ネイルズインク 45セカンドトップコート ウィズケンジントンキャビア

今年からまた定常的につめを塗るようになり、トップコートとして長年使ってきたセシェヴィートの使い心地が悪いことが気になってきた。


セシェヴィートのよい点

  • 一度塗りするだけで十分なつやが出る
  • 速乾
  • 安価

セシェヴィートの惜しい点

  • ハケが細すぎて、中指や親指を塗るには液量が足りなくなる
  • 液粘度が高いので、さっさと塗れるかんじではなく、のせるように塗る必要があるので気泡が入りがち
  • 乾燥後の縮みが大きく、乾燥直後の時点で既に根元の仕上がりが汚くなる
  • 膜厚が厚く硬度が高い分、乾燥後の塗膜がもろく、端から欠けや剥がれが起きることがある
  • 連続して使っていると明らかに自爪が痛む

セシェはハケが丸細タイプで、しかもさほど広がりもしないので、元々塗りやすいタイプのトップコートではない。さらに、私が使っているのは数年前に購入したものなので、液の粘度が購入時より少し上がっていて、余計に塗りにくくなっていた。セシェは塗るというよりも、液をのせるようにして使うものだと認識しているが、そうやってかなり多めの液をのせても最近は塗りにくいし、気泡も入りやすくなってきた。

セシェは、繰り返し使っていると明らかにつめが痛んでくるのも気になっていた。成分が下地のポリッシュのさらに下までしみこんでいるのかなと思っていたけど、よく考えたらあれだけ縮むってことはそれだけつめに応力がかかってるってことで、物理的にもよくなさそう。つやがとにかく最高だからと使い続けていたが、これを機に他のものも試してみることにした。

ネイルズインク 45セカンドトップコート ウィズケンジントンキャビア

それで、数年前にバズったネイルズインクのトップコートをmeecoで初購入。
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ネイルズインクのポリッシュ自体、買うのも使うのも今回が初めて。

インスタやツイッターで、色んなトップコートハケの太さを調べたところ、ネイルズインクのものはまず間違いなく太そうだったのでこれにした。そしたらほんとに太かった。つめが細い人だと、むしろ小指なんかは塗りにくいのではというくらい太い平ハケ。セシェだと、面積の大きいつめを塗るのが難しかった私としては非常にありがたい。

液もさらさらで、なんらストレスなく厚塗りできる。ただ、たっぷり液をとって厚塗りしたところで、液粘度が低いのであまり厚みは出ない。たっぷりめに二回重ね塗りしてもなおセシェ一回塗りより薄いと思う。厚みが稼げない分、つやもセシェには負ける。二度塗りしてもなおセシェ一度塗りに負けるけど、二度塗りすればそこそこのつやは出るので、私はそこで止めている。セシェ並みのつやが欲しければ三度塗り以上する必要があるが、それだけ重ねたときにどうなるかは試してないからわからない。

ちなみに前記事のネイル写真でいうと、一番上のシャトーバスクがセシェ一度塗り、その下のウィーラブスペースとバニラブレイクがネイルズインク二度塗りです。この程度の写真ではっきりわかるほどの光沢差はないが、実物を太陽光などの強い光の下で見ると結構違う。

つやはセシェより明らかに劣るけど、セシェより縮みにくいのがこのトップコートのよいところ。セシェのように猛烈な縮みが起こらないので、これを仕上げに二度塗りした後、一週間から10日経ってつめが伸びても、セシェ使用のときのような独特の汚い根元にはなりにくい。

そしてセシェのような硬くて厚い膜にならない分、ごそっと端部が剥がれるような欠け方はしない。まあ、セシェのように厚膜・つやあり・高硬度・もろい 塗膜にするか、ネイルズインクのように薄膜・つやあまり出ない・低硬度・やわらかい 塗膜にするかは、物性的に完全にトレードオフだと思うので、どっちを取るかは好みだと思う。

