トムフォードビューティ・アイカラークォード 25(プリティベイビー)

下の記事に書いた、今年の夏に買ったコスメの個別詳細記事、これでラスト。

 

TOM FORD BEAUTY アイカラークォード 25(Pretty Baby)

この夏に買った、久々のアイカラークォード。

f:id:rose_s:20191206200940j:plain:w350

イカラークォードはこれで6個目。 25番のプリティベイビーは別に新色でもなんでもなく、発売される前からSNSや店頭で存在は知っていたものの特に気にもしていなかったのだが、今年頭からの紫アイシャドウマイブームの中、こういう薄めの紫も使いたくなってきて、急に購入した。


結果、私にはあまり似合わなかった。

f:id:rose_s:20191206200944j:plain:w350
このパレット、見た目と肌にのせたときのトーンがだいぶ違う。上2色と下右の計3色、どれもパレット上で見るとそれなりに明るさや鮮やかさを感じる色なのだが、実際に私の顔にのせるとトーンが落ちる。微妙に落ちるかも、レベルでなくて、すとーんと、結構落ちる。それも、塗ってからの経時で落ちるのではなく、塗ったそばからトーンが落ちる。

私の肌の上では、左上のベージュは黄みや赤みがすっかり消えて、まぶたにわずかなグレーみだけを残すベース色になり、右下のブラウンも黄みや赤みが消えてブラウンというよりグレーになり、右上の薄紫はグレーがかったくすみ紫になる。なのでこの3色をどう組み合わせて使っても、ブラウンでも紫でもなく、ほとんどグレーのアイメイクになる。公式スウォッチとはまるで違う色に発色する、なぜだ。紫みが肌の上で薄まるのは割とよくあることだけど、ブラウンがグレーになるのは経験した覚えがなかった。色とは奥深い。

右上の薄紫を使いたくて買ったアイシャドウなので、実際に使うと紫みが薄くなってしまうのは結構残念だった。パレット上の色はすごーく綺麗で好きな紫なんだけど、いざまぶたに塗るとグレー寄りのくすみ紫になってしまう。私はくすみ系の微妙な色合いの色はあんまり得意じゃなくて、ベースにピンクや他の紫を仕込んだりと色々使い方を変えて頑張ってみたものの、結局私の思ういいかんじの紫はつくれなかった。

グレーっぽい色合いのアイシャドウは、これまで買った覚えがないレベルで使ってこなかったので、このプリティベイビーを使うと、顔が自分にとって結構新鮮なかんじになる。なんなんだろ、モード、ってほどでもないけど、ナチュラルではないし、端正?クール?寄りになる。たしかに新鮮ではあるんだけど、でもそれが似合うかというと、私には似合わないように思う。顔立ちと顔色的に、もっともっと赤みなり黄みなりがないと厳しい。彩度低いのはだめなんだな、と今回このパレットを使ってよくわかった。


最後、左下はオレンジピンクベースの青ラメ。パレット内で唯一、この1色だけはくすまない、まあ、ラメだから。ベース色は肌にのせると消えて、単に青ラメになる。さすがに青光りするラメを仕事に使うのはどうなのか?と思い、平日にはほとんど使っていないので使用頻度が低いのだが、トムフォードの大粒ラメグリッターは好きなので、他の3色に比べるとこのラメだけは長く使えそう。

なお手持ちのトムフォードのラメで一番好きなのは、アイカラークォード 02(コニャックセーブル)の右上のカッパーブラウンラメ。購入してからかなり経ったけど、未だによく使っている。赤みが強いので、まぶたに同化せずに存在感が出る。あとはアイカラークォード 01(ゴールデンミンク)の上の2色のラメも使うけど、色薄めなのでコニャックセーブルほどは存在感が出なくて地味。アイカラークォードのラメは大粒だし光り方が綺麗だし、密着感があってあんまり落ちなくて、夜までちゃんとまぶたに残ってキラキラし続けるからよい。


ちなみに、このプリティベイビーを買うとき、トムフォードのカウンターに行く時間が取れず、珍しくセミセルフ店舗で買ったんだけど、BAさんのタッチアップ技術があんまり高くなくて、どうせ買うならカウンターに行っておけばよかった、と後悔した。今のところ他に欲しいアイカラークォードはないけど、次からは必ずトムフォードカウンターに行く。



過去記事



SHISEIDOメーキャップ・カジャルインクアーティスト 05(Plum Blossom)

