iPad mini用にEwinのワイヤレスキーボードを買った

先月末から今月頭にかけて、私にしては立て続けにこのブログを更新していたのは、iPad mini用の新しいワイヤレスキーボードを買って長文入力がしやすくなったからでした。

Ewin ワイヤレス マルチペアリングキーボード

今回新しく買った外付けキーボードは、Ewinのこれ。
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ちなみにこれまで使っていたキーボードはiCleverのIC-BK03。
iCleverのこれを外出時のiPad mini用外付けキーボードとして数年前に買って、出張や旅行のときメインでタブレットと合わせて便利に使っていた。

ただ最近は遠出もしないので、折りたたみで持ち運びやすい形状である必要はないし、家で使うならもう少し打ちやすいものを使いたいなあと思って新調することに。


選定条件

  • iOSで使える、iPad mini(第5世代)に接続できる
  • 日本語配列
  • 有線ではなくBluetooth接続品
  • iPadiPhone、少なくとも2台以上の機器をマルチペアリングできる
  • 日本語入力する際に、キーボード配列がとっぴではない(重要)
  • Enterキー、Backspaceキーが極力大きくて打ちやすい(重要)
  • レビューが破滅的ではない

iCleverのワイヤレスキーボードを数年使っていて、最後までキー配列に慣れなかったのと、エンターキーが横長で打ちにくかったので、その点を打開するような製品を探していた。

日本語配列でミニサイズのキーボードは、iCleverに限らず一部の記号類の配置が突飛なものが多く、iCleverではいくつかの記号を打とうとするたびに毎回「……?」となってキーを探してしまっていたので、今回はなるべくそうならない配列のものを希望。

Amazon楽天価格.comで、キー配列以外の希望スペックを満たしている候補品を10数個挙げて、一製品ごとにキー配列画像を凝視し、頭の中でタイピングシミュレーションをした。キーボードはできれば現物を見て実際に試してみてから買った方がいいんだろうとは思うけど、コロナ以後の家電量販店などの実店舗ではキーボードを触れる状態になっているんだろうか?普段行かないからわかんないな。

あとはレビューがまあまあよくて、保証が効いて、万一ハズレを引いてしかも保証されなかったとしてもすっぱり諦められるくらいの安価なものがいいなと思い、一週間くらい各製品の購入者レビューを読みまくって考え抜いた結果、Ewinにしました。ちょうどAmazonのタイムセール中だかなんかで、1700円で買った。


買って使ってみた結果

普通にとてもよい。

  • ワイヤレスだが反応は十分速い
  • ペアリングが即接続でスムーズ。複数端末の切り替えもスムーズ
  • 軽い作りの割にガタつかない
  • 打刻感もちょうどよくて好き
  • スリープモードからの復旧が早くて便利
  • 携帯用ではないが軽い
  • キー配列がいかれていないのでとても打ちやすい(重要)

出社勤務の日は、基本的には仕事を終えたら家に会社PCは持ち帰らず、夕方以降の仕事や夜間・早朝の電話会議は全てスマホタブレットから出ているので、夜や朝に手元に会社PCがないにもかかわらず英文長文メールを書かなくてはいけなくなったときなんかに、家にタブレット用のキーボードがあると大変重宝する。

もちろんiPadの内蔵キーボードでも別に長文は書けるっちゃ書けるし、これまでは主にそうしていたわけだけど、iPad miniではマルチスクリーンにしてもなお画面が狭いので、外付けキーボードをつけるとよりストレスレスです。

もちろんブログを書いたりするのにも使っている。キーボードを買ってから、嬉しくなってこのブログを連続更新した。


Ewinのキー配列はiClever折り畳みよりも断然打ちやすい。かなり自然に打てる。私は普段はWindowsユーザーなので、半角英数と日本語入力の切り替えがCtrl+Spaceだったり、コピペがCtrl+C or VではなくOption+C or Vなところが大きな変更点なのだが、違いと言えばほんとそれくらいなのであっという間に慣れた(しかもそれらはこのキーボード起因というよりiOS起因である)。変に考えたりキーを探したりせずにスムーズに打てる。Enterキーが大きいのも使いやすくて正解だった。

キーボードの電源ボタンは本体裏にある。しばらく使わないと自動でスリープモードになるが、いずれかのキーを押すと割とすぐに復旧するので、いちいち裏の電源ボタンを操作する必要も、スリープからの復旧を待つ必要もなくて便利。

携帯用ではないので、充電式ではなく電池式だけど、それでも十分軽いので持ち運ぼうと思えば持ち運べる。横向きで入れてもかばんに無理なく入るサイズです。

ただし、これはあくまで自宅で短時間使う人向けのサブキーボードなので、仕事とかで毎日何時間も入力作業に使うという人はこれではなくちゃんとしたキーボードを買って下さい。タブレットの内蔵キーボードよりは格段に打ちやすいが、サイズも小さいので、 PC用の数千円以上するちゃんとしたフルキーボードの代替になるものではない。


というわけで、タブレットスマホの外付けキーボードとしては大変おすすめです。まあ私がおすすめするまでもなく人気製品なのですが。

黒もある。
楽天ではメーカーのEwin自身が公式出店しており、ランキングも高い。ただ私が買ったときは、楽天では発送日が未定だったので結局Amazonで買いました。

ちなみに電池は付属しないので別途買って下さい。単4電池2本です。


元々は、変なキーボードを買って打ちにくくて失敗するくらいならAppleの純正キーボード、Magic Keyboardを買おうかなーとか思って、クリック直前までいったりしていたが、結果的には買わなくてよかった。普段Mac使いではない私には、EwinのWindows寄りの配列の方がむしろ合っていた。EwinはWindowsにもAndroidにも接続できる。


今後も、出張とか旅行とかの移動のときは小さくなる折り畳みキーボードを持って行くと思うけど、家では新しく買ったEwinをしばらく使います。買ってよかった。