なお乾きはセシェよりは遅い。45秒で乾くということになっているが、私は厚塗りしているのでさすがに45秒では全然乾かない、でも数分すればまあ大体乾く。

あと、これを買って初めて塗ったときは、シルバーの四角いキャップ部が持ちにくくて塗りにくいのが惜しいなあと思ったのだが、実はこれは真上に引くとすぽっと外れる。そうすると中には小さくて円柱状のプラスチックキャップがあるだけなので、そのことに気づいてからはシルバー部分は外して塗っています。


結論として、

  • ポリッシュを一週間単位くらいで塗り直す日常使いには、塗りやすく、つやがそこそこ出て、縮みにくく欠けにくいネイルズインクを一度塗りか二度塗り
  • その日一日綺麗に持てばいいからとにかくつやつやネイルにしたい、ここぞという日(いつ?)には頑張ってセシェヴィートを一度塗り

という方針でいこうと思う。

ネイルズインクのトップコート、今のところ満足している。取り敢えず一本使い切るつもり。つめの痛みについても長期的に様子を見てみます。


バリアリペア ナノショットジェル

去年あたりから色んなスキンケアコスメのサンプルを試してきて、そのほとんどが「悪くはないがとりたててよくもない、というか特に何も起こらない」というものだったが、遂に確信を持って「これはよい!」と感じるものに出会った。

バリアリペアの、ナノショットジェル。
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モニターで現品をもらったんだけど、自分の肌に合っているようでめっちゃくちゃいいので、既に2本目を予約購入済み。

とても気に入っているので勝手に宣伝すべく、発売日の今日にブログを書く。

バリアリペア ナノショットジェル

今回モニターをするまで、私はバリアリペアというブランドの存在を全く知らなかったのだが、これはマンダムのスキンケアラインで、この製品以外にも既に導入化粧水と化粧水が発売されている。
https://www.mandom.co.jp/release/pdf/2020060501_02.pdf

今回のこのナノショットジェルは3品目の新製品で、オールインワンジェル。
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使用方法は

洗顔後、または導入美容液の後、アーモンド1個分を目安に顔全体になじませます。
・ お好みで、化粧水や乳液の後に、重ねてお使い頂けます。

オールインワンなのでこれ一本でも使えるけど、乳液として使ったり、乳液後に洗い流さないパックとして使うこともできるとのこと。

私は夜の化粧水後に、乳液として使っている。

結果

  • ほどほどの粘度のミルクジェル。固すぎず、手のひらに伸ばして押し塗りするのにちょうどいいテクスチャー

  • 使うと、とにかく肌がつるつるになる
  • 一日一回夜に使うだけで、翌朝の洗顔時に肌がつるつるに。また、朝には使っていないのに、夜のクレンジング時もまたつるつる
  • 洗い流すときにつるつる感を感じる処方なのではなく、肌自体がほんとにつるつるになる
  • 特に、顔と首の間(顎裏というのか?HIFU当てるところ)がつるっつるになった。こんなところの肌質の変化を感じたことはこれまでなかったのでびっくり
  • つるつるになるだけでなく、肌が柔らかくなる。夜にクレンジングで触れるとよくわかるが、もちもちしてくるというか。
  • 初めて使った翌朝にさっそく少し変化を感じ、2日使うと明らかに違いを感じる。それくらい即効性がある
  • なぜか、オールインワンとしてこれだけを使うよりも、化粧水や保湿美容液での水分投入後にこれを乳液として使う方が私には合っているようで、より違いが出る

  • 一本弱を毎日使って、刺激なし、肌荒れなし。これを使い始めてからというもの、 アクアレーベルで肌荒れした期間以外はずっと肌の調子がいい
  • 保湿力も普通にある。めちゃくちゃ高保湿というわけではないが、少なくとも夏場はこれで十分
  • 塗った後、ベタベタというほどではないが肌表面がペタペタはするので、私は朝には使わず、夜だけの使用にしている


いやー、ものすごい。ほんと、明らかに肌が変わる。私の肌に合ってた。

ここ数年、これは自分に合っていると強く感じたスキンケア品に当たったことがなかったので、まじで感動してしまった。

そもそも、これまで酵素洗顔以外で肌がつるつるになるスキンケアコスメに出会ったことがなかった。これまで、公式の触れ込みや広告、口コミで、肌がつるつるになると言われているものを試しても、「いやこれ洗顔時の乳化の感触でそう感じるだけでしょ」というものや、洗顔時にすら何も感じないものばかりだった。夜に顔に塗ることで翌朝の肌がつるつるするというスキンケア品がほんとうに存在するんだということに、今更驚いている。

