントロが好きすぎる。KAMIJOは相変わらず、「広場に集まった民衆の声」の後に客にマイクを向けるのだが、返しづらい!だってこの文脈の中で広場に集まった民衆は、マリー・アントワネットに向かって「殺せ」とか「死ね」とか「税金泥棒」とか言ってんだよ…そもそもKAMIJOのライヴってデスボとか出す客ほとんどいないし、煽られない限りKAMIJOコールもまばらなくらいなので、ここでマイク向けられても何かを返してる客はあまりいない気がする。

さらに続けてRoyal Tercet。片手ひらひら、下手2人もゆらゆら。たまにはゆったり曲もよい、KAMIJOの声も割と合ってる。空気替えにはいいけど、しかしやっぱりあまり印象には残らないな。

ここで曲紹介的な短いMCがあったような気がするが覚えてない。続いてはLouis〜艶血のラヴィアンローズ。アンコールに来るかと思ったら、ここできたー!ライヴ前半でもうきちゃった。しかしストーリー上ではちょうどここ(Symphony of The Vampireの、第三楽章Royal Tercetと第四楽章Dying-Tableの間)にLouisがきて、ヴァンパイアになる。

この曲は未だに音源で聴く方が好きだなーライヴで聴くと、優雅ではあるんだけど勢いに欠ける。ライヴと音源で、毎回ここまで印象が違う曲ってあんまなくって、Versailles時もASCENDEADくらいだったんだけど、なんなんだろうなー。音源だとド直球で好きなんだけど、ライヴで聴くとなんだか中だるみしてしまう。なんだろ、テンポなのかな。今日は、間奏でHeart収録バージョンに入ってるギターソロやってたかどうかも全く記憶にない、気にしてなかった。


ここでMC。

KAMIJO「君達は、コウモリと蝶、どっちが好き?」
客「蝶」「ちょうちょ」「蝶」
KAMIJO「ちょうちょの人気すごいなー!でも次はコウモリの歌なんだ」
客(笑)
KAMIJO「ちょうちょもいいけど、コウモリもかわいいんだよ。『見上げれば羽ばたくコウモリも 蝶のよう可憐に肩に止まる』っていう歌詞があるんだ。
次の曲は、全ての女性を本気で口説くつもりで書きました。聞いて下さい、Romantique」

MCの展開を察して、先回りして蝶と返す客、さすがである。よく訓練されている。ていうかこのコウモリ部分の歌詞ほんとすごいよな。ヴァンパイアはコウモリを可憐に肩に乗せているのか、いややっぱり面白すぎる。この歌詞で口説かれても…

というわけで、Louisの後に唐突にRomantique。なぜセトリのここにこの曲なのかよくわからん。ライヴ初聴きの印象は音源を聴いた時に予想した通りで、それなりに広めのライヴハウスで、ボーカルだけでなく弦楽器もドラムも生音なのに、どっからどう聞いてもスナックでの古いカラオケの音声にしか聞こえず、極めて不思議な時間であった。ムーランルージュとはまた違う古くささ。この場所で、これだけのメンツを揃えて、全演奏してもなおこの雰囲気を醸し出していることが逆にすごい。途中から、客の一部のノリに呼応するようにしてKAMIJOも片手を頭上で左右に振り始めたが、基本的には棒立ち聞き。

曲終了後、たしか半分暗転して、そのままKAMIJOもサポートメンバーも無音のまま静止。その間十数秒、客も無言で待つ。音響トラブルかなーと思ったけど、サポートメンバーが焦ってないので、なんだろうと思ってたら、KAMIJOが「どうやら、別の世界につながっているようだ…」と言って、全員ステージから去る。その前になんか一言言っていて、それとこの発言とが微妙につながってなくて、客が静かに失笑している中はけて行ったんだけど、最初の内容は忘れた。



ここでまたDJタイムになったのかなあ、しばしの間の後、下手階段上の踊り場にMUの四人が登場。

ステージには一度も降りてこずに、あの狭い踊り場に四人並んで、全員座ったままアコースティックで2曲披露。バンド演奏バージョンを聞いたことがないせいもあるんだろうけど、なんかすんごい昭和で、すっごい!って思った。なんか、紅白歌合戦の終盤あたりを想像させる昭和さ、歌謡曲っぽさ。メロディがまさに歌謡曲!しかもボーカルの声がよく、歌もうまい。なんか新宿西口とかで前に賽銭箱を置いてストリートライヴやってそうな雰囲気が漂っていて、ヴィジュアル系っぽさは全く感じなかった、不思議。ボーカルのAIKAは芸達者だね。他は印象に残らず。


