1/20、VersaillesのメジャーデビューアルバムJUBILEE発売おめでとう!
KAMIJO、人生二度目のメジャーデビューアルバムおめでとう!
- アーティスト:Versailles
- 発売日: 2010/01/20
- メディア: CD
発売日に届いたんで、にやにやしながら聴いておりますよ
今のところ
1. God Palace -Method of Inheritance-
2. Ascendead Master
3. Rosen Schwert
4. 愛と哀しみのノクターン
5. Amorphous
7. Catharsis
12. Sound in Gate
あたりが好き!特に2、4、7は好きだーライヴ楽しみ!
今まで、
だと勝手に思ってたけど、今回のJUBILEEもこれまたホールノリだった。
Lyrical時のような、わかりやすい、バンギャのための曲はもう作らないんだなぁ
でもそれこそがバンドの進化な気がするのでいいです。
ワールドツアーでは日本のバンギャ特有のあのノリは全く通用しないだろうし
メタル好き層とか、バンギャ以外のファン層を開拓するにもそうすることが必要。
まぁ私は、2008年8月の主催イベントでやったLyricalしばりセトリが楽しすぎただけに
正直寂しいけど、いいことだと思います。
あとはライヴでLyrical曲・Revenantがなくても盛り上げられるようにしないとねー
今は結局、Lyricalのわかりやすいハコノリ曲にまだ依存してる気がする。
Red CarpetもShoutもBeastも、やればやっぱり絶対盛り上がるもんね。
Revenantやそれらに代わる曲がいつ出るかと思ってたんだけど
これまでJUBILEEを聴いた感じでは、これといって代替曲が見つからん。
Dirも、インディーズ時から追っかけてただけに、
定番セトリから残-ZAN-(ていうか新曲1)や蒼い月や
GARDENが消えたときはかなり悲しくて、もうライヴ楽しくないかも…って思ったけど
今思い返せば、そのへんから試行錯誤を繰り返して進化したんだなーって思えるし。
Versaillesもこっからが正念場だよ、がんばれがんばれ
まぁJUBILEEについてはもうちょっと聴き込んでから、またここに長文で感想書きます。
でもって、一方では
メジャーデビューというおめでたい日に
ビジネスパートナーであったはずのID JAPAN(衣装制作会社)から
インストアイベント中止によるTシャツ代返金問題の件で
こんなメールがファンに届いてしまうという、すごい事態が起きています。
お客様 各位
Versaillesの件に関しましてはご迷惑をお掛けして申し訳ございません。
この件につきましてはかなこじれた問題となってしまい、現在Versaillesの所属事務所デラクロアとの間で東京地方裁判所において裁判を行っている最中です。
VersaillesのTシャツ等の商品は衣装製作のタイアップとして衣装製作料を大幅に値引きする代わりに、インストアイベントを行いその収益を衣装製作料に充てるという目的で行われました。インストアイベントに参加する条件としてTシャツ等の商品を購入するという図式です。
しかしインストアイベントが中止になり衣装タイアップが不可能になったにもかかわらず、Versailles側はまったく責任を取ろうとせず、当社も資金的に窮地に追い込まれています。jasmineさんの件はお悔やみいたしますが、インストの中止は当社に責任はありません。
Tシャツの売り上げはすべて衣装製作費の一部としてすでに使われており、お客様に対する返金はVersailles側がその分を衣装製作料として支払ってくれないと返金資金が用意できません。
しかしVersailles側は賠償などについてこちらの要求をまったく受け付けず、逆に自分勝手なとんでもない要求をされ、訴訟まで起こされてしまいました。
そのため対抗上仕方なく当社もVersaillesの所属事務所デラクロアに対して逆訴訟を起こし、現在東京地方裁判所において裁判を行っている最中です。
一刻も早く裁判に勝訴し、お客様への返金が出来るよう弁護士共々全力を挙げております。
大変申し訳ございませんが判決がでるまでしばらくお待ち下さいますようお願い申し上げます。
もう…バンド名改名といい、Jasmineさんの死といい、
この夢見がちなバンドはどこまでファンに現実を突き付けたら気が済むのか…!
改名発表時に散々書いたけど、こういうメルヘンチックというか
過剰にロマンチックというかな謎世界を、
ヴィジュ系が流行ってた1990年代頃ならまだしも
2010年になっても頑なにやってるような人達が、
その現実離れした世界の裏側にある、非常に人間臭かったり、きな臭かったり、
お金のにおいがぷんぷんするような現状を、ファンに見せたらいかんと思うのですよ。
普通のアーティストならまだしも、こういうメルヘン系バンドだから尚更。
もっと隠さなきゃいけない、ていうか、
本来であれば隠すことなんてないように動かなきゃいけないと思うんですよ
だってお遊びでやってるんじゃなくて、ビジネスなんだから。
改名発表時にライヴのMCで
「あちら側の弁護士から警告文が送られてきました」
的なことを、あの衣装とあのメイクで言っちゃったKAMIJOには大いに引いたし
最早ドン引きを超えて、ライヴ会場では一瞬怒りさえ覚えたのですが、
今回はもう怒れない。
改名騒動のとき、相手方は正当な主張をしているだけなのに
それを悪者・偽物扱いした上、名前を買い取るとか本気で言い出しちゃったときは
あぁほんとに痛い人達なんだなぁ、って、時間が経ったら笑ってネタにできた。
Jasmineさんが亡くなったときは、
「永遠の孤独と引き換えに永遠の命を得た薔薇の末裔」というバンドの基本設定が
現実世界では根底から崩れて行くのを見て、最早笑えなくなった。
でもって今回のこの裁判沙汰発覚。
最早、怒る気もしなくて、なんか、逆に、心配になっちゃうんですけど。
ほんとに大丈夫なのこのバンド。
事務所が大丈夫じゃないことは、上記三件の対応を見てれば明確ですが
事務所が大丈夫じゃなくて、バンドは大丈夫なの。やってけんの。
惜しいんだよなー、せっかくいい素材なのに、こういうとこで損してる。
こういうとき事務所の存在は大きいなぁと思います。
Versaillesはこの先どうなるか知らないけど、このまま行くなら
事務所が足を引っ張ることは間違いないと思う。どうにかして下さいよ…
ジャニーズとかバーニングみたいなレベルでどうにかしろって言ってるんじゃなくて
普通のことを普通にやってくれれば、それでいいんですよ…
実体のない夢を売るのって、ものを売るのよりも
はるかにものすごい量と質の裏側での努力や、徹底した根回しや、
ブランディングが必要になってくると、素人の私でも思うんだけど
今回の件はそういうレベルじゃない気がする。もっと低レベル。
最近始めた、twitterを使ったプロモーションとかは面白いと思うんだけど、
それ以前に、最低限のところをしっかりして欲しいと思っちゃう。
KAMIJO、もうね、そういうドロドロ系のネタはいらないから!
ファンもお腹いっぱいだから!
Versaillesというバンドは好きなので、それ故、言いたいことが沢山あります。
しっかりして欲しい。
そんなんで足引っ張られてたら勿体無いよ。
まぁそういうのも含めたバンドの動き方が、売れるか売れないかを決めるんだろうね。