ただ、どの成分がどういう理由で効いているのかが私には全然わからないので、またこの製品をリピート買いするしか策がない。私の肌に必要なのは角質柔軟ケアだった、ということなのかなあ。全くわからん。
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有名ブランドの定番コスメではないところで大当たりしてしまったので、今から既に廃番が怖い。この製品をもらってから今日の発売日まで数か月あったので、その間にもらった一本を使い切ってしまわないか、不安に感じるほどだった。今後はしばらく使うことになると思うので、常に多めにストックしておくことにする。

https://www.yodobashi.com/product/100000001005732657
嬉しいことに、Amazonはもちろん、私が普段ほとんどの日用品やドラッグストアコスメを買っているヨドバシドットコムでも現時点では取り扱いがある。私はヨドバシで予約購入済み。

今日8/24発売のバリアリペア新製品、私にはとってもよかったです。マンダムよ、いい製品をありがとう。長く販売し続けて欲しい。

セルフネイル記録(2020年7月)

最近のネイルまとめ。と言っても先月分。

3か月以上ぶりに出社するようになったので、赤とか紺とかはやめました。

目次


ADDICTION ネイルポリッシュ 020(Chateau Basque)


2014年に、当時あったネイルボックスという、今で言うサブスクネイルポリッシュレンタルサービスで初めて使い、即惚れ込んで自分でも購入。それ以来私の定番色となった大好きなポリッシュ、アディクションのシャトーバスク

久々に使ったがやはりめっちゃよい。ベージュの黄みと赤みのバランス、そこに混ざるグレーみの度合い、透けはしないけど重さが出すぎない程度の遮蔽率、もう全てがよい。絶妙。

この先一生どれか一つのポリッシュしか塗れませんということになったら、迷わずこれを選ぶ。それくらい好き。



ADDICTION ネイルポリッシュ 047(We Love Space)



またアディクション

これもグレーがかったライラック寄り薄ピンク。結構なくすみ色だが、使うととてもなじむ。たぶん自分の肌色に合っているんだと思う。

これも久々に塗ったけど、塗ってることがあまり気にならないくらいなじむし、服装も一切選ばないいい色なので、これも季節問わず定番色にしたい。



ADDICTION ネイルポリッシュ 010(Vanilla Break)


3本目もアディクション

ボトルだけ見るとシャトーバスクとバニラブレイクの違いがわかりにくいが、塗ってみるとかなりはっきり違う。下の写真で、左がシャトーバスクで右がバニラブレイク。シャトーバスクはグレーベージュで、バニラブレイクはオレンジベージュ。

好きなのはシャトーバスクの方だけど、バニラブレイクにもまた違ったよさがある。室内の青白い蛍光色の光の下だと肌から浮いて見えるが、屋外の太陽光の下であればそんなに浮かないし、なんか雑誌や広告のナチュラル系のカットにおけるモデルさんのつめの色、みたいな仕上がりになる。よく見ると明らかに塗ってるんだけど、一見すると何も塗っていないかのような。

私はもとの肌やつめにあまり血色がないので、透ける色付きのものであってもこれくらいは色がつくポリッシュの方が好き。以前失敗したパラドゥみたいにほんとにシアーなポリッシュだと塗る意味が出ないので、私には合わない。


今回は全てアディクションのポリッシュだった。やっぱり塗りやすいし、乾きも早めだしつやも出るし、なによりAYAKOさん時代の微妙なくすみ色が好きだった。

ディレクターがKANAKOさんに変わってから、私の好きな色系統のコレクションがまだ出ていないのが残念。今後もこの路線でいくのだろうか。今後、AYAKOさんがどっかで新しいブランドを立ち上げることがあれば、そっちの色出しも楽しみだ。



2020年セルフネイル記録 過去記事