MUが踊り場右手の出口から去った後、またしばらくの間。楽器を調整するわけでもないのになんで間が必要なのかわかんないけど、結構待った後に出てきたのはSchwarz Stein。KayaちゃんとHola。初めて見た。Kayaちゃんがステージを華麗に動き回りながら歌い、ちょっとだけフリをして踊り、Holaは淡々とキーボードを弾く。Holaは顔白塗りにパンダメイク、額にMACABREマークみたいの描いて、90年代末のヴィジュ系っぽい衣装を着て、丁寧に鍵盤にまでフェルトのような布を貼ってツヤ消しされているゴシック風なキーボードを弾いてはいるが、真っ黒な短髪のせいか、どうしても普通のサラリーマンに見える(実際のところは知りません)。

Kayaちゃんの、歌と声と表現力は相変わらず圧倒的。そして首の動かし方や目線の使い方、それに振り返るときなんかの身のこなしは超一級。特に目線の使い方は素晴らしい。しかし、2008~2010年あたりに私が観ていたソロの頃のKayaちゃんとはだいぶ変わっていた。

あの頃はなんというか、愛嬌があって、たまにオネエ設定を活かしたキツいつっこみもわざとするけれども基本的には客に対して愛情たっぷりで、ショコラのような歌を全力で踊り歌っていても違和感がないくらい、きっちり明るいキャラ設定を演じ切っているような印象があったんだけど、今日数年振りに見てみたら全然違った。愛嬌とか愛らしさとか、その方面での魅力はかなり消えてたし、ライヴハウスの後方から観ていてもわかる、神々しいほどに美しい圧倒的なオーラはなかった。よくいえばしっとりしたが、悪く言えばかすんでいる。

Schwarz Steinがそういう設定でやってるユニットだからなのかもしれないけど、これはかなりびっくりしたなー。ショックを受けた。Kayaちゃん見て、ああそうだよね、もう6年経ったんだもんね、私もあなたも他の客も、皆一緒に歳をとったよね、ってものすんごい実感してしまい、さみしくもあった。KAMIJOを生で見てて、そう思うことってあんまなかったからなー。HIZAKIはあったけど。

2曲目に、間違って後から披露する予定だった3曲目の音源がかかり、スタッフがそのまま流し続けようとしたところをKayaちゃんが止めるなどちょっとしたトラブルもありつつ、割とあっさり終了。最後に、「次は、今日のスペシャルゲスト。あの方の、登場です…」とKaya


スペシャルゲストが来るとは知らなかった、どっかで告知されてたのかな?これは絶対Juka来るぞと思ったらやはりJuka(というか、Shaura)であった。

一人でステージに立ち、一人で一曲歌ったが、途中から大号泣、涙が流れに流れて、あまりにぼろぼろな状態。それでも歌はきっちり歌い、ほぼ乱れない。見てて、あっけにとられてしまった。あれを演技でできるものなのか?と思うくらいの状態で、すんごいびっくりした。どうしたの、何があったの。KAMIJO主催のイベントに、KayaちゃんやHIZAKIと一緒のイベントに、数年振りにスペシャルゲストとして呼ばれて、何か思うところがあったのかもしれないが、でも去年の大阪でのKAMIJOハロウィンイベントにも出てたしなあ。

私がShauraを観たのは、2010年の夏に名古屋であったJasmineさんの追悼イベント(Versailles主催じゃなく、雀羅の事務所社長主催の方)以来で、あのときもこの声と歌はヴィジュアル系の宝だなと思ったんだけど、今日も同じで、素晴らしい歌声は健在であった。しかし、いかんせん本人がボロボロすぎる!見てるこっちが不安になるわ。



一曲歌った後にMCもなくShauraが去って、置いてけぼり状態でしーんとしたフロア。しばらく間があって、またDeath ParadeのSEがかかり、サポートメンバーを引き連れてKAMIJOが更新しながら登場。客が生気を取り戻す。

「さあ、皆で思いっ切り踊ろう」的なMCがあって、再開1曲目はMoulin Rouge。ステージも客もノリノリ、結構盛り上がった。序盤で、Kayaちゃんが使っていたためかステージ中央に置きっぱなされていたマイクスタンドを、ムーランルージュのPVで振り回している杖のように扱って、ものすごーくさりげなくドラム台前にどかしたKAMIJOには感動した。JUBILEEツアーファイナルのThe Umbrella of Glassで、曲頭からマイクの音が全く出なくなるという大トラブルになったときの見事な対応見たときも思ったけど、彼はこういうときの対応がほんとうまいよね、さすがベテラン。HIZAKIみたいに怒りをあらわにして暴れたりしないので、安心して見ていられる。

