KAMIJO Live Concert 2021 -BEHIND THE MASK- @Zepp DiverCity Tokyo

KAMIJOソロの1年9か月ぶりの有観客ライヴに行ってきた。

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目次


はじめに

私が前回KAMIJOライヴに行ったのは2019年10月のPERSONA GRATAツアーファイナルで、その後はハロウィンにもFC限イベントなどにも行っていなかったので、めちゃめちゃ久し振りに動くKAMIJOを生で観た。

ライヴとしては特に何がすごかったというわけでもなかったし、KAMIJOの調子も絶好調ではなかったけど、久々にライヴを観られてよかったなあという気にはなりました。KAMIJOの誕生日ライヴだったしね。現場で祝えてよかった。拍手しかできなかったが…

ソーシャルディスタンス適用の席ありライヴはかなり快適で、これならまあチケ代が上がるのもわからなくもないなあと思う反面、これくらいチケ代をあげても50%収容じゃ元々の設定ほど利益出せないんだろうなあなどと思ったりもする。終演時間規制のため、終演後のグッズ販売もなくって、グッズを買うなら開場前後に買うしかなかったし。

次のライヴはいつになるかわからないし、めでたい誕生日ライヴなのにもかかわらずなんか最後はしんみりしてしまったが、既存音源を聴きながら次のライヴと久々のフルアルバムを気長に待つことにします。

というわけでセトリから。


セットリスト

オープニングSE、Persona Grata SE
Symbol of The Dragon
Conspiracy
TEMPLE
Vampire Rock Star
Bloodway
幻想トリアノン
Emigre
Castrato
闇夜のライオン
Persona Grata
Eye of Providence
Behind The Mask
CRIMSON FAMILY

運命
KAMIJOバースデー祝い

Moulin Rouge
Dying-Table
Theme of Sang
Nosferatu

Throne(SE)
CRIMSON FAMILY(音源)



細かい話

オープニング

  • 最初にオープニングムービーが流れて始まる。ライヴの演出がDIR EN GREYに近くなってきた。
  • ムービーの元ネタはなんかの映画のモチーフとかなのか?教養がなくてわからない。これは銃撃戦の流れなのかな、などと思っていたら、突然KAMIJOが現れておお、となる、とても綺麗でした
  • ムービー全体としては、オペラ座の怪人の怪人とか、BEHIND THE MASK(同名のホラー映画)の仮面男とか、Persona Grataツアーでのストーリーや映像とか、VersaillesがASCENDEAD MASTERでメジャーデビューしたときのショートムービーとかを思わせるような内容だった。あれもう12年前なのか…やば。
  • その後も今回のために撮影されたMVが上部で流れ続けながらのライヴ。KAMIJO、顔が綺麗。ところどころKAMIJO本人(生)よりも、KAMIJO(収録映像)を観てしまう。
  • オープニングは新しいSEだったけど、そこからのPersona GrataのSEでは2019年夏ツアーを思い出し、すぐ懐かしくなった

コロナ禍でのライヴ形式

  • 客席に対する収容率は約50%。椅子はたくさん置いてあるが、基本一席飛ばしでしか客を入れていない。一度に複数枚チケ買った人は連席だったっぽい?
  • 前5列くらいとそれ以降の間に通路があった。席種がここで分かれていたのかな?ライヴ中も、カメラマンや映像班がハンディカメラを持ちながらよくこの通路を通っていた
  • ソーシャルディスタンスライヴは広くて大変快適。この快適さを考えると、チケ代1.5倍はまあわからなくもないかんじ。
  • なんせ、全員が大きく手を伸ばしてもぶつからない。ムーランルージュのサビで皆があれだけ広々と咲いているところを、この7年間で初めて見た気がする
  • ファンから事前募集していた声援は、ライヴ全体を通してものすごくなじんでいて、現場で聴いていても全く違和感がなかった。これ、この場にいる他の客ほんとに声出してないの?と思ってしまうくらいの自然さ。吉田さんすご
  • Bloodwayの間奏だったかな、どっかで一回だけ「お前たちの声をくれ!」と言われ、いや、声出せないけど?と思っていたら録音声援が流れたのだが、そのときだけ声援がワンクリック遅れていたのでシュールだった。それ以外はタイミングもほぼ完璧だった。
  • 客は声を出せないので、演者の全てに拍手と手拍子とお手上げで応える。限界を感じるが仕方がない

