BUGY CRAXONE 「New sunrise」

2ndアルバムの「歪んだ青と吐けない感情の底」で、
全編通して抜かりなく鬱、という
ある意味ヴィジュ系っぽく、ある意味中二病な完全なる世界観を確立し
私をむちゃくちゃ虜にしたBUGYは、
次にくりだした3rdで、まさかの覚醒を果たした。

歪んだ青と吐けない感情の底

歪んだ青と吐けない感情の底

  • アーティスト:BUGY CRAXONE
  • 発売日: 2000/11/22
  • メディア: CD
This is NEW SUNRISE

This is NEW SUNRISE

見事なまでに180度方向転換するもんだから、度肝を抜かれたことを覚えている。
そのミニアルバムの一曲目が、この日のライヴでの一曲目、「New sunrise」。
名曲。
そして今のBUGYの原点となっている一曲だと思う。
騙されたと思って聴いてみたらいいと思います(布教活動)。

笑い慣れて 悲しいのさ
叶わない夢を捨てることもできない
君に書いた手紙の中
それなりの言い訳だけ上手くなるんだ


先を行く人の影に うなされてる僕がいた


(中略)


先を行く人の影も この先に続く道も
全部 僕の中にある 


空の色、朝の匂い、泣きたくなった夜明け前
本当はわかってた 強がるだけじゃだめなんだ
僕のまま生きるなら 叶わぬ夢も負けじゃない
悲しみと失望の間で希望は生まれるんだ


一人きりで生きるために 強いわけじゃない
もう一度 君の前 胸張るための強さなんだ
繰り返す つまづきを 笑ってくれる君がいる
悲しみと失望の間で希望は生まれるんだ

生きる勇気が沸く。
ライヴで私に生きる気力を与えてくれるアーティストは、ディルとBUGYくらい。
大好きです。