Sound Scheduleの復活ワンマンを見に恵比寿に行ってきました。
去年の復活ワンマン@渋谷WWWは、先行で何度も抽選落ちして結局チケットを取れなかった。今年は先行一発目であっさり取れたし、リキッドルームのキャパからしてみたらなかなかの良番(100番台前半)だったので、えーこれ埋まるのかな、入ったらガラガラなんじゃ…とか勝手に心配していたのだが。いざ開演直前に入ってみたら、ほんっとお客さんでパンパンでびっくり。これくらいの広いハコに行ったの久し振りだし、それがこんなにぎっしり埋まってるのを見たのも久し振りだわ。Versaillesは最早小さいハコでしかワンマンやらないし、一時期ブリッツとかチッタとかでやってたけどガラガラだったもんね。
あと私、リキッドルームに行ったことあるとばっかり思ってたんだけど、たぶん行ったことなかった。場所知ってたけど、中入ってから、ホールがどこなのかわかんなくてしばし迷ったもん…あれーなんで勘違いしてたのかな。私が行ったことがあるのは、たぶん歌舞伎町にあった頃のリキッドルームだったんだろう。
セトリはネットで調べたものですが、たしかに大体こんなかんじだった気がする。
グッドモーニング
エイリアン
グッドタイムコミュニケーション
幼なじみ
愛を止めないで
さらばピニャコラーダ
コモリウタ
僕らの行方
僕らの足跡~はじめのいっぽ~
言葉以上に
君という花
ピーターパン・シンドローム
コンパス
エピローグ
結末のない二人
スマイル
同じ空の下で
ことばさがし
大石昌良の歌声の威力は凄まじくて、こういうの聞いちゃうと、ああ私が普段聞いているマイナーバンドの歌って…とついつい思ってしまう。それくらい素晴らしい声だった。あの雄大な声であのせせこましい歌詞っていうギャップが好き。
私は活動再開後の新曲は知らないから、今日はどうなるのかなあと思ってたけど、私の好きなバンドの中でも大石昌良の歌声は実に歌詞が聞き取りやすくて、ライヴで初聴きの曲であっても、どんな歌を歌ってるのかすごくわかりやすくて楽しめた。好きな曲結構あったけど、やっぱり第一期のあの、10代後半~20代前半までの焦燥感はさすがに失われてたね。
解散前の曲もかなり聴けた。幼なじみのイントロ入ったとき、ピニャコラーダ始まったとき、でもって僕らの行方が始まったとき。鳥肌立ったー。まあピーターパンは絶対やるだろうとわかってたからあれだけど、僕らの行方聴けたのはほんとに嬉しかった。僕らの行方とピーターパン・シンドロームはほんっといいねー、サウスケの真骨頂で。
今日やらなかった中であと聴きたかったのって、アンサー、スペシャルナンバー、窓の向こうあたりなんだけど、まあ一年一度のお祭りライヴで湿っぽい曲ばっかやることはないだろうし、今日のセトリで十分満足。スペシャルナンバーくらいは今日あっても違和感なかったけど。
18歳のとき、カフェバイトのために早朝に起きて、朝の5時から朝食を食べながら見ていたテレビ東京のPV流しっぱなし番組で流れていた「さらばピニャコラーダ」で初めて知ったSound Schedule。あれから大した人生ではないがそれでも色々あって、10年経って、もう20代も後半になって彼らの再結成ライヴを見られるなんて。
サウスケの曲を聴くと、今でも高校生のときにディル友達と毎週毎週集まってはつるんで遊んでたことや、学部生の頃のあれこれを思い出す。なんか、このライヴで青春の精算をできたような気がしました。すごくよかった。でも、来年はもういいや。それくらい満足しちゃった。
たまに、数年来追っかけ続けているようなバンド以外のライヴを見ると新鮮ですごく楽しいなあと思った。恵比寿ってのもよかったし。またなんかよさげなライヴあったら、足を運んでみようっと。