Versailles Versailles完全復活ライヴ「Chateau de Versailles」@舞浜アンフィシアター

さてすっかり書いていなかった過去のライヴレポ。

2016年8月のVersailles完全復活ライヴのライヴレポです。もう一年半経っている…
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完全復活ライヴということでかなり綿密に練られてよく準備されたステージだった。新曲2曲を初披露し、さらに、翌年2017年2月14日に、初めての日本武道館公演を行うことも発表。

6月のお披露目ライヴは、あの構成上どうしても過去に目が向いてしまうものだったけど、今回は完全に未来に向かっているのがわかって、観ていて嬉しかった。なかなかよい形で活動再開できたのでは。


自分の視界からの景色以外のほとんどの細かいことを忘れているが、ツイッターに細かくメモを残してあったので、セトリと感想ツイートをまとめておきます。

今回はほとんどツイートの貼り付けなので、普段よりさらに読みにくいです。


目次



セットリスト

Intro
Prelude
MASQUERADE
ASCENDEAD MASTER
Shout & Bites
月下香
Forbidden Gate
Descendant of the Rose(YUKIソロ)
DESTINY -The Lovers-
愛と哀しみのノクターン
Beast of Desire
zombie
Judicial Noir
After Cloudia
Serenade
Melodic Thorn〜美の暴力〜(新曲1)
Philia
Aristocrat's Symphony

Chandelier(新曲2)
The Red Carpet Day

Sympathia
The Revenant Choir



感想ツイート

終演直後の感想



日本武道館公演決定告知について



詳細ライヴレポ



その他




その他覚えていること

楽しかった。この日の感想はやたら詳しくツイッターに書いてあるのであまり付け足すことはない(そしてもう覚えてない)のだが、無理矢理思い出すと

  • FC先行でチケット買ったけど、 ミーグリには興味がなくてプレミアムシートにはしなかったためお披露目ライヴ時よりは席が遠かった。が、これで十分。前方5列くらいが一番高額席だったのかな?
  • セットが悲しくなるほどへぼかった。あれなら、何もない方がよっぽどよい。悲しくなる
  • アンフィシアターの半円ステージやエレベーターを使った演出はうまくいってたし新鮮でよかった。Preludeで、まさか前方地下からメンバーが出てくるとは思ってなかったのでいきなり意表を突かれた。
  • それぞれ仮面をつけて出てくるのもよかった。近くで見てないからあんまり詳しいところまで見られなかったけど、ちゃんとメンバー5人それぞれの衣装に合うデザインになっててテンション上がった。
  • この日のライヴは、かなり綿密に練られた台本を、全員がしっかりこなせていた、というような印象があった。細かい部分の動きや立ち位置まで、普段以上にきっちり決められているようなかんじ。それくらいちゃんとしてた。メンバー同士の絡みも活動休止前より格段に多く、しかもよくなってて、歌詞に合わせたKAMIJOとHIZAKIの絡みもとてもよかった。
  • ラストで、他のメンバー4人が筋書き通りローズライトを掲げて退場への準備を決めているのに、YUKIだけが両手を下げたまま微笑みながらずっと客席を見ていて、ある意味ポーッとしていて、それに気づいた隣のKAMIJOがそっとYUKIのローズライトを掲げるように促してYUKIがハッとして腕を上げ、そして全員一緒に地下へと退場していった、あの一連の光景が1年半経っても忘れられない。6月のあのお披露目ライヴ時に暴露された、YUKIとKAMIJO間の過去の確執、あれからの完全復活ライヴでこの光景って。出来過ぎなくらいで、とてもよかった。現実があそこまで美しいとはさすがに思わないが、ほんとうに、美しい夢を見させてもらった気分。


つくづく、いいバンドだなと思えた完全復活ライヴでした。実際、この日に告知された翌年の武道館ライヴより、この日の方がずっといいライヴだった。
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過去記事



DIR EN GREY TOUR16-17 FROM DEPRESSION TO ________ [mode of VULGAR] 追加公演 @ Zepp Tokyo

DIR EN GREYの2016年VULGARツアー3本目、追加公演のZepp Tokyoのライヴメモです。
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ツアー初日から2days行った、Zepp Nagoya公演の過去記事はこちら。


目次


Zepp TokyoでのVULGARライヴへの謎の思い入れ

上にリンクを貼ったように、新木場を避けてわざわざ名古屋まで遠征したVULGARツアーでしたが、後から追加公演が発表され、しかも会場がZepp Tokyoだというので、チケットを取ってもう一回観ることにした。

というのも、私はどうしてもこのVULGARツアーを東京のゼップで観たかったから。

ツイッターでもブログでももう何度も何度も書いてるけど、2014年のGAUZEツアーで8年ぶりにディルのライヴに返り咲いた私が、ツアーで初披露された新曲(Chain repulsion)を聴いて最初に連想したのが「2014年のZepp Tokyoでのライヴの光景」だった。
VULGARとWithering to death.の間のあのツアーの雰囲気、特に2004年8月のKEEN UNDER THE SUNツアーファイナル@Zepp Tokyoのライヴでの記憶。1999年のGAUZEツアーを懐かしむつもりで行ったライヴで急にその5年後のことを思い出すことになって一瞬混乱したほど、あの日の名古屋のステージは2014年へのタイムスリップ感があった。

そしてそのイメージは、その後発売されたARCHEを聴いてますます強くなり、もはやARCHEの収録曲を聴くたびに、10年以上前のあの暑い夏の日のお台場での自分の視界が頭に浮かんでくるほど。