前回の記事でSHISEIDOのヴィジョナリージェルリップスティック 205(Pixel Pink)について書いた。

それを購入したときに一緒に買ったアイライナーがこれ。

SHISEIDOメーキャップ カジャルインクアーティスト 05(Plum Blossom


この日は元々ローラメルシエで口紅を試すために百貨店に寄ったので、口紅だけしか買う予定はなかった。

が、ローラメルシエが似合わず結局行った資生堂カウンターでヴィジョナリージェルリップスティックの購入を決めた後に「この色絶対お似合いなので試してみてもいいですか?」とBAさんに言われ、言われるがままにカジャルインクアーティストの05を試してみたら、綺麗な色で、好きな色で、しかもたしかに似合っているように思えたので、すぐ購入を決めた。

購入後、実際に自分で使ってもやっぱりかなり気に入っていて、毎週1、2日以上はコンスタントに使っている。

最近、以前に比べると、まぶたのまつげぎわを上下共にしっかり締めなくなりつつあるので、濃い締め色を使う機会が減ってはいるのだが、とはいえやはり締めたい日は締めたい。ただこのときに使う締め色が濃すぎると、使う量を調節したりぼかしたりしても怖い顔になるので、アイテム選びが重要。


で、今回買ったこのカジャルインクアーティスト、まつげぎわの締め色として使うのにちょうどよい。

色はおそらくすごくニュートラルな紫で、青すぎないし赤すぎないし、明るすぎないし暗すぎないし、薄すぎないし濃すぎない。公式サイトの色み通りの紫。

私は紫色のコスメを使っても、実際に肌にのせるとブラウンやピンク寄りの発色になってしまうことが比較的多いのだが、これはあんまりブラウンにならずに紫みがしっかり出る。

形状としては結構な太芯なので、最初にBAさんに紹介されたときには、こんなに太いアイライナー自分じゃ使えないのでは?と思ったけど、実際に使ってみるとこの太さもなかなかよい。まつげの間を細くしっかり埋める用のアイライナーというよりも、アイシャドウとなじませて使うための製品なので、このくらい太くても大丈夫だった。

もし芯を細くしたければ、ペンシルの反対側に付属のシャープナーが付いているのでそれで削ればいいんだけど、私は太芯が気に入っているので購入後まだ一度も削っていない。


そしてこのシャープナーの反対側には、引いたラインをぼかすためのスポンジチップも一緒に内蔵されている。ただ、このチップを使っても、指を使っても、実際にはさほどぼかせない。

このアイライナー、するすると軽い力でふわっと描ける割には、一度描いた後はすぐに肌にぴたっと密着する。なので、ざざっと太めに描いてからまぶたに広めにぼかしていってアイシャドウ代わりに広い面積に使う、とかいう使い方は難しいと思う。アイシャドウと、まつげの生え際を埋めるアイライナーのちょうど間のような製品だけど、これでどちらかを代替するのは無理。

ただこの05の色について言えば、元の色の付きがちょうどよくって強すぎないので、あまりぼかしを頑張らなくてもやりすぎ感が出なくて、例えラインをほぼ描いたままでもなじみやすい。


そして、あまりぼかせない設計の分、かなり持ちがいい。朝にラインを引いて、軽く指で押さえるだけでかなり長持ちする。夜になっても、あれ締め色はどこへ?ということにはならないし、下まぶたぎわに引いても一日全然にじまない。

あと、私は濃い色のアイシャドウで上まぶたをがっつりと締めると、まぶたの構造上、使うアイシャドウによってはそれが二重の線よりさらに上側に転写されてしまいうっすらダブルライン化することがたまにあるんだけど、このアイライナーだとそういうことも起こらない。


いやー便利。色も好きな紫だし、使い勝手がいいしで、ほんと気に入ってる。

去年から探していてやっと買ったピンク口紅よりも、初めて試したこの日まで全く気に留めていなかったこのアイライナーの方をより頻繁に使っている。
 

SHISEIDOカウンターで他にすすめられたもの

カジャルインクアーティスト 08(Gunjo Blue)

この日のBAさんに、カジャルインクアーティストだと他には08(Gunjo Blue)も似合うと思うと言われた。
が、うーん、青はどうなんだろう。服で着るには好きだけど、平日の仕事で青は使えるのか?まあ、毎日のように紫のアイシャドウを使っていて、なんで青はだめなんだって話ですが。青いコスメはこれまでほとんど使ってきた経験がないので、自分にほんとに似合うのかどうかもよくわからない。

