VersaillesのLyrical Sympathy、なんと素晴らしいアルバム!!
あまりの出来にびっくりなんですけど。
ほんと、KAMIJOなのに捨て曲が一曲もないよ…なんなんだ。
INTRO
イントロは、まぁお決まりのイントロである。
The Love from a Dead Orchestra
曲展開のカオスっぷりも、妙に魅力的かつ上手いピアノの麗しさも、
アルバムのしょっぱなに8分超えの曲をもってくること自体もいいが
それよりなにより
時代はなぜこんなに立ち止まる事を拒み
人を醜く変えてくのか?
青き静寂へと変わりゆくその旋律
消えてしまうがいい
消えてゆけ 燃えてゆけ 醜い私よ
いくら殺しても甦る屍
この想い 届くなら 全てを消し去り
汚れなき薔薇のようにただ咲いていたい
というヴィジュ系らしい超両極端思考な歌詞が、ひどく懐かしくて、ときめく。
Shout & Bites
とにかくサビが印象的。ポップで頭に残る。
薔薇!棘!毒!あぁーそうそうこういう単語の羅列こそがヴィジュ系ですよ!
テンション上がるわー。
Beast of Desire
スピード感があって曲はかなり好き。イントロよい!
歌詞が最後の最後で直接的すぎて閉口しますが、他は完璧。
KAMIJOさん、もう少しオブラートに包みましょう
Forbidden gate
おぉ、LAREINEっぽい!こういう曲はKAMIJOの声に合ってるよ。
そしてアルバムのラストナンバーっぽいがまだ続く
The Red Carpet Day
この曲が素晴らしい!一番好き。
曲調も歌詞も全部よい!イマイチ迫力に欠けるシャウトもあるよ。
この歌詞読んで、ようやくThe Revenant ChoirのPVの最初と最後に入ってる
意味がちんぷんかんぷんだった台詞の意味がわかりました。
Versailles / The revenant Choir [Official Music Video]
そういう意味だったのねーわかんないよあれじゃ!
やっぱThe Red Carpet Dayが、このアルバムの核なんじゃないの(独断です)。
ヴィジュ系すぎるほどの世界観で、よい。
Sympathia
再びLAREINE!懐かしいー
これは上手いまとめ方です。
ちゃんとアルバムの総括になってるし次にもつながる歌詞。
KAMIJOやっぱり才能あるよ!好きだ!
これだけ曲があって本当に全部よいし
一人頼みじゃなく、KAMIJO、HIZAKI、TERUと三人が作曲できて
それでいてバラバラの印象になっておらず、世界観が統一できてるのも強い。
これはよい。よいバンド。
これだけ世界観を作り込みまくってるので、
最初の音源が一番よくてその後ネタ切れしていく、というパターンが心配ですが
そこはもう、この道のベテランであるKAMIJOとHIZAKIに
頑張って乗り越えていって頂きたい。
とにかく今後に超期待!