そんな中で追加発表されたこのZepp Tokyo公演。VULGAR曲をまとめてZeppで聴ける機会はこれを逃したらたぶん一生ないだろう。Witheringツアーはいずれやるんだろうけど、新木場が好きなディルのことだからZepp Tokyo公演が来るという保証はない。(実際、2017年のウィザツアーでは追加公演としてZepp Tokyo公演があったが、仕事で行けなさそう。2016年のこのときにVULGARをゼップで観ておいてほんとうによかった…)

というわけで、今回は平日だろうがなんだろうが行かねばならない。そしてZepp TokyoでのVULGARを見納めねばならない。


…という、他人にはあまり理解されないと思われる超個人的な思い出のために異常な思い入れを持って臨んだ最後のVULGARライヴ@ゼップでしたが、よかったです。楽しかった。

しかし一年以上経ってしまった今となっては、同じツアー内の名古屋公演2daysとの違いについて細かい点を全く覚えていないので、セトリとツイートだけメモしておきます。各曲についての細かい話はほとんど名古屋のライヴレポに書いたし、ここでは書かない。

セットリスト

Audience killer loop
Marmalade Chainsaw
Drain away
砂上の唄
Amber
Un deux
輪郭
Increase Blue
明日無き幸福、呼笑亡き明日
RED...[em]
お経
蝕紅
New age culture
R to the core
Sustain the untruth
The inferno

Obscure
詩踏み
Child prey
The IIID empire


ツイート

ライヴ前


ライヴ後


その他



その他

東京でのツアーファイナルの追加公演ということが関係しているのかなんなのか、この日はとてもまとまったライヴでした。メンバーも、いつぞやのGAUZEツアーで見られたような投げやり感は一切なく、それなりに楽しめているように見えたし、それを見て私も楽しめた。

で、上でツイートしてるけど、この日のライヴ中は、自分が高校生のときのことや学部生のときのことをめっちゃ思い出した。

この一連の回顧ツアーに参加するまで、自分の中で一番思い出深いツアーはGAUZEツアーだと思っていた。GAUZEツアーは遠征もしなかったし関東公演しか観てないけど、当時私は中学生で、バンドの時期的にも自分の年齢的にも一番ディル馬鹿で、素直にバンドが大好きで、ほんとにライヴを楽しみに日々を生きていた。あのGAUZEツアーよりも、バンドへの熱も落ち着いた数年後のVULGARツアーの方が思い出深かったとは、自分でも意外だった。まあ、後から思い出すことは、えてしてよい思い出ばかりだよね。

VULGARツアーの後、私は鬼葬ツアーを大宮で一本だけ観て、その後MACABREツアーを4本観て、どれもとても楽しかった。この後さらにWitheringツアーを観て終わりにする予定なのだが、DIR EN GREYの回顧ツアー全ての記事を書き終えるのは一体何年後になるのだろうか。

過去記事




Versailles 9th Anniversary Premium Show Case @Zepp DiverCiry Tokyo その1

去年の夏以降、ライヴレポをためにためてしまっている状態なので、まずはライヴ後のこの勢いでもってセトリと第一印象だけをここに書き留めておくことにします。この記事のその2、その3が書かれるかどうかは未定。



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昨年末、KAMIJO活動20周年の記念ツアーファイナルでVersaillesの活動再開が正式に発表されてから、初めてのライヴでした。

とはいえ完全復活ライヴは8月なので、今回はいわば前哨戦、とのこと。今まで、節目となるような大きいライヴの前に行われるちょっと短めのライヴについていた「プレミアムショーケース」というタイトルが使われていました。ラストライヴ前の鹿鳴館2公演以来のライヴタイトル。


今日のライヴ、ものすごくよかった。いや、というより、私個人がめちゃくちゃ楽しかったし、ひたすらに嬉しかった。

KAMIJOの歌は絶好調というわけではなかったし、途中機材トラブルも結構あって、ライヴ全体として完成度が高かったかというとそうでもなかった。でもでもそんなこと全部吹っ飛ぶくらい、とにかく楽しかったし、最初のメンバー登場時こそ一瞬感極まって泣きそうになったりしたものの、すぐ笑顔になった。

私やっぱりこのバンドが大好きだ。このメンバーが作った曲を、このメンバーがステージに並んで一緒に演奏する、このバンドが好き。

KAMIJOソロもいいけど、Versaillesもいい!

この2つの気持ちは全く相反しないんだなーって、今日よくわかった。(Jupiterファンの人だともっと複雑なのだろうが)


2012年末の活動休止からの3年半の間、私はDIR EN GREYの懐古祭りに全力で踊らされたりしてはいたものの、Versaillesが一番好きなバンドのままであることに変わりはなかった。でも今日改めて復活したこのバンドのライヴを見て、今後がある状態のVersaillesを見て、ああやっぱり活動中のバンドっていいな、この先に新しい展開が待っている、未来があるバンドって素晴らしいな、と当たり前のことを思ったりした。

Versailles、活動9周年と復活、おめでとう。そしてありがとう。8年前にこのバンドに出会えて、そして2016年の今も存在していてくれて、ほんとうによかった。

とにかく今は8月が楽しみです。


セットリスト

6/25/2016
Versailles 9th Anniversary Premium Show Case @Zepp DiverCiry Tokyo

ドキュメンタリー映像
Prelude
Aristocrat's Symphony
Shout & Bites
zombie
After Cloudia
Beast of Desire
Judicial Noir
Vampire
DESTINY -The Lovers-
ASCENDEAD MASTER
Sympathia
The Revenant Choir


The Red Carpet Day


感想ツイート


KAMIJOツイート



おまけ