むしろ、私はどちらかというと赤いメイクが好きなので、次カジャルインクアーティストを次に買い足すなら04のAzuki Redかな。ここ最近、紫アイメイクばかりなので、あんまり赤いメイクしてないけど。

オーラデュウプリズム 01(Lunar)

さらに、オーラデュウプリズムの01(Lunar)もすすめてもらった。

これを上まぶたの中央と、頬骨上にハイライト代わりにのせてくれたんだけど、こちらは全くピンと来ず、買わなかった。
こういうベース色のない純粋なシルバーラメ、ブランドを問わずこれまであんまりときめいたことがないんだけどなんでだろ。白くて細かい系のパールも昔から苦手だし、ハイライトや上まぶたキラキラ用途としては、多少のピンクみや黄み、赤みのあるパールやラメの方が断然好き。

あと、こういうジャーに入ったウェット寄りのコスメはあんまり使いたくないというのがある。指で取るとつめが汚れるのも嫌だし、そもそも衛生的にどうなのか。毎回スパチュラで取ってから指でのせればいいんだろうけど、やらないだろうからなあ。



振り返ってみると、今年は年初のADDICTION春コレに始まり、紫のアイメイクコスメを多く買った年だった。やっぱり紫は肌なじみがいいので使っていて落ち着くし、この一年で、もはやブラウンよりも自分の定番色となりつつある。

こないだ買ったADDICTIONのコフレのアイシャドウパレット、コンパクトアディクションのParty Touch 002(Ruby Bijoux)にもまたもや紫が入っていて最近よく使っているけれど、これで今年の紫アイシャドウはもう買い納めかな。


過去記事


SHISEIDOメーキャップ・ヴィジョナリージェルリップスティック 205(Pixel Pink)

下の記事で書いた、この夏に買ったコスメについて引き続き書いていく。



去年あたりからずっと、手持ちのものよりももっとわかりやすく黄み少なめで、明るめの色合いのピンクの口紅を探していた。

が、いざカウンターに行くとベージュや赤寄りのピンクに惹かれたり、ピンクどころかブラウンやモーヴ系に惹かれたりしてばかりで、結局元々頭でイメージしていたような色の口紅を一向に買えていなかった。

そうこうしている間に、私が欲しかった薄色のピンクリップが最も映えそうな季節である春と夏が終わってしまった…のだが、この夏の終わりにやっとこさ買いました。結局、一周回って資生堂で。
f:id:rose_s:20191104165008j:plain:w350
 

 

SHISEIDOメーキャップ ヴィジョナリージェルリップスティック 205(Pixel Pink)

買ったのは、SHISEIDOメーキャップのヴィジョナリージェルリップスティックの205(Pixel Pink)。
f:id:rose_s:20191104165011j:plain:w350
この205は、実は過去にもSHISEIDOの複数のカウンターで薦められていた色で、特に「ピンクの口紅を探している」とBAさんにはっきり言うとまずこの色を薦められていた。ただこの色、手の甲に塗った時点で結構青白いので、これはさすがに私には手に負えないのでは、と思い、これまで長らくタッチアップもしていなかった。

それで、この205を試さないまま、同じSHISEIDOのヴィジョナリージェルリップスティックの206と207を試し(どっちも私が塗ると公式画像よりだいぶ黄色くなり断念)、別日にはカラージェルリップバームの107と113を試し(113は色みはよいのだが、薄づきすぎて顔色悪い私には厳しくて断念)、結局SHISEIDOからは一旦撤退。

その後、ローラメルシエから新しい口紅が出たので、ウェブとセミセルフの店頭で散々色選びを迷った挙句、あるカウンターでルージュエッセンシャルシルキークリームリップスティックの08を試したが、近年稀に見る似合わなさで大失敗。なんだろう、色自体は綺麗なのに、私の顔なのか肌色なのかには全く合っていなくて、貧相な顔がなぜかケバく見える。後から考えると、私はここで08ではなく11を試すべきだったんだと思う。

ローラメルシエで撃沈後、もう試すものがなくなり、同じ百貨店内のSHISEIDOカウンターに寄って、ここでもまた薦められたヴィジョナリージェルリップスティックの205を半ばダメ元で試してみた。そしたら、思っていたよりも自分の希望に近い仕上がりで驚いて、そのまま購入した、というのが全経緯。


