アイプチ ひとえ・奥ぶたえ用マスカラ ブロンズブラック、マスカラリムーバー

モニターで試した、アイプチのマスカラとマスカラリムーバーについて。


目次


まずはマスカラから。

アイプチ ビューティマスカラ ブロンズブラック

アイプチのマスカラを使うのは今回が初めて。

マスカラ自体は以前からある製品だけど、ブロンズブラックは今週9/7に新発売されたばかりの限定色。元々、リリースを読んで気になっていた色なので、偶然当たってとても嬉しい。


で、実際に使っているのですが、これがとってもいい色!

ニュアンス程度の深めブラウンに結構なキラキラ。ビビッドすぎないし黄色すぎない茶色で、かなり気に入ってる。秋に限らず一年中使えそう。まあ、よく使っているので、ほぼ間違いなくこの秋冬のうちに使い切ってしまうと思うが。

色みは深いので浮きはしないけど、パールはそれなりにしっかり入っていて室内でもキラキラするので、そこが目立つと嫌という人には向いてない。私は普段ラメやパール入りのマスカラは使わないけど、これは好きだったので平日も普通に使ってる。

なお今回、使用開始前に写真を撮り忘れたのでスウォッチはないです。実際の色みや光り加減は、わかりやすい写真を撮っている他の人々のインスタあたりで調べて下さい。この公式のインスタポストなんかもわかりやすい。


ブラシはかなり大きいので好き嫌いはあるかも。私はファイバーウィッグのブラシサイズに慣れているので大丈夫だった。

仕上がりはここ最近のマスカラにしては結構しっかり系で、一度塗りするだけでかなりまつげが強調される。一応、一重とか奥二重の人向けのマスカラという売り方だから、まつげ重視ってことなのかな?ナチュラルとか繊細仕上がりってかんじではないですね。

カール力は、例によってよくわかりません。私はほとんどなんのマスカラを使ってもまつ毛がカールするし、普段カール力を気にしてマスカラを選定していないので、他と比べてどうなのかがわからない。

私はいつもこの製品を二層目のマスカラとして使ってるけど、何に重ねてもにじまずに夜まで持つ。


最後に大事なクレンジング性について。公式

「カールキープ力の高さ」と「にじみにくさ」を追求した処方のため、一般的なクレンジング料では落としにくくなっています。落とす時には、市販のポイントメイクアップリムーバーをご使用ください

と言っているが、私が普段使っているメイベリンのポイントメイクリムーバーを普通に使えば、なんの問題もなくするっと落とせて優秀。


総じて、よいマスカラ!色も仕上がりもクレンジング性もよい。気に入って、もらって以来よく使っている。一層目にこないだもらったヒロインメイクのマスカラ、二層目にこれを使ってる。

さすがアイプチ。ファイバーウィッグ信者の私は、イミュのマスカラを基本的に信頼している。これからもついていきます。




おまけで、一緒に送られてきたマスカラリムーバーについて。

アイプチ ビューティマスカラリムーバー

マスカラ専用のメイク落とし。

こちらは限定品ではなく、通常販売品のようだけど、今回初めて使った。なんなら、これまで存在も知らなかった。

パッケージには一重・奥二重用のマスカラリムーバーと書かれているが、クレンジング製品をまぶたの構造で分ける意味は正直よくわからない。


クレンジングの最初にこのリムーバーをまつげになじませてマスカラを浮かせて、それから他のクレンジングをなじませることで、マスカラをすっきり落とすという製品。

この製品自体がクレンジング剤、というよりは、あくまで次のクレンジングの効果を上げるための前処理剤というかんじなんですかね?この製品単品では落とせないらしい。


マスカラ、というかグロスみたいなパッケージの中に液剤とチップが入っていて、チップを直接まつげになじませる。

チップは広め面積、ふわふわタイプで、使い心地がよくストレスなく使える。

私はマスカラがついたチップをボトルに戻すのは気がひけるので、今のところ一度まつげに触れさせたチップは一度拭き取ってからボトルに戻して、また反対側のまつげになじませて、また拭き取ってる。チップやスパチュラタイプのグロスを使うときと同じ使い方。

ちなみにこのボトル、傾けると中から液がどばーっと出てくるので注意。液ダレ対応機構にはなっておらず、液がボトルの口部でとどまったりはしません。メイクを落とすときって裸眼で視力悪いから、こういう扱いめんどいポイントがあるのはちょっと惜しい。私は使用開始前に写真を撮ろうとして最初の液こぼしをやりました…


