今年のホリデーコスメはこれだけ買いました。アディクションのアイシャドウパレット、2色。
ADDICTION COMPACT ADDICTION "Party Touch"
アディクションのクリエイティブディレクターが、2020年発売の製品分からAYAKOさんからKANAKOさんに代わるということなので、限定品としてはこれがAYAKOさんの最終製品。
アディクションは、ネイルポリッシュに始まり、アイシャドウパレット、単色アイシャドウ、そしてリップと、私にしては珍しく複数カテゴリに渡って比較的長く使ってきたブランドなので、AYAKOさんへの感謝と記念の意味で最後にこのアイシャドウを買いたかった。
予約から購入まで
発売前に、SNSで製品画像を見たときから、買うのはこのアイパレット、コンパクトアディクション パーティータッチの002(ルビービジュー)だなと決めていた。なんせ、こういう赤みや紫みメイクに目がないので。
この数か月前に、限定品のジバンシイのプリズムイシムアイズの002を買おうと発売前から思っていたのに、気がついたら予約開始日を過ぎており、テスター実物も見ず、タッチアップもしないまま発売日直前になっていた…ということがあったので、今回はちゃんと予約開始日を事前にチェックし、カレンダーアプリに入れておいた。
予約開始日当日、私は朝からプロジェクトレビューがあってデパートに電話などかけていられなかったのだが、まあまだ予約開始日で発売開始日ではないし、少し早めに仕事を上がってデパートに行けばいいや、と思ってお昼休みにも電話をかけなかった。早めに帰るつもりがなんだかんだでいつも通りの夕方退社となり、でも予約開始日に無事に行けてよかったーと思いながらカウンターに行ったらば、既にアイシャドウパレットの002は予約終了していた。
BAさん曰く、002だけ昼くらいの時点で予約終了したとのこと。レビューが終わっても普通に仕事したりお昼食べたりしていて、電話をかけなかった数時間前の自分の行動をまじ後悔した。
この日に初めてカウンターで現物を見たんだけど、002は実物の光り方も綺麗で、どう見ても好きな色合わせ。予約終了しているとわかってはいても、テスターを手で試したらやっぱり欲しくなってしまった。
で、せっかくカウンターまで来たので、次点に考えていた003(チョコレートパーティー)の方をタッチアップ。もし見た目以上に黄色くなる色が多いようなら好みではないなと思っていたが、そんなこともなく、見た目に近いニュアンスで発色する色がほとんどだった。それになんせ8色も入っているので、色を選べば黄み強めにせずに使えそう。そこで、当初の予定を変更してこの003をカウンターで予約して帰ってきた。
そして発売日当日。この日の朝、開店と同時にカウンターに行くか、もしくは開店と同時に各カウンターに電話をかけまくるか、と考えていたので休みを取っていたのだが、結果から言うとそこまでする前にオンラインで買えた。
発売日当日の0時から発売開始するsukiyaのオンラインショップが0時過ぎにつながって、無事に002を買えた。その後、数10分以内にsukiyaオンラインでも阪急オンラインでも002だけ売り切れたので、ほんと運よくつながってよかった。0時に家のPC前にスタンバイするために、前日の飲み会を二次会までで上がってきた甲斐があった。
そして、休みなのでその日のうちにカウンターに行ってみたところ、私の行ったデパートでは夕方になっていたにもかかわらず002を含めアイシャドウパレットは全色在庫があった。0時にオンラインに貼り付いてまで頑張らなくてもよかった模様。まあ、もしこれでオンライン販売を逃していて、かつカウンターでも買えていなかったら…と思うと後悔が大きいので、欲しいものが買えてよかったことに変わりはない。
というわけで、結局002をオンラインで、003をカウンターで購入し、色違いの限定アイパレットが2つ手元にやってきたのであった。
コンパクトアディクション “パーティタッチ” 002(Ruby Bijoux)
まずこちら、最初から欲しかった002の方。
うーん、どう見ても私の好きな色合い。こちらは全色パールかラメ入り。
一番よく使っているのは上段右端と下段右端の紫。最近アイメイクのベース色がブラウンではなく紫になっていることもあり、この2色はほんとうによく使っている。上段の方がわかりやすいパール入り、下段は一見マットっぽいけどパールらしい。二重幅以上に使うのは上の紫、締めに使うのは下の紫にすることが多い。