KAMIJO自身

  • 歌は調子よくはなかったが、やばい!ってほどでもなかった
  • 調子よくはなかったので、幻想トリアノンとか、運命とかのまったりめの曲が歌という面では一番よかった
  • KAMIJOの新衣装はあんまりちゃんと見ていなかったので(じゃあ何を見ていたのか?)よくわからんかった。黒い、全ツアーまでよりは若干派手。マント付き
  • KAMIJOはSymbol of The Dragonの「膝は私を支えるのをやめた」でちゃんと派手に崩れ落ちてて、自分で書いた歌詞に対する律儀さを感じた。ナポレオン憑依
  • ちなみにBEHIND THE MASKの「砕け散る仮面」でも崩れ落ちていた。KAMIJOは仮面をつける側では?砕け散る仮面そのものだったのか???となったけど、まあどうでもいい

セトリ、各曲感想

  • この日は声優演技とかストーリーしばりとかがないシンプルなライヴだった。
  • セトリは、ストーリー的にとかではなく、単純に久々のホールライヴとして構成を考えたときに結構しっくりくるものだった。本編ラストの5曲で本気出した感があった

  • しょっぱなのSymbol of The Dragonは、発売後一年半近く経っているにもかかわらずこの日が初聴きだったのだが、一曲目だったのでなんかそわそわしていてあまり集中して観られず、流れるように終わってしまった
  • 一曲目がこういう盛り上がり曲なのはいいね。この日のセトリ、全体的に意図がわかりやすかった。本編後半までは数曲ごとに盛り上がり曲をいれていて、無歓声でも盛り上がるようにというサービス精神を感じた
  • だって2曲目でいきなりConspiracyだし。2年弱振りにヘドバンしたわ
  • TEMPLE、いいんだけどなぜかいつも流し聴きしてしまう。アルバム収録時にはぜひ日本語に戻してー!ほんとお願いします
  • Vampire Rock Starは客が無歓声でも全く違和感がなくて、録音音声との調和にここで初めてびっくりした。楽しかった
  • Bloodwayはもっとムーラン的に盛り上がるかと思ったが、少なくとも私の視界前方においてはそうでもなかった。私は、歌詞を置いておけば割と好き。冬東京、ムーラン、ブラッドウェイ
  • 幻想トリアノンをやったのは意外だった。なぜやった?ホール映えはしてた
  • Emigreはホールで映えるなあ。ここから本編後半で、本気出し始めってかんじがした。客が声を出せない中で、以前と同じ「VIVE LE ROI」のテロップが大写しになるのを眺めていると微妙な気持ちにはなったが
  • カストラートは大好きなのでいつも通り大注目していたが、今日はあんまりよいと感じなかった。KAMIJOの歌に迫力もなかったし
  • 長いイントロからの闇夜のライオンは結構よかった。「私にひれ伏せー!」とかいうMCで手拍子から折り畳みへと誘導されました
  • Persona Grata、なぜか何も覚えていない。よかったような気もする。なんか呆然と見てしまった
  • そこからのEye of Providenceは謎の宗教的雰囲気がちゃんとあってよかった。特に好きな曲ではないのだが、やっぱりライヴで広い会場で聴くと謎に映える曲というのはある。
  • BEHIND THE MASKはちゃんと予約購入し、複数回聴いた上でこの日のライヴに臨んだが、いざ生で初聴きすると、「なんかすごいんだけど、よくわかんないな」という感想に終始してしまい、ついていけないまま終わった
  • この日はピアノソロ始まりバージョンで、この曲の歌謡曲っぽさというか、昭和だか平成初期だかのサスペンスドラマっぽさというか、がより際立っていてよかった。名も無き雨の唄的なよさがありました。ただ前後の曲や流れとマッチしていたかと言われるとよくわからない
  • 正直、初見では何もかもがよくわからなかったが、好きな曲であることはたしかなので、この先ライヴで聴いた印象がどう変わっていくか楽しみ。
  • 本編ラストは「この曲をみんなの前でどうしても歌いたかった」的なMCの後でクリムゾンファミリー。エンドロール感がすごい
  • 実際、アンコールまで全て終わった後のほんとのエンドロールにもこの曲が使われていた

