キュレル BBミルク(サンプル使用)

花王キュレルのBBミルクのサンプルを試した。
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私はアトピーが今よりひどかった頃から、顔からデコルテにかけての日焼け止めとしてキュレルのUVローションを長年使っていた。UVローションのSPF30が廃番になった後も、同じキュレルのUVミルクに切り替えて今も愛用している。

なのでキュレルのことは敏感肌向けブランドとしてかなり信頼しているが、BBタイプを必要としたことがなかったので、キュレルのBBを試すのは今回が初めて。

SPF24、PA++で、紫外線防御力は私が求めるレベルでちょうどいい。UVミルク同様、この製品も紫外線吸収剤は無配合です。


キュレル BBミルク 自然な肌色、明るい肌色

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サンプルをもらったので、自然な肌色と、明るい肌色の2色を試した。

それぞれの色みについてはこんなかんじです。以下2枚の写真は無加工。

自然な肌色
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明るい肌色
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自然な肌色はわたしにはかなり暗くて、実際に顔に塗ったら第三者に笑われるくらい顔が茶色くなった。これはきつい。余った分を薄く首に塗っても、塗った部分と塗っていない素肌の部分にくっきり境目ができて、デコルテが謎なことに。

明るい肌色の方は素肌よりは暗いし黄色いけど、笑うほど茶色く浮きはしなかった。明るさというよりも色みが合っていないので自分で買うことはないけど、こっちは短期間ならまあ使えなくもないかなというかんじ。

脱線しますが、「自然な」などという形容詞を「肌色」の前につけた色番名は数年以内になくなりそうだよね。ベースメイク製品でよく言う「標準色」という単語も、長年聞き慣れすぎて当たり前に流しそうになるが、改めて考えると標準とは一体…ってかんじだし。最近のカネボウは「基準となる色」という表現を使ったりしているけど、たしかに標準を規定するよりも、基準を規定する方がまだいい。


使ってみた結果

仕上がりは、どちらもかなりのっぺり。少量をのばそうとしても、顔料ー!!!ってかんじのつきで、わたしの好きな薄膜仕上がりには程遠いかんじ。

BBなのでもっと薄づきをイメージしていたが、かなりのカバー力というか重さを感じた。色が合ってなくて濃かったせいというのも大いにあると思うが、私の好みには合っていない。私は、日焼け止めにお粉はたくだけとか、自分の肌色に合ったファンデを両頬にだけごく少量のせるくらいのベースメイクが好きなので。

テクスチャー自体は、BBじゃないUVミルクと同様の水っぽいゆるさで、顔にのばすときに摩擦も起こらず、すーっとのばせてその点はかなり好きだった。


で、一日使ったら、その日の夜から肌荒れした。肌荒れというかアトピーが出た。肌が水玉になりました。しかも、2色試してその2回とも。残念ながら、私の肌には合わなかった模様。

上述した通り、私は同じキュレルのUVミルクは数年前から使っていて、特になんともない。なのにBBミルクになった途端に肌荒れしてしまった。顔料周辺の何かの成分がだめなのか…?わからん。

私は日焼け止め関連で肌荒れすることが結構あるので、何かがだめなんだろうとは思うがそれがなんなのかまではわからない。前にキュレルのUVローションをUVエッセンスに変えたときも肌荒れしたし、ラロッシュポゼのプロテクショントーンアップで激しく肌荒れしたこともあったし、今後、別で記事を書くか書かないかわからないが、最近は資生堂の敏感肌向けラインであるデューエのノンケミカル日焼け止めでもアトピーが出てしまった。

今回のように、紫外線吸収剤が入っていない製品を使ってもだめなときはだめだし、逆に紫外線吸収剤が入っていても全く肌荒れしない製品もある。つい最近使って思い出せる範囲だと、アディクションもエリクシールもなんら肌荒れせず、大丈夫だった。日焼け止めは実際に試してみるまでわからない、毎回かなり賭けだ。


元々は、キュレルのBBクリームのサンプルも一緒にもらっていたのでBBミルクの次に試すつもりだったのだが、BBミルクでの肌荒れがひどすぎるので断念した。残念だけど、この先はもう試すことはないと思う。

引き続き、キュレルにはBBではないUVミルクにお世話になることにします。