セルフネイル記録(2021年7月)

7月のポリッシュネイル記録。まだ2か月遅れている。


目次


ADDICTION ネイルポリッシュ 045(Hippie Market)



とっくのとうに廃番になってしまっているこのポリッシュ、未だにものすごく好き。色もパールもつや感も。

好きだけど、ばっちり濃色だしこれを会社につけていくのはどうなんだろう、と以前は思っていてあまり頻繁に塗らなかったため、状態がいいままかなりの量が残っている。ただここ最近は出張もないし、濃色がどうとかを気にしなくなってしまったので、仕事に普通に塗って行くようになってしまった。


デュカート ナチュラルネイルカラーN 76(シナモン)

濃色を塗った後は、反動でナチュラルなシアー系ネイルを使いたくなる。というわけでデュカートシナモン。


同系統のシアーオレンジベージュであるアディクションのバニラブレイクにしようか迷ったけど、バニラブレイクはまた次回。


ADDICTION ネイルポリッシュ 012(Private Jet)

でもってまた濃色。


青とか赤とかの原色系と、水色みたいな寒色系は仕事のときに塗るのはやめとこう、でも小豆色とかグレーとかのただの濃色なら別にいいや、という謎の線引きが自分の中で出来上がりつつある。

これもまた好きな色。でもいつ見てもこれがどういう系統の色なのかがよくわからない。このグレーに赤みや青みを感じることもあるのだが…よくわかんないけど、まあ好きだからいいや。


セルフネイル記録 過去記事

過去記事は下の記事の一番下からさかのぼるか、ネイルカテゴリからどうぞ。

2021年上半期分

2020年分

レノアハピネス 夢ふわタッチ ホワイトティーの香り

かなり前にレノアハピネスのクラッシーフローラルが廃番になってしまって以来、これといって気に入った香りの柔軟剤を見つけられていなかったのですが、やっとやっと見つけました

レノアハピネス 夢ふわタッチ 上品で心地よいホワイトティーの香り

レノアハピネスのホワイトティーの香り。


クラッシーフローラルとは全然違う方向性の香りです。


クラッシーフローラルの販売終了後、紆余曲折あって最近はフレアフレグランスのフラワー&ハーモニーの香りを使っていたのだが、そろそろ使い切りそうだし、次は同じフレアフレグランスのホワイトブーケの香りでも買ってみようかなーと思っていたところ、最近レノアハピネスがリニューアルしていたらしく、ホワイトティーの香りというのを見つけた。

ホワイトティーというとやはりすぐにSHIROを思い浮かべるわけですが、ドラッグストアで売っている最安ラインの柔軟剤でホワイトティーの香りというのは新しいのでは?

実店舗には行かないので、香りのテスターも試さずに即買い。そして当たった。

かなり私の好きな香りでした。甘くてフルーティでみずみずしい系、プラスほのかに紅茶。あまり紅茶は強くないけど、でもわかる程度には紅茶。私は元々紅茶の香りが好きなので飛びついたけど、あまり紅茶という部分にこだわらずに買ってしまってもいい気がする。

ちょっとクチコミを調べると、SHIROのホワイトティーに似ていると言っている人もいれば、全然似てないと言っている人もいるね。私は持っていなくて比べることはできないし、香りの感じ方は人それぞれなので気になる人は自分で確かめて下さい。

なお私は、今回この柔軟剤を買うまで「ホワイトティー」が実在する紅茶の名前で固有名詞なんだってことを知らなかった。「みずみずしい紅茶の香り」「清らかな紅茶の香り」みたいなかんじで、「ホワイト」はあくまで概念的な形容詞なのかと思ってた。教養がないな。


過去にレノアハピネスの柔軟剤を複数種使ってきたけど、今回のホワイトティーの香りは過去のレノアハピネス製品より若干穏やかめな気がする。洗濯後はちゃんと香るけど、乾燥後まで引くほど強く香ってくるなんてことはない。

ただ私は乾燥機使用なので柔軟剤を規定量よりもかなり少ない量しか使っていないし、この香りが好みに合っているからこそ強く感じないという部分もありそうなので、そこは自己判断して下さい。

夢ふわタッチなのかどうかも、うちは乾燥機使用のため柔軟剤を使わなくとも全てがふわふわしてしまうので不明。


ちなみにこの製品の公式の触れ込みは「高級ホテルのエントランスにただようホワイトティーの香り」らしい。

これ、言いたいことはなんとなくわかる。とっぴな香りじゃなくて、強すぎなくて、リラックス感があって穏やかなのに、はっきりと印象には残る。たしかに概念上のホテルのエントランスの香りだ。雰囲気理解。