  • アンコールでいつものVive le Roiコールはできないので無限手拍子でアンコールする。
  • なんか非ヴィジュアル系のライヴというか、いつもBUGYのライヴでやっているのと全く同じアンコールになっていて面白かった。手拍子の仕切り直しはたった一回だけで、いつものVive le Roiコール時よりもむしろ客席一致団結感があった
  • アンコール一曲目はKAMIJOが一人で出てきて運命。「皆さんは大切な薔薇です」的な感謝の言葉から歌に入ったような。
  • ライヴを観るのがあまりに久々だったのでセトリに関する嗅覚が完全に失われており、前振りMCを聞きながら「ん?この世で一番美しい薔薇よを歌うのか?それともここはやっぱ運命?どっちだ?」と混乱していたが、よく考えたらKAMIJOが一人で出てきていてサポートメンバーがステージに立っていない時点で後者確定である。バースデーの仕込みもあるし。
  • 運命はいつ聴いてもよい曲だが、バースデーの節目に聴くと重みがあってなおよい。あと今日は特に歌があやしかったので、こういう安定曲での歌が安心して聴けた。

  • その後、バースデー祝い(後述)を挟んで、パーティーということでムーラン。楽しい。
  • Dying-Tableは内心無で過ごした。もはや定番の盛り上がり曲なんだけど、私は未だにあまり好きじゃないし盛り上がれない
  • ここで終わりか?と思いきや終わりじゃなく、じゃあ最後は最後は何が来るのかな?やっぱりLouisかThroneあたり?などと思っていたら、「皆さんとの始まりの曲です」というようなことを言ったので、やっぱLouisか!と納得していたら、まさかのTheme of Sangでびっくり。始まりって、Sangツアーの始まりか
  • 今考えると、歌い始めの歌詞がHaven't seen you for a long timeだから、久々のライヴという状況にも合ってたんだな。もうアンコールだけど…
  • で、懐かしく聴きながらここで終わりなのかなあと思っていたら、そのままノスフェラトゥを続けてやってくれた。
  • たぶんみんなそうだと思うけど、私も例に漏れずTheme of SangからNosferatuへのあの素晴らしい繋ぎが好きなので、最後の最後でテンションがかなり上がった。やはりSangは名作。
  • 最後はメンバー紹介があって、一人一人が短くしゃべって、いつものThroneのSEに合わせての手つなぎジャンプはなく、4人が深く頭を下げて終わり。ピック投げとかスティック投げとかもないんだね、そこまでは想像してなかったんだけど、そりゃそうか。非接触
  • メンバーが去った後はもう一度映像が流れた。曲はクリムゾンファミリーの音源だけど、映像はクリムゾンファミリーだけじゃなく今回撮った複数のMVからの寄せ集めになってて、そこへスタッフ名が入ったエンドロール。
  • クリムゾンファミリー、エンドロールに合うわ。Sang III、マドモワゼル、Persona Grataに続いての第4のエンドロール曲かな?いやPersona Grataってエンドロールになってたっけ?もう忘れた。

  • こうやって改めてセトリを見返してみると、新曲やら初聴きの曲やらが多いなあ。まあ2年弱ライヴを見てなかったから…
  • 本編、アンコールを通してLouisを演奏しなかったのは意外だった。
  • 誕生日祝いでRoyal Bloodも聴きたかったような気もするがこれもなかった。
  • 新曲いっぱいだからまあそうなるのもわかる。KAMIJOソロも曲数がかなり豊富になってきたことは、単純に喜ばしい。

