3月に新しく発表された、第5世代のiPad mini。
発売日直前ぐらいにネットで購入して、購入後10日くらいで届いた。
Wi-Fiモデルの64GB、Apple Pencilなし。
発売されると知ったとき、スペックをろくに確認もせずにすぐに購入を確信したくらい、念願の発売だった。
私は、プライベートでも仕事でも毎日iPad miniを使っている。
元々使っていたiPad miniは第2世代のもので、購入以来、これまでほぼ毎日起動して、使い倒してきた。
そのさらに前、iPad mini2の購入前はiPadを使っていた。当時よく行っていた中国出張中に急に空き時間ができても特にやることがない、でも会社のパソコンではプライベートなことはできない、ホテルに備え付けのパソコンは日本語入力できない…ので、出張に持参できる自分個人のネット端末を持っておきたくなり、購入したのだった。
2011年当時、私が行っていた中国の地方のホテルの部屋には無線LANが飛んでいないことが多かったので、有線LANを無線に変える変換機もiPadと一緒に購入し、出張時には持参した。
初めて買ったタブレットであるiPadはとても便利で、家でも、海外出張時以外の普通の外出時にもかなりよく使ったけれど、日常的に持ち歩くとなると、iPadは少し大きく、そして重すぎた。私は重い荷物を持って外を歩き回ることに非常にストレスを感じるし、場合によってはそれで体調を崩すこともあるため、外出時の持ち物は極力軽量であると嬉しい。
それで、次にiPad mini2を購入した。
iPad miniは、かばんに入れていても負担にならない程度の重さ。短時間であれば、例え片手で持っていても手首が痛くならない。サイズも絶妙だと思う。これより小さいとタブレットのよさが薄れて作業性が低くなるし、大きいと重くなる。
ディスプレイサイズは小さいけれど、やれる事はiPadと同じだし、普段使っているスマホとの連携もスムーズだしで、以後はiPadを人に譲ってひたすらiPad mini2を使うことになった。
出張中の飛行機の中や新幹線の中で、重くて大きいノートパソコンを開いて仕事するのがとても嫌なんだけれど、iPad miniなら狭いパーソナルスペース内でもさっと起動して、長文メール書きでもデータ確認でも、がっつりしたデータ処理やチャート作成以外の簡単な作業であればほとんどなんでもできるので、とても便利。
で、今回4年以上ぶりに買った新しいiPad mini（いわゆるiPad mini5）は、これまで使ってきたiPad mini2から目立った機能変更はないので、新しく感動するような点もほぼないが、ほんとサクサク動く、その一点だけで十分。後は画面がきれい、でもそこはあんまり私は関係ないかな、デザインとか写真の仕事をしているわけでもないし。
iPad miniを横向きで使えば内蔵のキーボードもそこそこ普通に使えるが、長文を打ちたい時や、仕事で長々とメール作業をしたいときなどにはやっぱり少し不便なので、そういうときのために携帯用のBluetoothキーボードを数年前に購入し、iPad miniと合わせて使っている。
iclever のIC-BK03。
数年前の古い写真だけど、iPad miniと合わせて使ったときのサイズ感はこんなかんじ。
このキーボードはキー配置がちょっと独特で（なんというシステムなのかは知らない）、慣れるまでは少し時間がかかったし、今でも普段のキーボードほど早くは打てないが、それでも内蔵のキーボードよりは打ちやすい。
去年あたりから、プライベートでブログを書くときなんかは主に音声入力で大枠を書いて、後から細部をキーボードで直すようになったので、以前よりはキーボードの使用頻度は下がっているとはいえ、やはり打ちやすいのは大事。
折り畳んで半分の横幅にできるし、185gしかないのでiPad miniとセットで持ち歩いてもあまり重くならない。しばらく充電しなくてもかなり長時間電池が持つのもよい。ちなみに充電はmicroUSB経由で行うので、去年から使っているAnkerのモバイルバッテリー、PowerCore Fusion 5000からも充電できる。
仕事で丸一日外出するときなんかは、iPad miniと、このi-Cloverの携帯キーボードと、Ankerのモバイルバッテリーを3点セットで持ち歩いている。
もはやiPad miniがないと仕事にもプライベートのネットにも差し障るので、今後iPad miniの新機種が出なくなったらどうしよう、今更Androidに乗り換えるのは面倒だし、大きいサイズのiPadにももう戻りたくないな、とここ最近ずっと思っていたが、ここに来てAppleが突然新機種を出してくれてほんとうによかった。嬉しいぞ。
また数年間、毎日お世話になります。
