TSUBAKI プレミアムリペアマスク

先月だか先々月だかから使い始めた、資生堂ツバキのヘアパック。


TSUBAKI プレミアムリペアマスク

2日か3日に一度のインバストリートメントとして使っていた、COTAのコタトリートプレミークホームケア モイスチャーを使い切ったので、このTSUBAKIのヘアマスクに切り替えた形。

ドラッグストアの安いヘアケア品ジャンルにおいてTSUBAKIと同様に今も定番となっている、Finoのプレミアムタッチ浸透美容ヘアマスクとこれと、どちらを買おうか迷ったけど、私は世の研究者や技術者による技術革新を信じているので、迷ったら新しい方といういつもの判断基準によりTSUBAKIにしました。

とか言って、同じ資生堂の製品だし、中身はほとんど変わらなかったりするのかもだけど(私は日用品や化粧品を買うときに成分表示をほぼ見ない。見てもほとんど何もわからないから)。


使い方

  • いつものコタのシャンプーの後に使用
  • 基本3日に一回使用。忘れることもあるので、平均して週に2回くらいのペース
  • すぐ洗い流していいとのことだが、いつもトリートメントを塗って、手と顔を一旦洗い流してからしばらく全身のマッサージをしているため、塗布後数分間おいてから洗い流し
  • これを使わない残りの日は、これまで通りいち髪のトリートメントを使用


結果

特によくもないが、特に悪くもなかった。コーティング効果でつるっつるになることを期待していたが、普段使っているいち髪のトリートメントと比べて違いを感じず。

リペアマスクという製品名と、わざわざジャータイプのパッケージに入っていることから、チューブに入っているような普通のインバストリートメントよりももっと高粘度のものを想像していたが、そうでもなかった。かなりゆるい。この粘度ならたぶん余裕でチューブに入れられる。もしかするとポンプでもいけるかも。

昔使っていたパンテーンは、リンス、トリートメント、ヘアパックとわかりやすくどんどん粘度が上がっていって、それに伴ってパッケージもポンプ、チューブ、ジャーと変わっていっていたので、あのイメージをしていたけどTSUBAKIは違った。低粘度な分、髪全体にムラなく濡れ広がるという点ではよさそう。

香りが意外だった。子供向けのジュースやお菓子とかにありそうな、人工的なぶどう系の香り。かなり昔、広告費をかけまくってデビューした当初のTSUBAKIを使っていたことがあるので、当時と同じ独特の香りを想像していたけど、このヘアパックの香りは私の古い記憶の中のTSUBAKIの香りとは違っていた。まあ10年以上前の話なので、記憶が変質している可能性は大いにあるが。甘めフルーティ系で、私が結構好きな香りジャンルのはずなのだが、これはその中でも結構どぎつい強さがあり、大好きにはなれなかった。

これ、むしろカワイイはつくれると言っていた頃(これも大昔)のエッセンシャルの香りに近いような気がする。オレンジとピンクのどっちのラインだったか忘れたけど、あれに似てる。ちなみにエッセンシャルは私の髪には合っていないようで、使うと髪がひどくばさばさになるのであれ以来10年以上使っていない。

TSUBAKIの話に戻る。元々アトピー持ちの私は、新しいヘアケア品を使い始めるときに一番心配なことが肌荒れしないかどうかであり、特にトリートメント系は髪表面に残るので心配なんだけど、このヘアマスクは大丈夫でした。そういえばTSUBAKIのシャンプーやトリートメントでもこれまで荒れたことはなかったな。ここ数年で一番肌に合わなかったヘアケアもの、強いて挙げるならアマトラのQUOのシャンプーかなと思う。あれは大荒れはしなかったけど、使うと肌が微妙に不調になるので、一本使ったっきりでリピート買いはしなかった。

あと、こういう蓋を開けて使うジャータイプのパッケージのインバス製品は、ほんとうはやっぱりあまり好きではないな。お風呂で使う限り、どうしても水分が入って変質が進みそうという印象論で、下向きに立てて保管できるチューブタイプの方が好き。でもまあ、こういうドラッグストアで売っている大手ライン系のヘアパック製品は大抵ジャーボトルに入っているので、この部分は妥協するしかなさそう。次に試そうかなーと思っているいち髪のプレミアムラッピングヘアマスクも、TSUBAKIと同じようなパッケージだし。

TSUBAKI(ツバキ) プレミアムリペアマスク 180g

TSUBAKI(ツバキ) プレミアムリペアマスク 180g

  • 発売日: 2017/09/14
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品
いち髪 プレミアム ラッピングマスク トリートメント サクラ 200g

いち髪 プレミアム ラッピングマスク トリートメント サクラ 200g

  • 発売日: 2020/02/28
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品

というわけで、確信を持って自分の髪に合うと思えるインバストリートメントには今回もまた出会えずでした。残念。


他、アウトバストリートメントのその後など

アウトバストリートメントは、下で書いたエルジューダエマルジョンを引き続き使っている。これはやっぱよいですね。次もこれを買う。髪を染めてから1か月くらいは、これを使うと特に状態がよい。

その後はやはりどうしても傷んできて手触りが変わってきてしまうけど、まあそれは二か月に一度髪を染め、一年に一度か二度パーマをかけて常に髪を酷使しているので仕方ないね。美容院で一か月に一度はサロントリートメントをすべきなんだろうが、いつも二か月に一度しかしていないので、このあたりで限界なのかも。


髪は肌とは違って、いくら頑張ってケアをしようが、一度生えた髪自体が新しく生まれ変わることはないので、サロントリートメント後に経時で傷んでいくスピードをできるだけ抑制しつつ、外側から人工的にコーティングして見かけ状のつやを保つしか対応策がないと思っている。痛みの進行を抑える部分についてはホームケアでやれることには限界があると思っているので、後は外からコーティングするその場しのぎを毎日続けるしかないのかなと。

アウトバストリートメントの方がインバストリートメントよりも自分の髪への良し悪しが明確なように思えるというこれまでの感覚も、まあそりゃそうだよな、と最近は思っている。インバストリートメントは、よほど自分に合わないもの、つまりはそれを使うことによって髪の痛みがより進行するようなものでなければ割となんでもいいのかも。だったら好きな香りのものを選んだ方がよくて、次はいち髪にしようと考え中。


インバストリートメントはどれを使ってもあまり差を感じないという話については、以前ここで書きました。