演出

  • ほぼずっと収録映像演出が伴っていた以外は、特に凝った舞台装置や演出はなかった
  • 幻想トリアノンカストラートと闇夜のライオンとBEHIND THE MASKあたりの照明がかっこよかった
  • 照明はいつぞやのようにワンクリック遅れてることが何回かあったが、2015年だか2016年だかのKAMIJOソロの頃ほどひどくはなく、致命的に気にはならなかった
  • CRIMSON FAMILYでミラーボール演出があり、反時計回りに回っていた
  • BEHIND THE MASKのピアノソロ部、なんか特別な映像演出が入るのかなと思っていたが、いざ流れたのは最初にRENOのショットで、え、ここでレノ?って思っていたら、その後も演奏なし歌なしのメンバーが次々に映って、???となりました。
  • 結論として、この日のこの曲のこの間には特に意味はなかった
  • MV映像は全体通してかなりしっかり撮られていた。これアーカイブないのもったいないな、と思ったけど、たぶんこのライヴの映像作品出すときに特典でついてきたりするんですよね

MC

  • MCはほぼ忘れてしまった。以下は全て意訳なので、言った内容そのものではないです
  • やっと会えたなとか、聞こえているぞとか、届いていますとか、そういうのはよく言っていた
  • 今日はこんな状況下で来られない人も多いと予想していたけど、いざ開演したら沢山のファンが来てくれていて嬉しかった、とか
  • 皆よく頑張った、とか
  • ツイートに書いたように、新型コロナウイルスの流行で皆がマスクをつけている状況に絡めて「現実が仮面舞踏会になってしまった」と言い出したときは、シリアスな文脈にもかかわらず「10年前に既に『この世はマスカレード』と言っていたKAMIJO、先見の明ありすぎ!!!」と思ってしまった
  • ライヴの終盤で、いつか声を出せる日が来ると信じて、その日まで共に耐え忍びましょう、みたいなことを言ったのでなんかしんみりしてしまった
  • まあその後にTheme of Sangとノスフェラトゥやってくれたのでだいぶ気が紛れたが。次のライヴは近くないんだなと感じた

KAMIJO誕生祝い

  • 運命の独唱後、「あれ、誰も出てこないな」「もうそろそろ出てくる流れなんだけど」というその場にいた客誰もが先を読める茶番劇の後、下手袖からYUKIの「KAMIJO!Happy boy!」という微妙なテンションの声だけが聞こえて、そのままハッピーバースデーのBGMと共にケーキ登場。
  • サポートメンバー3人が、ケーキの乗ったワゴンを下手から転がしてくるのだが、ロウソクに灯した火が消えそうでわたわたしていてコントのようだった
  • 仕切り直して再度ハッピーバースデーBGM。KAMIJOに促されてYUKIが歌うことになるが、歌い始めたらまだイントロだった、とか、KAMIJOが「オクターブ上げて」と言ってるのが全く聞こえておらずそのまま歌い続けるYUKI、とかがありつつ、無事ロウソクを吹き消して4人とケーキで記念撮影。
  • この間、ファンは声を上げられないのでひたすら拍手と手拍子のみ。むなしい

サポートメンバー

  • 全員かなりの安定感と安心感がある
  • RENOのギターは全然悪くはないんだけど、過去のMekuのギターに慣れすぎていたので初回はかなりの違和感があった。
  • カストラートやNosferatuでの派手さもなかった、まああれはMekuとAnziのツインギターという黄金期の印象が強すぎるからなあ
  • あれを望んじゃいけないね…我々はいいものを観すぎた
  • でも次回からもう少し派手にやってもいいと思う(個人の好みです)
  • MASASHI、あの赤髪は加工でビビッドに映ってるのかと思ったがあのまんまの鮮やかさだった。あんなに明るい赤に染めてるの珍しいような。あとしゅっとしてた
  • YUKIは相変わらずの淡々さというか、心ここにあらず風だった。なお、サポートメンバー同士で絡んでいるときは普通に楽しそうである


感想ツイート


次のライヴがいつになるのかは不明ですが、それまでは音源聴いて楽しみます。

新曲のBEHIND THE MASKは結構好きなので、通退勤時にリピートしまくっている。先日のLAREINEしばりライヴの映像作品も出ているので、好きな人はぜひ。


