2015年末にあった、KAMIJOソロの20周年記念ツアーファイナル@ゼップダイバーシティ、あっという間にライヴから一年経ってしまった!
(これを書いているのはライヴから一年以上経った2017年1月です)
私が未だに一番好きなバンドであるVersailles の復活の儀式もあり、ほんっとーにいいライヴだった。セトリと感想ツイートだけでも貼ろう貼ろうと思いつつ、それすらせずに早一年。
既にDVDも出ているので詳細はそちらを見て頂くとして、とにかくセットリストとツイート、それに今でも思い出せる感想だけ貼っておく。
LA VIE EN ROSE KAMIJO -20th ANNIVERSARY BEST- Grand Finale Zepp DiverCity Tokyo【初回限定盤】 [DVD]
- アーティスト:KAMIJO
- 発売日: 2016/07/13
- メディア: DVD
一年経っても覚えているハイライト
全体通して
- KAMIJOのこれまでのキャリアをまとめて体験できる、めちゃくちゃ濃密なライヴだった
- LAREINEやNEW SODMYといった過去バンドが一夜限り(たぶん)の復活をしているのに、過去のバンドや曲というかんじがあまりせず、あくまで今のバンド、今の音楽のように感じられたのが不思議だった
- これぞまさに時の破壊!
- これだけ演奏メンバーが変わる、結構な規模の対バンイベントのようなライヴなのに、転換の時間がほとんどなく、全く中だるみしなかった
- 全てがひと続きで、ちゃんと一つのストーリーになってて感動。この構成と運営はすごい
- こんなにも大きなスケールの一大エンターテインメントを仕切ったKAMIOはすごい
- KAMIJOは歌を歌うより、楽曲やアーティストの世界観構築とか、ライヴ演出とか、人のプロデュースとか、こういう仕事する方が向いてるんだよね、ほんとは
- ライヴ前は、KAMIJO20周年ツアーファイナルと言いつつ、結局Versailles復活に全て持っていかれて、他は前座的になっちゃうんだろうなーと勝手に思っていたが、そんなことは一切なかった
- ほんとに全てが主役、敢えていうなら過去・現在・未来のKAMIJOが主役だった
- 全体の構成が素晴らしいだけでなく、各アーティストのセトリもそれぞれよかった
- 久し振りの人達もブランクを感じさせない仕上がりで、復活イベントだから、というような甘えを感じさせなかった
- このライヴが一万円強(私はグッズ付き前方席のチケットを買ったから。ただの指定席ならたしか7000円弱だった)で体験できるとか、なんかおかしい
KAMIJOソロについて
- KAMIJOは出ずっぱりで曲数が多く、休憩もほぼなしなのに、最後までちゃんと歌えていた
- こんな大イベントの中、KAMIJOソロも一切手抜きのないライヴでよかった
- Symphony of the Vampireの第一楽章〜第七楽章まで切れ目なく続けてやるセトリ、2014年末の主催イベント以来一年ぶりに観たんだけど、あのときは歌が残念だったので今回また体験できてとてもよかった
- New sodmyを挟んでの再度のKAMIJOソロのセトリも、私の好きな曲2曲と、今のソロならではの曲(Versailles向きではない曲)2曲でバランスがよかった
NEW SODMYについて
- New sodmyは曲もメンバーも全く知らなくて初見だった。結構今風でおしゃれだなあという印象
- AYA(BLue-Bの綾のとき人気だったよね)が今でも普通にかっこいい
LAREINEについて
- LAREINEは中学生だか高校生のときぶりに観て、別にファンじゃなかったし特に思い入れも何もなかったんだけど、いざ15年とかぶりに観たら昔のことを色々思い出した。懐かしい
- 一曲目のリリーシャルロット(別に好きな曲ではない)の開始でもう叫ぶ。私は好きじゃないけど、でもこれぞLAREINEよね!
