コスメデコルテ フェイスパウダー 00(translucent)

コスメデコルテの周年キャンペーンに応募したら、フェイスパウダーの現品が当たった。ラッキー。

当たったのも結構前のことだけど、それまで使っていたルースパウダーがなくなるまで開封を先送りにしていたので、4月になってからやっと開封して使い始めた。


コスメデコルテ フェイスパウダー 00(translucent)

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有名品ですね。

今回もらった00のトランスルーセントは、6色展開のうち、無色で一番ツヤのあるタイプ。「素肌感のある生ツヤ肌」だそうです。自分で買うにしてもたぶん00をまず試すだろうから、いいものをもらった。


パッケージは小ぶりだけどかなり高さがある。付属のパフは厚みがあって毛足が短く、ふかふかクッション系。厚みがありすぎるので、目尻とか小鼻の脇とか、細かい部分に折って使うには使いにくい。まあ何度も洗ってへたったら、よいかんじになってくるのかも。
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粉は綺麗な桜色で、独特の香りがする。コスメデコルテの化粧品は全部この路線の香りなのかな?以前、コスメデコルテのスキンケアもファンデもサンプルを試したことがあるけど、もうすっかり忘れてしまった。


で、このフェイスパウダーを使った感想ですが、ごく普通です。

有名品なので、なにか特別さがあるのかなと思っていたが、今のところはなんの特徴も感じない。

そもそも、これまで長く使っていたルースパウダーとの違いが全くわからない。これまで使っていたのは、アンプリチュードのフィニッシュルースパウダー 01(トランスルーセント ライトベージュ)。初めてアンプリチュードのパウダーに乗り換えたときは、その前に使っていたkissのパウダーがかなりのサラサラ系だったこともあって「しっとり系だなあ」という解像度低すぎの感想くらいはあったのだが、今回はその差すらわからない。

コスメデコルテとアンプリチュード、同じくらいしっとりする。サラサラ系ではないと思う。毛穴ぼかし力も同じくらいで、カバー力が高いわけではない。持ちも、どちらも普通に一日持つ。どっちもパールなしで、別にキラキラしたりはしないしツヤも出ないが、かといってドマットにもならない。どちらも見た目には色つきだけど、実際に肌にのせると一切色はつかない。粉自体の色は、コスメデコルテが薄い桜色で、アンプリチュードはベージュ。
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一か月弱使って、今のところはアンプリチュードと大差ない、という印象。今後、夜中まで長時間使ったり、真夏や真冬など極端な時期に使うと、耐久性などの面で違いが出てくる可能性はある。が、現時点ではよくわからない。感受性が低い。

これといって致命的な不満点はなく、香りが私の好きな方向ではないから別にいらないなという以外には惜しいと思う部分すら思いつかないので、普通にいい製品で、合っているんだろうなとは思う。

たぶん一つ使い切るまではこのパウダーでいくはず。引き続きしばらく使って、もし何かがわかったら追記します。


余談

ちょっと前に、THREEの正式名称が長い、通称消える粉が話題になってたけど、そもそも世の中の人たちは、普段は粉を塗ったか塗ってないかが肌の上でそんなにはっきりわかるほどの量のパウダーを顔にはたいていたということなのか…?と疑問だった。粉の効果は、塗ってから数時間後くらいに、ニュアンスレベルでかろうじて差が出てくるか出てこないか、くらいなもんだと思っていたが、違うんだろうか。

そもそも、パウダー系のコスメで粒子が細かいものほど上質であるとされる風潮が一部に存在すること自体、私にはよくわからない。まあ化粧品に限らず、嗜好品は各々が信じる道をいく宗教なので、他人の信仰のことは別にいいんだけど。

私は、最終的に自分の顔がなんとなくいいかんじだなと自分自身で思えるようなコスメであれば、機構はなんでもいいです。


コスメデコルテ過去記事


フレアフレグランス フラワー&ハーモニーの香り

以前、愛用していたレノアハピネスのクラッシーフローラルが廃番になった記事を書いた。
2年以上前に書いたものなんだけど、未だに結構読まれている。クラッシーフローラルをまだ探している人がいるんだね。わかるー、私もあの香り好きだったー。なぜ廃盤になってしまったんだ。
あの青いボトルも絵柄もよかったよ。

今日はその後の話です。


目次


レノアハピネス クラッシーフローラルのネット通販在庫状況(2021年5月時点)

クラッシーフローラルの在庫はAmazonでかろうじてまだ売っているが、在庫が不安定。そして高い。中身が品質劣化しているようなレビューも散見されるので、購入時は気をつけて下さい。