ムーランルージュの後、冬東京くるかくるか…と思って息を止めて待っていたが、きませんでした。代わりにきたのは追憶のモナムール。この曲はいいですね、完成度が高い、非常によくまとまっている。ムーランルージュのB面に入ってて初めて聴いたとき、他のシングルB面曲との差がありすぎて、なんだこれはと思ったんだけど、Heartで重要な位置づけの曲だったのね。ライヴで聴いてもやっぱかなりよいです。

しかしムーランルージュでは割とよく動いていたKAMIJOがこの曲ではほぼ動かなくなり、見えやすくなったのでよく見ていたら、顎のケロイドメイクが半分とれかけて少しの振動でゆらゆら揺れ、さらには左のタキシードの袖とパンツに、白い指紋がつきまくっている…!楽屋戻ってた間に、白塗りを触った手で触ったな。スタッフ誰か、ステージに出る前に教えてあげて!


ここでMC。「僕がソロになる前にやっていたバンドでずっと一緒にやってきた相棒を紹介します」的な簡単な紹介の後、遂にHIZAKI登場。客大喜び。HIZAKIがステージに出てきた瞬間、フロアにまでものすごいHIZAKI臭が!懐かしい、そういえばこの香水の香りだったな。

去年のJupiterのアルバム発売記念ライヴ以来、一年ぶりに見たHIZAKIは、やっぱり派手で、どでかくて、顔が白く丸くなってた!余りに顔が白塗りで首から下と合ってなくて、目の周りが真っ黒真ん丸パンダメイクで、朱美ちゃん人形を想起したというのは秘密だよ。Versaillesのラストアルバム時の衣装着て、あの赤地に金で薔薇柄が描いてあるデコトラギター持って、左頬にピンクか赤のスワロフスキーみたいなのでハートつけてました。

KAMIJO「皆も知っていると思うけど、HIZAKIには『片手に夢を持つ少女』でギターを弾いてもらいました。
この曲はHIZAKIが弾く前提で書いたから、弾きやすかっただろ、な、HIZAKI!」
HIZAKI(二年前までと変わらず、苦笑いしつつ微妙な反応)
KAMIJO「この曲は、タイトル通り夢を持った少女の歌で、どういう内容かは歌詞を聞いてもらえばわかると思うんだけど、」
私(いや、全くもってわからんぞ…)
KAMIJO「少女だけじゃない、男性も女性も、老若男女問わず、ここに来てくれているみんな、夢を持っている全ての人に対して書いた歌なんだ」

ここで、慌てて「少女だけじゃない~」と言い直したKAMIJOはすごいなと思いましたね。だって、私を含め、もはや会場の客の大多数が少女じゃないから(Versailles時から客の平均年齢が高かったけど、KAMIJOソロになってからは若いファンがますます減ったような印象がある)!


というナイスフォローに感心していたらあっという間に片手に夢を持つ少女の演奏開始。KAMIJOとサポートメンバー4人に加え、HIZAKIが上手に入ったトリプルギター編成。HIZAKIはしょっぱなから飛ばしてて、自分の曲でも自分のバンドの曲でもない曲にゲストでサポート参加するだけだからといって手を抜いてなくて全力で、すごく嬉しかった。

とにかく、あの赤いドレス姿で、右手上げて最初から煽る、くるくる回る、反復横飛びかってくらいめちゃ俊敏に平行移動する。序盤でいきなり、同じく上手でギター弾いてるMekuにタックルし(左右後方をあまり気にせずに急激な移動をかますので、Mekuが避けきれなかった)、その後もステージ際に来たりセンター行ったり下手に行ったり、かなり動き回って、その度にあの赤いドレスがぶわんぶわん揺れて、すごく派手。KAMIJOソロになってから、サポートメンバーはあくまでサポートに徹していてほとんど動かないし、今日はKAMIJOとサポートメンバーが黒と白基調の地味めな衣装かつゾンビだったから、その中でVersailles時の真っ赤な衣装のHIZAKIが動き回ると、もうめちゃくちゃ華やか。途中でMekuと絡んだりKAMIJOと絡んだりもしてました。