- メルヘンで過剰にロマンチックで、あくまでキャッチー
- MACHIが美しくてびっくり。長らく表舞台に立っていなかったはずだが、ブランクを全く感じさせない佇まい!一般人ではない感がすごい。雰囲気あるなー。MACHIというより、MACHI様ってかんじ。未だに。
- それに比べてしまうとMAYUは頑張った感が出ていたが、予想していたよりはちゃんと今っぽくなってた。でも厳密には今じゃなく10年前っぽい。地下線っぽさがあった
- EMIRUも頑張ってえみるんるんやってたけど、彼については予想通りのビジュアルだった
- 冬東京を聴けなかったのは残念だったけど、至上の名曲メタモルフォーゼを聴けて最高でした
Versaillesについて
- KAMIJOソロのサポートメンバー4人がVersailles曲であるゴッパレを演奏している最中に演奏メンバーが入れ替わり、途中からYUKIとMASASHIが演奏し始めるという演出にはびっくりした
- 曲の途中でリズム隊が変わるってすごくないか
- その後、ゴッパレラストで花道の先端部からHIZAKIとTERUが飛び出してきたのにはさらにびっくりした
- 復活の儀式前に、ゴッパレ、アセンデッド、アリストとVersailles曲を3曲やったけど、どれもKAMIJO+Versaillesメンバー2人だけ+サポートメンバー2人、という構成で、やきもき感がありつつも貴重な絵でよかった
- 私やっぱりYUKIのドラムが好き
- 久し振りに見たHIZAKIは、ツイッターの自撮りで見るよりずっと華があって美しくて、ちゃんと女形していた。そして終始、決意に満ちた顔つきをしていた
- 満を持してのVersailles復活の儀式は、メンバーが一人一人、花道にある台に薔薇を置いていくだけなんだけど、感慨深かった
- スマホ構えつつ(このときだけ撮影可だった)、目の前のメンバー見つつ、なんか震えがきたわ
- そしてレベナントだけはVersaillesのメンバー5人全員で演奏。Versaillesメンバー全員での演奏をこれ以上観たければ来年のライヴに来いということですね、はい行きます
最後の締めについて
- ライヴのラストをVersailles復活にせず、敢えてまたソロ曲を2曲持ってきたのもめちゃくちゃよかった
- この世で一番美しい薔薇よという、バンドであるVersaillesではなくあくまでソロならではの曲をここで入れるセンス、そしてこんなに長いライヴの終盤であるにもかかわらず歌い切ったKAMIJOはえらい
- 最後の最後がRoyal Bloodなのもよかった。合唱曲だからというのもあるけど、これはKAMIJOの過去と現在と未来に向けられた祝福の歌なのだ
- 私はVersaillesファンなので、さっきのVersailles復活でついつい全てを持って行かれそうになったが、元はといえばこのライヴはKAMIJOソロのツアーファイナルだもんね
- ステージの真ん中に立つKAMIJOの両脇をHIZAKIとMACHIが挟み、その後花道を今日の出演メンバー全員が2人ずつ歩いてくるときもHIZAKIとMACHIがペア、というのがめちゃくちゃいい絵だった。赤の女王が2人!
- 出演者の並び順一つとっても、とにかく細部まで考え抜かれて構成されたいいライヴでした
- 最高のお祭りをありがとうKAMIJO!
セットリスト
KAMIJOソロ
Vive le Roi
Presto
Sacrifice of Allegro
Royal Tercet
Dying-Table
Sonata
満月のアダージョ
Throne
NEW SODMY
Phantom
Audrey
Cat Walk
KAMIJOソロ
BASTILLE
サンクチュアリ
闇夜のライオン
Romantique
KAMIJO+Versaillesメンバー
God Palace
ASCENDEAD MASTER
Aristocrat’s Symphony
Prelude
The Revenant Choir
KAMIJOソロ
この世で一番美しい薔薇よ
Royal Blood
感想ツイート
ライヴ前
Versaillesのアー写の5人が目開けてるー!!!3年前に、こんなバージョンも撮影してたのか!凝ってるな、素晴らしい。あと一週間で3年ぶりに拝めるよーわくわくわくわく
— 薫 (@rose_syrup) 2015年12月19日
私は今のKAMIJOソロも大好きだけど、HIZAKIとKAMIJOが上手く調和していてドラムが打ち込みじゃないVersaillesも同じく大好きだったので、復活するのであれば純粋に楽しみ。例え3年前より好きじゃなくなっていたとしてもそれはそれ、過去が汚されるわけではない。
— 薫 (@rose_syrup) 2015年12月25日
今日はLAREINEの演奏するメタモルフォーゼと冬東京、Versaillesの演奏するアリストとレッカペとSympathiaとレベナントが聴きたい!もちろんソロのPrestoとThroneも聴きたい。あー楽しみだー。ほんと楽しみ。
— 薫 (@rose_syrup) 2015年12月28日
ライヴ後
あーほんと楽しかったー行けてよかった。ソロもNEW SODMYもLAREINEもVersaillesもと盛り沢山だったけど、転換の待ち時間がほとんどなかったので全くダレずに3時間半ぶっ続けで楽しめた。20周年ラストにふさわしい、いいお祭りだった!