こちらは一つ前のバージョンのパッケージなので、さらにかなり古いものだと思われる。

楽天にも在庫がある。



クラッシーフローラルが販売終了になって、私もしばらくは各ネット通販で在庫を買っていたものの、だんだん価格が上がっていくし、品質劣化も心配だし、何よりいつまでも廃番品を買い続けるわけにはいかないので、割と前に他の柔軟剤に乗り換えた。

私はクラッシーフローラルの香りが大好きだったので、これと似た香りの柔軟剤が他にあればぜひそれに乗り換えたかったのだが、実店舗で香りテスターを嗅ぐ機会がほぼないこともあり、結局生産終了後2年経った今でもこれと近い香りのものを見つけられていない。近い香りのほかの柔軟剤を知っている人がいたら、ぜひ教えて下さい。


フレアフレグランス フラワー&ハーモニーの香り

それで、次に使い始めたのがこれ。

フレアフレグランスのフラワー&ハーモニーの香り。

クラッシーフローラルを使い始める前に、しばらく使っていたフレアフレグランスに戻した形。

私は香りのことはよくわからないので自分の好みすらまともに説明できないのだが、フローラルすぎなくて、割とフルーティ寄りの甘めの香りが好き。そういう意味で、このフレアフレグランスのフラワー&ハーモニーの香りは好きだったし、白ベースのパッケージも好きだったし、使っていてなんの不満もなかった。

クラッシーフローラルの次に買ったときのパッケージがこれ、今現在のパッケージよりもこっちの方が断然好きだったな。今のはちょっとどぎつい。

そういえば、クラッシーフローラルの前に使っていたとき、数年前の同じ製品のパッケージはエメラルドグリーンだった。

これ懐かしいな…柔軟剤のパッケージって結構しょっちゅう変わるよね。

クラッシーフローラル後は詰め替え用を買ったりしつつ、たしかこれを数回は使った。ここで落ち着いておけばよかったのに、飽きっぽい私は途中で魔が差して、不満がなかったにもかかわらずまた他の柔軟剤に乗り換えることに。


レノアハピネス パステルフローラル&ブロッサム

それが、レノアハピネスのパステルフローラル&ブロッサム。

なんでこれに変えたのか?特に理由がない。強いて言えばフレアフレグランスに飽きたから。香りテスターも嗅がず、パッケージの見た目と流し読みした香りの説明文の印象をもって、勘だけでこの香りを選択した。

そして失敗した。


この香り、系統的には私の好みからそんなに激しく外れているわけでもないと思うのだが、とにかく香りがきつい。全体的に香りが強くて、使用量を間違えると、いや間違えなくても、使っている自分自身でも酔いそうになる。

香りはなんだかパウダリー感が強い気がする。製品名の「パステルフローラル&ブロッサム」の「パステル」部分にこのパウダリーさが含まれているのだろうか?購入時の私にそこまでの読解力はなかった。

レノアハピネスの公式サイトはiPadSafariブラウザから見ると何もかもが文字化けしてしまい、公式の香りの説明が読めない(数年前からずっとそう、直す気がないのだろうか…)のだが、Amazonを見ると、この製品は「フリージアマグノリアに爽やかな青リンゴを加えた、やわらかいフローラルの香り」だそう。もしかすると私が感じるパウダリーさはフリージアマグノリア起因なのか?でもマグノリアってあんな香りしないような。フリージアの香りは全くわからない、そもそもフリージアがなんなのか、からしてわかってない。


ああこの香りは私に合わない、失敗した、と思いながら、ケチなので結局数か月かけて全て使い切った。この製品は香りが強いので使用量を減らす必要があったというのもあるし、そもそも数年前に洗濯機をドラム式に替えてからは柔軟剤の使用量が減っているという背景もあり、結構時間がかかった。でもかなり頑張って無理して使い切った。

いつもの流れである。ケチすぎかつ目先のことしか見ないので、数100円すら損切りできない、投資とか向いてないと思う。でもたぶん、今後は二度と買わないので本体ボトルは捨てた。


そしてまたフレアフレグランスに戻った

結局フレアフレグランスに戻しました。

今使っているのは、上で書いたのと同じフラワー&ハーモニーの香り。

今のところ落ち着いて使えている。洗濯開始のたび、乾燥開始前に一部の洗濯物を取り出すたびに「いや、香りすごいな…」と思うこともなくなった。


この製品に戻して感じるのは、フレアフレグランスの方がレノアハピネスよりもやや香りが弱いのだろうとは思うけど、それに加えて、好きな香りだからこそその香りを強く感じないというのが多分にありそうだなあということ。