あああああ、もう、何見ても、懐かしい!懐かしすぎる!HIZAKIがVersaillesの衣装着て出てきて、しかもKAMIJOと共演しているなんて!と言いつつ、私はもうずっとHIZAKIに釘付けで、この曲の間、全然KAMIJO見てなかった。初めて聴いたときから、「これはKAMIJO作曲じゃなくHIZAKI作曲なのでは」と思ってしまうくらい、ザ・HIZAKI曲な曲調のこの曲、音源聴いてるだけで、どこでHIZAKIがどういうパフォーマンスをしてどう動くかが脳裏に浮かんでいたんだけど、それが現実になる瞬間を生で見ることができて、ああ私は幸せです。HIZAKI、素晴らしい。KAMIJOに紹介されて上手幕間から出てきたとき、あの真っ白い顔を見て、Versailles解散以来の時の流れを感じてしまったのだが、そんなん吹っ飛んだわ。派手にギターをかき鳴らしてるHIZAKIは、相変わらず素敵だ。



あっという間に終わって全員はけた後、また間があって、踊り場に再度MUの四人が登場。一曲演奏してメンバー紹介してあっさり去った後、またステージにSchwarz Steinの二人が。さっき間違って流されてしまった新曲を披露。今度はHolaはキーボードなし、デスボでシャウト役。


その後、一旦暗転したかどうかは忘れたけど、ステージにKayaちゃんとMUのボーカルのAIKAだけが残って、BGMなしで客を煽る。二人が歌った後に、真似して客も歌う形式。しかし二人とも声がいいし声量あるし音程ぶれないし、迫力あっていいな!何回か繰り返した後、AIKAが「 じゃあ、KAMIJOさんの名前を呼んじゃおっか」と言って、割と自然にKAMIJOコールに導かれ、そのままBASTILLEのSEが流れて、KAMIJOとサポートメンバー四人が登場。そのままBASTILLE

ステージにKayaちゃんとAIKAは残ったままだった気がするけど、逆ダイの波に飲まれていて記憶が定かではない。相変わらずKAMIJOは飛べ飛べと言っているが、今回はちゃんと逆ダイ曲として成り立っていた。楽しい。


その後、「もう一度HIZAKIを呼んでみよう」的な振りにより、再度HIZAKI召喚。顔の前に仮面をかざしたまま上手から出てくるHIZAKI。うわー、完全にMASQUERADEフラグ立った!

KAMIJO「僕が、昔HIZAKIと一緒にやっていたバンドの曲をやろうと思う」
(開演前からステージに置いてあった仮面を手に取る)
客(それだけで次の曲を察して歓声が上がる)
KAMIJO「今日は大仮面舞踏会ということで、仮面を持ってきてくれた人もいるみたいだね。もし持っている人がいたら、是非付けて下さい」
客(仮面を付ける)
KAMIJO「(仮面というか全顔マスクを付けてる最前の客を見て)おっと!すごい人がいるね!ちょっと、よかったら、後ろを向いてくれますか?」
その客「やだ!」
他の客(笑)

ピンポイントで客を煽ったのに、一蹴されるKAMIJO、いつもながら素敵だ。

そして「The world is MASQUERADE...」というKAMIJOのセリフで、遂にMASQUERADE開始!このセリフ聞いたとき、鳥肌が立った。客に仮面を付けさせた時点で、いや、HIZAKIが仮面を付けて出てきた時点で、いや、もっと言うと、開演前にスーツ姿のスタッフがセンター右手のKAMIJO用のグラスを置いたテーブルに後から金色の仮面を置いた時点で、今日はMASQUERADEを聴けると半ば確信していたのに、それでもいざこのセリフを聞いたら、テンションが大変なことに!

Versaillesのラストライヴ以来のMASQUERADE、HIZAKIも一緒のMASQUERADE、もう嬉しくて嬉しくて、極端に短い曲というわけではないのにあっという間だった。Holy Grailツアーで、いつも酔っぱらいみたいなヤケクソみたいな、リズムがずれた独特の動きになっていた、KAMIJIのイントロとAメロの拳は普通になっていたけど、他は二年前までとほとんど違いを感じなかった。間奏でのKAMIJOウォークもやってて、あーこんなことしてたなー!って懐かしく思い出したり。曲紹介時から片手に持ってた仮面を、いざ曲が始まったらかなり早い段階で後ろに放り投げて手放してしまったのにはウケたけど。

KAMIJOウォーク後、ギターソロ前あたりで、幕間から他の出演者達が仮面を付けて一気に出てきて、ステージがぎゅうぎゅう状態に。そんな中、ドセンでドヤ顔ギターソロをキメるHIZAKI、素敵すぎる。客も思わず咲く。KAMIJOソロになってからすっかり見ることがなくなっていた咲きを久々に見た。皆、条件反射なのか愛なのかなんなのか、HIZAKIには咲くんだな!