— 薫 (@rose_syrup) 2015年12月28日
Versaillesは2016年に正式復活で8/7に復活ライヴ、と言っていたけどフライヤーを見ると6/25にもZepp Divercity Tokyoでやるっぽい?限定ライヴとかなんかだろうか。
— 薫 (@rose_syrup) 2015年12月28日
まずKAMIJOソロで、Symphony of The Vampireを第一楽章から第七楽章までぶっ通しで演奏。その後NEW SODMY。AYAがあまりに美男子すぎてびっくりした、今日のメンツの中でダントツ顔がよい。この人BLue-Bの綾だよね、そういえば15年前も人気あったわ
— 薫 (@rose_syrup) 2015年12月28日
その後にまたソロだっけ?転換に「しかし今もバスティーユは立ちはだかっている」みたいな字幕が出て、往年のRPGっぽくてウケてしまった。バスティーユとサンクチュアリと闇夜のライオン。
— 薫 (@rose_syrup) 2015年12月28日
その後のLAREINE復活一曲目がいきなりリリーシャルロットで、出たーしょっぱなから演奏なしのエアバンド曲!と思って面白かった。MACHI様はパラパラ風なフリを踊り狂って下さっていたよーあー懐かしい。
— 薫 (@rose_syrup) 2015年12月28日
しかしMACHIは輪郭がシャープで綺麗ですね、相変わらず耽美で深紅が似合う。なのに動いたり喋ったりするとコミカルで、なんかJasmineさんを思い出した。MAYUはUNDERCODEにいそうなかんじになってた、EMIRUはやはりEMIRUで最後まで一言も発さず。
— 薫 (@rose_syrup) 2015年12月28日
しかしたしかにLAREINEなんだけど、15年前の私が知ってるLAREINEじゃなくて、ちゃんと2015年バージョンになってたのが不思議だったなー。いや、曲も演奏も当時のままなんだけど、でもやっぱり昔のLAREINEじゃなくて今現在のLAREINEだった。すごく不思議。
— 薫 (@rose_syrup) 2015年12月28日
もう一度LAREINEバージョンで聴きたかった、大大大好きなメタモルフォーゼを生で聴けたし私は大満足である。MAYUの泣きのギターもMACHI様のスティックくるくるも健在、しかも最後のサビでは雪も降ったよ!あーよかったー。メタモルフォーゼ最高。
— 薫 (@rose_syrup) 2015年12月28日
LAREINEの後、Versaillesメジャーデビュー時のショートムービーが流れたので、おおVersailles来るか!とおもいきや、出てきたのはKAMIJOソロのサポートメンバー。そのままゴッパレ、今年のベストアルバムに入ってる、微妙にアレンジされたバージョン。
— 薫 (@rose_syrup) 2015年12月28日
だったんだけど、曲途中でステージ後ろの半二階部からYUKIとMASASHIが現れて、なんとゴッパレの途中でドラムとベースが交代。山本真央樹と時雨はここで退場。Versaillesのリズム隊とソロのときのギター2人とKAMIJOで、そのまま大サビを超えて終盤まで。
— 薫 (@rose_syrup) 2015年12月28日
ゴッパレのラスト、かみじょがラストの苦悩パートをひざまずきながら歌ってる最中に、なんとHIZAKIとおてるが登場。ステージ観てたら、ステージ上のスクリーンにリアルタイムで映し出されてたKAMIJOの手前に突然HIZAKIが飛び出てきてまじでびっくりした。花道先端から突然の登場。
— 薫 (@rose_syrup) 2015年12月28日
そのままゴッパレを終えて、次がアセンデッド、これはかみじょひざきおてると時雨真央樹。久々に観たHIZAKIはやっぱり華やか、とにかく派手で、華がある!生で見たら外見も3年前とほとんど変わってなかった、まあ衣装も活動休止時のラスト衣装だったし。ちゃんとしっかり女形していた。
— 薫 (@rose_syrup) 2015年12月28日
で次がアリスト、今度はDAISHIとMekuが返ってきてMASASHIとYUKIと。MASASHIはKAMIJOソロのサポートでも観てたからそこまで感慨なかったけどやっぱYUKIが叩いてるの観るのは嬉しかったなー、YUKI兄のツタツタ高速ツーバス、相変わらず大好き。
