
Gothic Melting Ice Cream’s Darkness“Nightmare”
- アーティスト:Tommy heavenly6
- 発売日: 2009/02/25
- メディア: CD
私Tommy heavenly6好きなんですよー
というか川瀬智子が好きなんだけど。
だってすごいじゃん、このコッテコテの世界観が。
やりたいコンセプトがとにかくとにかく明確で、
それを具現化するためにビジュアルを完璧に作り上げて
で、せっかく構築したそのイメージを壊さないために、
どっかで聴いたことのあるメロディーをつなげた音楽を、しつこく頑なにやっている。
ここまで完璧にポリシーを貫き通されてしまうと、
歌唱力がどうだとか、曲がどれもこれも似てるだとか、歌詞が中二病だとかいう
一般的にアーティストの弱みになる部分が、最早どうでもよく見えてくる。
というのは、私がVersaillesを好きな理由と全部同じなんですけどね。
私の中ではこの二つは同ジャンルです。あと昔のcapsuleとかも。
Tommy heavenlyとVersaillesは、
歌詞に使う単語もよく似ていて、相変わらず死神だの夢だの魔法だのと言ってるし
PVも棺桶に入ったり吸血鬼の格好したりと、
ほとんど同じようなダークメルヘン世界をやっている。
しかもたしか川瀬智子とKAMIJOは同い年だ。
10年前くらいにブレイクしたのも同じ。
どちらも驚異の30代である。好きすぎる。
というわけで、VersaillesもTommy februaly6とTommy heavenly6を見習って
バンドが「方向性の違い」「音楽性の違い」から空中分解しそうになったときには
思い切って2つの別人格を作り上げて活動を両立したらいいと思います。
- 白系Versailles(作詞作曲KAMIJO)
強がって寂しいのをひた隠す彼女を、守ってあげたい抱きしめてあげたいだとか
散々傷つけてしまったけど、やっぱり君が好きなことに今更気がついた、的な
歌謡曲的愛の世界を、そのまんまのド直球歌謡曲メロディーで奏でる
代表曲:SFORZANDO、PRINCE、PRINCESS、名も無き雨の唄(仮)、
むしろ冬東京とMetamorphose(LAREINE)
- 黒系Versailles(作詞KAMIJO、作曲HIZAKI・TERU)
薔薇がどうの、血がどうの、十字架がどうの、という薔薇の末裔の物語を
速弾きツインギターとドコドコバスドラのメタルに載せて低音で歌う
代表曲:The Red Carpet Day、Aristocrat's Symphony、
Second Fear、ASCENDEAD MASTER
これで、KAMIJOとHIZAKIの分解も防げて万事解決、
長い間Versaillesを楽しむことができます。めでたしめでたし
最後にTommy heavenly6のベストアルバムの中で得に好きな曲を貼る
- Lollipop Candy BAD girl
Tommy heavenly6 - Lollipop Candy♥BAD♥girl
HIZAKIも驚く10分強の大作。どっかで聴いたことあるメロディーがひたすら続く
Tommy february6との共演が拝めます
- Heavy Starry Chain
Tommy heavenly6 Heavy Starry Chain
この曲大好きー!PVも文句なく可愛い。
黒髪ぱっつんも巻き巻き金髪もどっちも可愛い。
いつかライヴに行ってみたいなぁ。