上段左端は少し白みがかった薄紫ピンク。肌にのせると見た目ほどのピンク感は消えるし、照明の加減によっても割と色が変わって見える。こういう色、白飛びしすぎたりくすみすぎたりしなければ私は結構得意なので、下地用途で地味に長く使えそう。その隣、上段の左から2色目は大きめラメ入りパールのピンク。肌にのせるとベース色はほぼ消えるのと、まぶた全体に塗るとやややりすぎな光り方なので、アイメイクの最後に上まぶたの中央だけにのせるラメ用途でよく使っている。そういえば最近、この手のピンクラメのアイシャドウを持っていなかった。上段の右から2色目のハイライト色は白っぽすぎて使ってない。
下段左端は少しカッパーがかったピンク、この色は肌にのせると見た目ほどピンクになりすぎないので使いやすい。広めに塗っても意外に大丈夫。その隣のブラウンもピンクみがあり、パールたっぷりで、どんなアイメイクにも使いやすい。下段右から2色目の深い赤、これはさすがにピンポイントで目の際にしか使わないけど、好きな色。今年の年明けのADDICTION春コレで、ザ アイシャドウの134が見た目は好きだけど、実際に肌にのせると黄みが出てきて鮮やか系薄ピンクになってしまい買わなかったのだが、ここに来て最後の最後で深み系の赤を買えて嬉しい。これも一見マットに見えるけどパール。
結局、このパレットしばりでアイメイクするときは、下地に上段左端を塗った上で右端の上下の紫どちらかもしくはどちらもを使うか、下段左端を二重幅よりやや広めに薄めにふんわり伸ばしてその右隣のブラウンを二重幅に重ねたりまつげぎわを弱めに締めたりして最後に上段左から2色目のピンクラメをのせる、という使い方が多い。
こういう多色のアイシャドウパレットを買っても結局決まった色しか使わなくなることがほとんどだけど、このパレットは私にしては結構幅広くあれこれ使っていて、あーやっぱこういうパレット好きだなあ、と開けるたびに思っている。あー、買えてよかった。買ってよかった。
コンパクトアディクション “パーティタッチ” 003(Chocolate Party)
次、003の方。なんと言ってもチョコレートパーティーという名前がいい。
しかし実物はさほどチョコレート感がない。チョコレートというともっと深いブラウンをイメージするけど、このパレットはそこまで深くないし、色んな色みのブラウンが入ってる。
あれこれ使ってみたけれど、こちらのパレットについては上段の左端と左から2色目、あと下段の左端の計3色はほぼ使っておらず、結局は上段の右端と、下段の右から2色目を多用している。赤みのあるブラウンはやっぱり使いやすいし、好きだし、だからこそしっくりくる。
あと上段の右から2色目がマットなベージュなんだけど、彩度が低くて黄みも赤みもないのでとても使いやすい。これまでアイカラークォード 03(ココアミラージュ)の右上のマットベージュを使っていたような下地用途で最近はこの色を使っている。ココアミラージュより断然黄みが少ない。
下段右から2色目のブラウンは締め色や目尻端色として狭い範囲になら使えるけど、広めの範囲に塗ると私には似合わなかった。ほぼグレーになる。アイカラークォードの25(プリティベイビー)でも実感したけど、こういう彩度低めに発色するブラウン苦手だなあ。パレットの色みの通りならまだ使えそうだけど、実際に肌にのせるとブラウンみが消えてグレーになり、そして私はグレーが強いと似合わない。
下段右端のマットブラウンはごく普通だけど、締め色としてどの色にも合わせやすいのでパレットに入っているとなにかと便利。ただ、ADDICTIONのアイシャドウ全般に言えることだけど色持ちはあんまりよくない。
こちらのパレットは002ほど全色使えていないが、まあ私の場合は多色パレットを買っても大抵そんなものなのでそれはいい。こういうスタンダードなブラウンパレットを買ったのはそういえば久し振りなので、今後はこのパレットをベースに、他から持ってきたラメをのせたりして長く使っていく、はず。
今年はコフレをこの2点しか買わなかった。まあ、よく考えるとこの2パレットだけでアイシャドウが16色も増えたわけだから、もう十分というかんじがする。
ADDICTION、来年頭の春コレは私の好みではなかったけれど、AYAKOさんが最後に新しくしたリップスティックはいずれどれかを買うと思うし、今後の新作も楽しみ。AYAKOさんはADDICTIONの後はどこかにいくのかなあ。もし別のブランドを立ち上げるのであればそちらも楽しみにしています。
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