— 薫 (@rose_syrup) 2015年12月28日
その後、ネットでも生中継されたVersailles復活の儀式を経て、来年夏に復活のアナウンスがあって、ラストは今のVersaillesメンバーでレベナント。3年振りのレベナント、やっぱりよかった。締めにふさわしい曲。この5人のレベナントがまた生で観られるなんて幸せすぎるー。
— 薫 (@rose_syrup) 2015年12月28日
最後はソロでのこの世で一番美しい薔薇よとRoyal Blood。Royal Bloodは音源よりもライヴで聴く方がずっとずっとよい、7月のキネマで初めて聴いたときも思ったけど、まさに祝福の曲なんだよね。あのサビの開け方はかなり印象的、生で聴いてこそよさが映える曲。
— 薫 (@rose_syrup) 2015年12月28日
Royal Bloodのラストで今日の出演者月の全員ローズライト持って出てきて、最後は全員がステージに並んで、メンバーコールして一言ずつコメントして手つなぎジャンプして終了。とにかく華やかだったー!KAMIJOの両脇に赤いHIZAKIと赤いMACHIがいるあの光景!素晴らしすぎる
— 薫 (@rose_syrup) 2015年12月28日
KAMIJO20周年ファイナル@ Zepp Divercity Tokyoのセットリスト。LAREINE、NEW SODMY、Versailles、そしてKAMIJOソロと、盛り沢山のセットリストで、あっという間の3時間半だった。 pic.twitter.com/84gpcvAZz3
— 薫 (@rose_syrup) 2015年12月28日
昨日書いたKAMIJOセトリ、よく考えたらレベナントの前に一応Preludeも流れたな。まああれは儀式のBGMだから省略ということにするか。Versailles復活、予告されてたからサプライズでもないしわかってたはずなのにそれでも興奮しすぎて、すっかり忘れてた。
— 薫 (@rose_syrup) 2015年12月29日
とにかくゴッパレラストにHIZAKI(とおてる)が突然飛び出てきたときのあの驚きったらなかった。ゴッパレはこのままリズム隊しか出てこないと思ってて、歌うまくなったなーとKAMIJOに集中していたら画面の手前に飛び出てきたからな。HIZAKIの派手さが存分に生かされた登場であった。
— 薫 (@rose_syrup) 2015年12月29日
あれは映像映えするなー。今回は今までのソロと比べてかなりの数のカメラが入ってたから後の映像も期待できる。それに花道があってこそのさすがの演出だった。今回は雪も降ったし銀テープも降ったし、演出が結構よかったな。新作の赤いローズライトが浮かないよう、ちゃんと赤中心の照明になってたし。
— 薫 (@rose_syrup) 2015年12月29日
あと嬉しかったのが、Versailles復活前の転換に懐かしのSound in Gateがフルで流れたこと!私KAMIJOのSE曲基本的に好きなんだけどあの曲は特に大好きで、時の破壊がテーマの今年にぴったりだから是非聞きたいと思っていたのでファイナルでうまく使われてて嬉しかった。
— 薫 (@rose_syrup) 2015年12月29日
昨日のライヴはほんっと楽しかったしいいライヴだったと思うのでちゃんと記録を残したいな。夏のKAMIJOライヴも冬のKAMIJOライヴも何も記録残せてないままだったけど、久々にちょう長文ブロクを書きたくなった。しかし夏のアルバムのレビューも途中のままなので、たぶんあと半年かかる。
— 薫 (@rose_syrup) 2015年12月29日
とにかくとにかくいいライヴでした。っていうか、ひたすらにKAMIJOがすごかった。彼の本気を見た。
Versaillesもまさかの大復活をしてくれて、私はほんとうに嬉しいです。本格的な活動再開が楽しみ!
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- 発売日: 2016/09/14
- メディア: CD