その状態で迎えたサビ頭、もちろんKAMIJOはぐるんと回転するんだけどスーツ姿だからあまり映えず、でもVersaillesのラスト衣装のHIZAKIと、黒いロングドレス姿のKayaちゃんがぐるんとすると裾がぶわっと広がって、懐かしの光景を見ることができた。そう、私はこれが好きだったんだ!狭いステージに、色的にもボリューム的にも無駄に派手な時代錯誤的衣装を身にまとった人達がひしめきあって、わちゃわちゃやってる様。私はVersaillesのこれが好きだった。これは祭りだ、祝祭だ。


贅沢な光景に、最初から最後までぽわんぽわんしたままMASQUERADE終了。その後、KAMIJOが出演者全員のメンバー紹介をして、ちょっと告知をして(HIZAKIが翌日のJupiterツアーファイナルの告知だけしたところ、KAMIJOが「ニューシングルも発売されるので是非買って下さい」とフォロー)、さらには「僕、楽屋で聞いちゃったんだ。IKUOさんが『今日初めてHIZAKIくん見たんだけど、かっわいいねー!』って言ってるところ!IKUOさん、わかるよ!」とかいうMCをしてHIZAKIがIKUOのところに飛びつきに行ったりする茶番をはさみつつ、いよいよラストのセッション曲に。

KAMIJO「これは、人間の少女が、怪物たちを引き連れて行進するって曲なんだ。だから皆も行進してくれ。もう何度も聞いているからわかるだろう?今日3回目だよ!行進してるふりだけしてる奴は、ここから見たらわかるんだからな!」
客(笑)

ぬるいMC後に始まったDeath Parade、ステージ上にはMASQUERADEのまま今日の出演者全員がいて、セッションならではの見た目の華やかさがあったけど、曲が曲だからなのかラストらしい盛り上がりには欠けた気がする。まあ、いかにもなハロウィン曲だしツアー名にも冠してるし、今日にぴったりの曲ではあるんだろうけど、最後に行進して終了、うーん、微妙。

ていうか、ステージ上で客を前にしても、ちゃんと笑えていない薄笑いを浮かべながら終始所在なさげにしているShauraが気になりすぎて、贅沢な光景に集中できなかった。あれは…なんかもう、Node of Scherzo限定再結成してくれとか言えないわ。曲間で、Kayaちゃんが演技的にかまってあげて、一瞬だけ普通の笑顔になった以外は、ずっとそんなかんじだった。


曲終了後はチセイくんがカゴに入ったお菓子を持ってきて、それを出演者が投げたり食べたりしてあっさりおしまい、アンコールもなし。KAMIJOは「僕はブルボンのルマンドというお菓子が好きなんだ、なぜかって?ルイ17世ブルボン朝だからだよ!!!」と言いながらお菓子を客に投げつけていたが、飛んできたお菓子はルマンドではなかったというオチ。チセイくんはカゴを差し出すタイミングが早すぎて、他のメンバーに何気なく避けられたり、Kayaちゃんには派手に無視られたりしていて不憫だった。ああいう役はMUのボーカルにやってもらった方がよさそうだね。チセイくん、ローディーだったのに…

ラストのDeath Paradeがあまりにあっさりで、もしかするとアンコールでレッカペなんかをやるんじゃないかと思っていたけど、メンバーがはけた後、客が一気に先行チケ発売に殺到してステージから離れて、これもしアンコールの予定があったとしても今日はもうないな、と判断して帰った。が出口に向かえないほど、チケ購入に人が殺到してて、しかも混乱してて、ああいう場で部分的にでも先着順にするとこういうことになるよなーと思った。狭いし。



HIZAKIとの共演と、MASQUERADE以外はあんまりテンションの上がらなかったライヴでしたが、こうやって振り返ってみるとまあそこそこ楽しかったかな。力の抜けた、適当すぎるMCが懐かしくて嬉しくなったし。前は、節目のホール公演でもないツアー序盤や中盤でのライヴハウス公演では大抵こんなかんじだったけど、さすがに解散が決まっていたであろう頃からは、地方でもあまりにも適当すぎるMCはしなくなってたもんね。

今日はKAMIJOが集中しきれてないかんじがして、最高状態というわけではなかったけど、そのうちまたどこかで素晴らしいコンディションでのライヴを見せてくれるといいな(過去の経験からすると一年に1,2回あるかないかだが…)。ソロになってからはとにかく楽曲が素晴らしいので、あとはKAMIJOの調子が合うのを気長に待つだけ。

さて、秋ツアーです。

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