この205、ウェブ検索でブログ記事などを見ても、TwitterやインスタなどのSNSを見ても、実際に購入した人の口コミがあまり見られないので人気色ではないのだろうが、実際に使ってみると当初予想していたよりも使いやすい。
f:id:rose_s:20191104165005j:plain:w350
電球色のLED照明のせいなのか、この写真ではあまり青く写っていないけれど、実物を私の肌やくちびるに塗るとかなり青白い。なので好みと肌色を選ぶ系の色ではあるのだが、指でぼかすようにあくまで薄めに使うと私が元々欲しかった通りの黄み少なめ明るめ系リップになる。また、他のピンク系の口紅の下地として使えば、上に重ねるピンクに青みを足す調整をかけられる。

この205を単体でがっつりと厚めに全体塗りしてしまうとさすがに青白くなるので、そこまで色白ではない私には厳しいのだが、赤みや黄みが少ないほんとの色白の人であればモードにならずに似合うのかも。私がやると、単に血色悪すぎな人になってしまうので、塗る量の調節はとても大事。いつもうっすらしか塗らないので、長く使えそう。


なお、今回このヴィジョナリージェルリップスティックの205を買ったときに、一緒に薦められてタッチアップしてもらい、それまで完全ノーマークだったのにひどく気に入って購入したSHISEIDOメーキャップのカジャルインクアーティストの05(Plum Blossom)という、紫のペンシルアイライナーがとてもよくって、購入後もこの口紅以上に重宝しているので、それについてはまた別記事で書きます。

追記:書いた。



しかし、こうやって数か月探して結局ヴィジョナリージェルリップスティックの205に答えがあったという経緯を振り返ると、同製品内で一番青白いこの205を最初っから試していればよかったんだな。

普段の仕事で最適条件を探すとき、まずは極端に大きく振った両端とその間の数点を評価して、その結果から当たりをつけてよさそうなところを細かく評価していく、という動き方が当たり前なのに、なぜプライベートでの口紅選定となるとそれができないのか?全く合理的でない…まあ、コスメ選びを合理的に最短距離でやってしまうと、それはそれでつまらないのかもしれないが。

あと、もっと人の話を聞くべき。SHISEIDOのカウンターに行くたびに、色んなBAさんからこのヴィジョナリーの205を薦められていたのに、いやーこれは青すぎるだろ、と自己判断してタッチアップしてこなかった。自分で素人判断するよりも、プロの推薦をきちんと聞くべきだった。

そういえばルージュルミヌを買ったときだって、この205ほどではないが比較的青白系の6番を薦められていたんだった。私はいつも、使いやすさからちょい黄み寄りのものを選びがちだが、客観的に見るとそれなりに青みがある方が似合うのかもしれない。


まあとにかく、今回わかりやすく青白系のリップを買ったことで、私のピンクリップが欲しい欲はやっとおさまった。

薄め青めのピンクにしたいときはこのヴィジョナリージェルリップスティックの205、明るめだけどもう少し黄み寄りのピンクにしたいときはクレドポーボーテのルージュルミヌの3番、もっと赤みピンクにしたいときはルージュルミヌの4番、という風に使い分けている。
ルージュルミヌは、今回買ったヴィジョナリージェルリップスティックとは全く違う塗り心地と質感だけど、これはこれでとても好き。くちびるがもちっとする。持っている2色が比較的薄づきな色番であることもあって、色合い的にも質感的にも本来あんまり秋冬向きではないんだけど、好きなので気にせずこの秋も使っている。


ヴィジョナリージェルリップスティックについては、去年208(Streaming Mauve)を買って今もよく使っていて、その使い勝手のよさは既にわかっていたし信頼している。軽い塗り心地だけどはっきり色がのって、時間が経ってもその色が残るし、多少お茶を飲んだくらいでは落ちない。セミマットでつやつやしすぎずその質感も長持ちするし、くちびるが乾くこともない。
ヴィジョナリージェルリップスティックはほんとうに好きな製品なので、もしこの先自分に合う新色が出るのであれば他の色も買い足したい。この口紅に関しては手の甲にのせただけのものも含めるとかなりの色を実際に見たけれど、どれもこれも私の肌の上ではウェブで見る色よりもだいぶ黄色く転ぶので、もう少し黄み抑えめの新色が出るとありがたいんだけど。208も、モーヴという色名でありながら私が使うとさほど青みを感じなくって、むしろ十分黄色くなる。いつか、ほんとのモーヴが出ないものだろうか。


過去記事