インバストリートメントとか、ボディソープとかにしてもそうだけど、自分の好きじゃない香りのものを使っているときには毎回「香りがきつい」と感じるくせに、自分が好きな香りのものを使っているときには別に毎回「あー、香りがいいなー」とは感じてない。実際には、香りの存在をほとんど気にせずに使えてしまう。好きな香りは自分の中ではあまりに自然すぎて、特に意識せずに流してしまう、というのがありそう。

香りとか味とかって、異なるジャンルのものを単純に定量分析した結果と、人の官能試験の結果がちゃんと合うものなんだろうか?同じ量でも、一般的にあまり好まれない種類のもの(苦味、えぐみ、刺激臭、腐敗臭)をより強く感じる、というのは生物の歴史的にありそうだけど、そうではなく単に個人の好みの範疇で嫌いなものでも、強く感じるなんてことがあるんだろうか。気になる。


なんか最後は別の話になってしまったが、柔軟剤の近況でした。

POPEYE No. 889 普段使いの東京案内。(2021年5月号)

もうすぐ「先月号」になってしまうけれど、最近読んでよかった雑誌のメモ。

毎月かなりの数の雑誌を読んでいるのだけど、ここに書くのは久し振りですね。

POPEYE No. 889 普段使いの東京案内。

ポパイの東京特集。

新店特集でも、人気店特集でもない。なんでもないがよく行く店や、過去に住んでいた街のことなど、各人のごくごく個人的な話がたくさん載っていて大変面白かった。

私はこの手の読み物が大好き。特に有用な情報が得られるわけでも、自分自身の行動の参考になるわけでもない、ただの読み物としての店や街の話。固有名詞が出てくるものの、どのあたりの話なんだなーという非常にぼんやりとした印象がうっすらと残るだけで、これといって実にならない話。読んでいて、スクショしたり、google mapにフラグをつけたり、公式SNSやサイトを探してブックマークしたりもしないような内容、そういう読み物が好き。雑誌としてはあまり売れそうにないけどね…

自分がよく知らない街や、過去に少し関わりがあった街の中で、昔も今もたしかに他人が暮らしているんだなあ、と感じられるような、そしてそれを感じながら読み流すかんじの読み物が好きですね。

この号の中では、特に、「近くへ行きたい。〜僕が住む町の話」というコラム6本がよかった。まさに、得るものやオチがない系の個人的な話。ウェブで徐々に公開されていて、現時点ではうち3本が読めるので、好きそうな人はどうぞ。


他、固有名詞系読み物など

今号のポパイに限らず、実在する街や店などの固有名詞に関わる文章を読むのが以前から好き。

10年以上前に吉田修一にハマって、その時点での彼の著作を一冊残らず全読破したりしていた。彼のエッセイや短編などの文章にはやたらと場所の固有名詞が多くて、しかも比較的行動範囲が近かったので想像力が貧困な私でも内容に親近感が湧いて、そんなところも好きな理由の一つだった。


最近はsuumoタウンの過去記事を全部読んだり


再開したみんなのごはんを引き続き読んだりしています。以前別ブログにも買いたのだが、中村一般の「ジョナサンと私」がめっちゃ好き。


あまり固有名詞感はないのだが、以前みんなのごはんでやっていた座二郎という人の連載も好きだった。
絵がうますぎるのと、いきなり断面図が出てきたりするのがすごいなと思っていたのだが建築系の方なのね。


最近は、ウェブラジオでKAMIJOがまさかの固有名詞語り(しかも懐古話)を始めたのでこれもめちゃ楽しみ。

FC限なので詳細は書けないが、初回の内容がまじで私好みすぎてびっくりした。次回も楽しみ、どうか長く続けてくれ。


雑誌は楽天マガジンで読んでます

なお、去年から雑誌は基本的に楽天マガジンで読んでいる。

一年前の、最初の緊急事態宣言時にブックパスが数か月無料キャンペーンをやっていて、その間にかなりの数の雑誌を読み、確実に元が取れると確信したので、雑誌読み放題サービスをサブスクすることにした。私がサブスクしてるの、アマプラを除くと楽天マガジンだけでは?家ではほとんど動画を観ないし音楽も聴かないので、他のサブスクは入会を検討したことがない。

楽天マガジンは、毎月の月会費が楽天ポイントから引き落とされるところがよい。期間限定ポイントが毎月必ず数100ポイント以上あるので、ほっといてもそこから使ってくれるのは便利。掲載雑誌数や種類にも、特に不満はない。

ただそれ以外の面で特に楽天にこだわる理由はないので、いずれは他の雑誌読み放題メディアに乗り換えるかもしれない、と思い、未だに月額プランで利用している。