で、これをまつげになじませた後に普段のポイントメイククレンジングをしたら、たしかにどのマスカラも普通に落ちた。

しかし、私はこれを使わなくても普段のポイントメイクリムーバーで落とせるマスカラしか使わないし、逆にポイントメイクリムーバーを使わずにマスカラを含むポイントメイクを落とす日はないし、なので、敢えてこの製品を追加で挟む必然性がどこにもないのだった。今回もらったアイプチのマスカラのクレンジング性が悪かったら重宝したんだと思うけど、あれも普段のリムーバーだけで落とせてしまっているし。

おそらく、これは普段ポイントメイクリムーバーを使っていない人向けの製品なんだと思う、このマスカラリムーバーと、全顔用のクレンジングだけで全てのクレンジングわ終わらせるという。私はアイシャドウやアイブロウやリップも全てポイントメイクリムーバーで落としたいので、その運用は無理ですが。


というわけで、残念ながら今のところはこのマスカラリムーバーが活躍する機会は特にないのだが、使い心地はよいし、特に困った点もないので、気が向いたらたまに使ってる。今後、普段使っているメイベリンのポイントメイクリムーバーでは落としにくいマスカラが出てきたら優先して使ってみようかな、まあマスカラとの相性もありそうだけど。

Amazon楽天の商品リンクは見つからなかったので、気になった人は実店舗か、最初に貼ったイミュの公式オンラインショップで買ってみて下さい。

ヒロインメイク ソフトディファインクリームペンシル 02(ディファインヘーゼル)

モニターでもらった、ヒロインメイクのペンシルアイライナーについて。


マスカラについては前記事に書きました。


ヒロインメイク ソフトディファインクリームペンシル 02(ディファインヘーゼル)

繰り出しタイプのペンシルアイライナー。

色は、肌にやわらかく溶け込むようななじみ薄ブラウン。

この02番は黄色寄りだけどビビッドに発色しないので許容範囲。私が自分で買うなら03(ディファインロゼブラウン)か01(ディファインブラウン)だけど、十分使える色み。


が、芯が使いにくい。芯が楕円形だから太くも細くも描けるよという製品なんだけど、私は太ラインを一切描かないので、細ラインだけを描きたい私にはかなり使いづらい。

毎回、意識的に角度を調節して細い面を出しながらラインを引かなきゃいけないのがとてもめんどくさい。普通の円形極細芯の方が好きだなー。

そして細い面を出しても、この芯の太さでは目尻の極細ラインは引けない。結局、この製品は上下まつげのキワ埋め要員として使って、目尻にはラブライナーリキッドのミルクブラウンを合わせて使ってる。一本だけではメイク不可。


ちなみに、描いてすぐに指でこすっても、ほぼぼかせない。私は、ペンシルアイライナーは割とぼかし気味で使いたいので、この点も好みに合ってなかった。ただぼかせない分、持ちはかなりよくて、一度描いたらもう簡単には落とせない。上のスウォッチの真ん中は描き損じたんだけど、強めにがんがんこすっても消えなかった。耐久性は十分なのでそこはよい。


というわけで、色と持ちはいいけど、芯の形とぼかせなさが私には合ってない製品でした。



今回試したヒロインメイクの製品、マスカラは「デジャヴュのラッシュアップに似てるな…」と思い、アイライナーペンシルは「デジャヴュのラスティンファイン クリームペンシル(密着アイライナー)に似てるな…」と思ったのだが、この2ブランドはそういうかんじなんですか?

私はデジャヴュのラッシュアップは普通に好きで、デジャヴュのクリームペンシルは芯が使いにくいところが好きじゃなかったので、今回のヒロインメイクの2製品も同じ評価になった。
どっちのブランドが先に出した製品なのかとかは知らない。


余談:ヒロインメイクはモカグレージュのアイライナーを定番化して下さい

もしかするとこの記事を見ているかもしれないヒロインメイクの方、プライムリキッドアイライナー リッチカラー 51(モカグレージュ)をどうか定番化して下さい!