ちなみに私はシェラトンの入り口の香りが大好きで、出張で使っていた頃はあそこに泊まるたびにエントランスと同じ系統の香りがする固形石鹸を持ち帰って家でまで使っていたりしたのだが、去年からはどこにも出張に行かないし、プライベートでも旅行になんて行かないしですっかりご無沙汰である。あの香り懐かしいなー。またあの香りのするホテルに(会社の経費で)泊まりたい、そして美味しい朝食を(会社の経費で)食べたい。



新発売のレノアハピネスのホワイトティーの香り、なんで今までこれ系の香りの柔軟剤がこの価格帯で出てなかったんだろうか、と思うくらい気に入った。P&Gよありがとう。

途中、また色々買い替えたりもするだろうが、このホワイトティーの香りを廃盤になるまで使い続けたいと今のところは思っている。

詰め替え用、詰め替え2倍量品、4倍量品も同時発売。「通常の約4倍」って、本体の4倍量じゃなくて詰め替え用の4倍量ってことなんだね…だから「約」4倍なのか。今初めて知った。


柔軟剤過去記事


BUGY CRAXONE 「じきにスターダスト」

BUGY CRAXONEというバンドの話を久々にします。


2018年の10月に発売された、BUGY CRAXONEのアルバム「ふぁいとSONGS」。
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このアルバムに収録されていて、私が発売当初から好きだった曲が「じきにスターダスト」。

じきにスターダスト

じきにスターダスト


この曲の2番のAメロの歌詞がこれ

平成だっておわるし オリンピックもくるというのに
わたし去年のハンドクリーム やっと使い終わるところよ

いい歌詞ーーー

こういう歌詞をさらっと書いて歌えるすずきゆきこと、それを世に出してくれるBUGY CRAXONEが私は大好き。


このアルバムの発売日は2018年10月、平成30年の秋。その時点で、翌年の4月30日を最後に平成が終わることと、そのさらに1年後には東京でオリンピックが行われることが決まっていた。(実際にはその後、オリンピックは一年延期になったけど)

ある国で概ね数10年に一度しかない年号の切り替え時期が近づいてきており、
4年に一度しかない世界的なイベントがその国にやってくる日も近づいてきており、
一方で、わたしは去年使っていたハンドクリームを今年もまだ使っている。

世間は翌年以降の予定された未来に目を向けているのに、自分はやっと去年の続きを終えるところ。個々人の生活は大きな節目もイベントもなく淡々と続いているし、この後も続いていくのだ、と歌っている歌だと解釈している。人生は生まれてから死ぬまでずっと続いていて、一個人の前ではたった一年の節目すら曖昧だというのが現実。

社会や世間から個人へ、数10年や4年から1年単位へ、という視点転換を促すのに、「やっと去年のハンドクリームを使い終えた」という、誰にでもありそうな身近さでめちゃくちゃ瑣末なモチーフを選んでいるところがさすがだし、すずきゆきこらしいなと思う。


でもって、曲を全部聴き終えてから曲のタイトルを見ると「じきにスターダスト」なんですよね。

ここで急にまた時間の幅が変わっている 。和暦が変わる数10年、オリンピックの4年、同じハンドクリームを使い続けていた1年、ときて、タイトルでは一個人が死んで星屑になるまでの数10年へ。対象は一個人のまま、ログでプロットした方がよいってくらいスケールが大きくなっている。ちなみに曲自体も、「人生なんてかんたんだ」と長期の俯瞰視点になって終わっている。

すずきゆきこは、BUGY CRAXONEの何度目かの路線変更後に突然、日常のささやかな暮らしに立脚した歌詞を書くようになったんだけど、この曲もその一部だと思う。「シャララ」で「生きることは暮らすこと」と歌っていたように、一日一日をどうにかこうにか越えていくうちに誰もが未来に到達し、それが積み重なって人生になる。

前作収録の「シャララ」もすごく好きな曲です。




ブージーラクションは、10代〜20代前半の頃の私にとっては主に下北沢SHELTERで爆音とシャウトを聴きに行くバンドだったけど、ここ数年は主にすずきゆきこのありがたいお言葉を浴びるためのバンドとなっている。

メジャーファーストシングルで初めて知って好きになったときからメンバーが何度も変わっているし、数年ごとに音楽性もどんどん変わるけど、すずきゆきこがこの調子で歌詞を書いてくれている限り、私はたぶんこのバンドがずっと好きですね。

BUGYの歌詞についてはまた書きたい。私が数年前からずっと一番書きたいのは、BUGY CRAXONEの歌詞世界における「神様」の存在と、その変化についてなのだが…デビューアルバムの「blanket」から、鈴木由紀子の周りにはいつも、ちょっと腑抜けたかんじの神がいる。このテーマでブログかなんかを書いてるブージーファンの人、どこかにいないだろうか。