キャンメイク・パーフェクトマルチアイズ 04(クラシックピンク)

パーソナルカラー診断でブルベ夏と診断されてから、TwitterInstagramで、ブルベ夏の人がおすすめしているアイシャドウやリップを一通り確認した。

診断を受けたのが12月でちょうど年末だったので、ベストコスメのタグとブルベ夏のタグを合わせて検索すれば、たくさんのおすすめ品を一気に読めてよかった。

ネットでブルベ夏の人たちが薦めているコスメは、その多くが黄みが控えめで淡めの色合いのもの。ブルーベースの人は、黄みの強いブラウンよりはココアブラウンが似合い、むしろブラウンよりも紫とかバーガンディとかピンクとかの方が似合う、というざっくりとした説明は、これまでの自分の経験からもさほど違和感がない。


他方、ネットでブルベ夏の人たちが多く薦めている色でも、私がこれまであまり試してこなかったのが、いわゆるくすみ色。

一般論では、ぱきっとした色よりは、多少くすんでいる色の方がブルベ夏は得意らしい(極めて乱暴に単純化してしまうと、パキッとした色はブルベでもどちらかというと冬向き)。しかし私は洋服でもメイクでもくすみ色があまり得意ではなく、わかりやすいくすみ色のアイテムはあまり数をもっていない。先日のパーソナルカラー診断で実際にドレープをあてたときも、くすみの強い色はあまり似合わないという診断結果で、単純に淡めなだけの色のドレープなら似合うのだが、くすみが入るとどんどん似合わなくなっていった。

ブルベ夏という大枠では似合うはずだが、自分としてはいまいち似合っていないように思うし、診断でもそう判断されたくすみ色。それを工夫によって攻略できそうなのかどうかを、早いうちに検証しておきたくなった。


ただし、普段あまり使っていない系統のアイシャドウを試すのはそれなりに勇気がいるので、まずはドラッグストアで買える安いアイシャドウでじっくり試してみよう、ということになり、買ったのが、CANMAKEのパーフェクトマルチアイズ 04(クラシックピンク)。
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このアイシャドウのこの色を、ブルベ夏の人が多くおすすめしていた。まさに、普段私が買わないくすみ色。いつもの私は、ピンクであれブラウンであれ、もう少しはっきりした色のものを選ぶ。

キャンメイクのアイシャドウを買ったのは、たぶん20年以上ぶり。普段、ここのコスメを買うことが全くないどころか、店頭で什器も見ないので全く知らなかったが、SNSで見ていると最近(ここ数年?)キャンメイクのアイシャドウはドラッグストアのコスメの中ではそれなりの人気がある模様。 期待して昨年末に購入し、使用開始。



結果、やはりこのパレットは私には合わなかった。

敗因は、肌の色になじみすぎることなんじゃないかと思う。このパレット内のアイシャドウだけ、例えば左上と右下と左下の3色ででメイクすると、普段と比べてかなり多めの量の粉をそれぞれまぶたにのせても非常に地味な仕上がりになる。全色マットなせいもあり、ナチュラルというか、特にアイメイクした意味が感じられない結果になる。
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こういうあまり黄みが強くなくてくすんだ色系統は、単純に肌色に合うか否かという意味では私の肌に合っているのかもしれないが、メイクでそういう色を使ったときに顔全体がどう見えるかというのを考えると、肌色に近いから合うとかいうそう単純な話でもないんだなあと思う。

私がよく、トムフォードのアイカラークォード 03(ココアミラージュ)右上のベージュをごく薄く上まぶたに使うのが好きなのも、リップに少し黄み寄りのものを使っているのも、そちらの方が、いわゆるブルベ色を使うときよりも少量で顔の雰囲気をガラッと変えられるし、顔色がマシになるし、つまりは私にとってのメイク効果がより大きいからなんじゃないかと、ここ最近思っている。

今回購入したこのキャンメイクのアイシャドウを塗っていると、パーソナルカラーだけにこだわってコスメ選びをしても、自分でぴんとくる顔になれるとは限らないんだなあということがよくわかる。色は奥深い。


なおこのパレットの、右上と下真ん中の2色は実際に肌にのせると黄みがある。特に下真ん中は、パレットの見た目以上に他の色とトーンが違う。この色はアイブロウにも使える設計になっているせいもあるのか、斜めから見るとオレンジっぽさすら感じる。この茶色加減はたしかにアイブロウには向いているように思うが、でもこれをアイシャドウとして使うのは私にはきつい。

なので、今はこのパレット内の色では、左下のピンクをブラシでとってベース色にするか、右下をチップでとって締め色にするくらい。右下の締め色は、元の色はいい色で好きだけど、実際に使うと思いのほかなじんでしまう。どちらにせよ、このパレット内のアイシャドウだけでアイメイクすると特にメイク効果が感じられない仕上がりになってしまうので、ベースか締め色の少なくともどちらかには他のパレットから別の色を持ってくる必要がある。

粉もあんまり好きじゃない。オイルっぽいぺったり感があって、そのためかチップにごそっとついてしまい、チップにとった後に一度はらったり飛ばしてから使ってもなお、大きい塊のままついてきて、最終的に粉飛びする。この製品について、粉質がいいと書いてあるレビューをそれなりに多く見るけれど、そういう人たちはオイルっぽいしっとり感がある粉のことを「粉質がいい」と言っているのか?私は、もっとつるっとしてて、まぶたに指でのせるとスルスルと滑るような、ザ・タルク、みたいな粉の方が好き。

発色もよくないと私は感じるけれど、それは上に書いたように肌色と合いすぎているせいな気がしているので実際のところは判断できない。例えば、普段もっと黄みの強い色を使っているような人がこのパレットを使うと、それなりに発色したりするのかも。



というわけで、くすみ色チャレンジの初回は失敗に終わった。

これまで自分が避けてきた色系統は、単に好みに基づく感覚的なものなんだろうだと思っていたけど、実はそれなりに経験に基づいていて、根拠がある判断の結果なのかもしれない。