去年発売されて完売している限定品だけど、ストックも買って、今も超愛用している。
最近他のブランドからも同じような色は出ているけど、ヒロインメイクのこのリキッドアイライナーが一番描きやすくて大好きなので、今後も長く使いたいです。よろしくお願いします。

ヒロインメイク マイクロマスカラ アドバンストフィルム 01(漆黒ブラック)

MimiTVのモニターでもらった、ヒロインメイクのマスカラとペンシルアイライナーについて書こうと思ったら、なんか長くなってしまったので二記事に分けます。

まずはマスカラの話から。

ヒロインメイク マイクロマスカラ アドバンストフィルム 01(漆黒ブラック)

ヒロインメイクで何種類か出ているマスカラの中の一種の、ブラックを試した。

マイクロマスカラ アドバンストフィルムの01番。これ、よかったです。気に入った。


マスカラ塗りました感なしで、根元から毛先まですーっと伸びた自然なまつ毛がつくれる。もらってからしばらく使ってるけど、使い始めだけじゃなく、しばらく使ってもなお全然ダマにならない。しかもパリパリにもならない。

ブラシは小型で細め。軸も謎に細くてぶらぶらするので、塗る際の安定感はない。ブラシ自体は三角形で、デジャヴュのラッシュアップにかなり近い。ついでに言うと仕上がりの系統も結構近い。

液色は普通の黒なのでスウォッチ画像とかはないです。私が普通に使う分には一日にじみもせず、なんの問題もない。



仕上がりの次に心配だったのがクレンジング性。

ヒロインメイクのマスカラは大昔に使っていたことがあるが、にじまないことを売りにしていただけあってクレンジング性が悪く、私が普段使っているポイントメイククレンジングでも落としづらくて、それ以来ずっと手を出していなかった。

大昔すぎて製品名も忘れたが、いわゆる「天まで届けマスカラ」で、ブランド内で割とスタンダードな立ち位置の製品だったと思う。というか昔はブランド内にこんなにマスカラの種類がなかった。今はめっちゃあるのね。


今回のこのマイクロマスカラは、「最初にぬるま湯をなじませた後に洗顔料で洗う」という独特のプロセスを推奨している。

洗顔料やクレンジング料をご使用になる前に、マスカラにぬるま湯(40℃くらい)を指でしっかりとなじませてください。その時、まつ毛を指でつまむようにすると、より落としやすくなります。その後、よく泡立てた洗顔料で洗ってください。

私は、まつげをつまむなんてまつげが痛んだり抜けたりするから絶対嫌だし、夜のクレンジング後には洗顔料使わないし、そもそも40℃なんて高い温度のお湯を使わないので、普通に落とせなかったら嫌だなーと思ってこれまでヒロインメイクのマスカラを避けていた。

のですが、今回実際に試してみたら、なんのことはない、つままず、こすらず、洗顔料を使わず、40℃のお湯を使わずとも普通に落とせた。

なお私の普段のクレンジングプロセスは、まつげを含むポイントメイク部にポイントメイクリムーバーをなじませる → 一度お湯で全顔を洗い流す → タオルを押しあてて全ての水分をとる → 全顔をミルククレンジングまたはオイルクレンジング → 再度お湯で流す、です。湯温は夏場は37℃。これで普通に落ちました。なんだ。

妙なプロセスを推奨しているのは、それだけユーザーにポイントメイククレンジングを使わない、または使いたくない人が多いということなんだろうか?謎ですね。私はメイクが落ちないことの方が嫌なので、毎日使ってる。


まあとにかく、今回のモニターでこのマスカラのクレンジング性は問題ないと知ることができたので、同じヒロインメイクのロング&カールマスカラ アドバンストフィルムも問題なく使えそうだな、と思っている。

ロング&カールマスカラのシリーズからちょいちょい出る限定色が前々から気になってたんだよね。伊勢半系列の、kissとかヒロインメイクから出るカラーマスカラの色みがとても好きなので。私は伊勢半とは割と色の趣味が合っている気がする。



ここ数年で試した新しいマスカラ、WHOMEEは色は最高なのに仕上がりが綺麗じゃない&クレンジング性が悪くてだめ、メイベリンはパリッパリになるのがだめ、D-UPはそう悪くはないが乾きが遅いのと色が自分に合わないのがちょっと惜しい、というかんじだったのだが、久々に好きなマスカラに出会えた。

細め、地味めでいいから自然で綺麗なまつげをつくりたい人にはおすすめです。私も一本使い切った後に、一層目用として自分で買って続けて使うかもな、と思うくらい好きでした。