KAMIJO関連過去記事

セルフネイル記録(2021年5月)

もう7月だというのに、ネイル記録が4月分で止まっている。まあ、5年前だかなんだかで止まりっぱなしのライヴ記録よりはだいぶマシだ。

というわけで5月分を記録。

先月分の記録はこちら。

目次


ADDICTION ネイルポリッシュ 006(Moonwalk)

ほどよくくすみがかったグレー水色。

古いポリッシュを久々引っ張り出したら粘度が高くなってしまっており、今回使う前に結構な量のシンナーで薄めた。

なので、元々のポリッシュよりもかなりシアーな仕上がりになった。買った当初は、もう少しちゃんと色がのるポリッシュだった。しかしこんなにも薄めたのに、乾きの早さも長持ちさもなんにも変わらずで、またアディクションのポリッシュの優秀さに感動してしまった。

このくらいわかりやすい寒色系の色は普段はあまり使わないし、これもゴールデンウィークだったから塗ったんだけど、たまに塗るとやっぱりいいなと思う。好きな色。この水色は黄みと青みのバランスもくすみ具合も私にちょうどよくて、不思議と肌から浮きすぎない。


キャンメイク カラフルネイルズ N08(ミスティモーヴ)

キャンメイクのポリッシュ2回目。

これはミスティーモーヴという色名だけれど、実際に塗ってみたら別にモーヴでもなんでもなく、普通に鮮やかなピンクだった。

まあ私がモーヴピンク系とされる色を使うと、ネイルでもアイシャドウでもあまりくすみが出ずむしろ鮮やかすぎることになる場合がままあるので、ありがちな結果ではある。

前回、同じキャンメイクのN16(ココア)を使ったときにも感じたことだけど、キャンメイクのポリッシュはハケのかんじがちょっと独特。でも塗りやすいしもう慣れた。液を多めにとりやすいし、厚めに重ね塗りしても乾きはかなり早いしで、とてもいいポリッシュだと思う。いい意味で価格に見合ってない、安すぎる。

ちなみにこの回からトップコートを変えた。最近はネイリストのクイッククリスタルコートをメインで使っていたけど、この回からセシェヴァイヴに変更。実際に目で見てみると、クイッククリスタルコートのときよりもかなりのつやが出ていて、大きな差を感じるんだけど、写真で見ると大して変わらない。

なおセシェヴァイヴは、つやはものすごいし、びびるほど速乾だしでその点は文句のつけどころもないくらいだけど、代わりにやっぱりどうしても持ちが悪い。使い方で調整する必要がある。


EXCEL ネイルポリッシュN NL23(ハネムーン)

ネムーン2回目。

結論として、このポリッシュは私にはどうやっても使いこなせない。肌色に合ってない、私には白すぎる。

肌色に合わない色のポリッシュを塗ると、何もネイルを塗っていないときよりもさらに肌がくすむし、手がむくむくに見えるんだよな…

このポリッシュはラメざくざく、顔料どっさりで、塗った表面がざらざらになるのでポリッシュ単体では到底仕上げられない。上から、セシェヴァイヴやらセシェヴィートやらを厚塗りしてみたが、それでもあまりつやが出せず、ポリッシュの表面粗さが残る結果になった。

この色は単に色選択を失敗したけど、それ以外の部分でも私はエクセルのネイルを好きになれなかった。別に塗りやすくもないし乾きやすくもない。たぶんこの先、しばらくはここで新しい色を買わないであろう。そもそもエクセルとは基本的に色の好みも合わないことが多いしな。

なお上のネイル写真はポリッシュがかなり縮んでいるけれど、これはトップコートとしてセシェを厚塗りした上、写真を撮ったのがつめを塗ってから約一週間経ってからだったせいなので、このポリッシュのせいではないです。


キャンメイク カラフルネイルズ N10(ペールラベンダー)

キャンメイクのポリッシュ3本目。

これは私が得意とする、ややくすんだ薄紫。予想通り、とてもしっくりくる仕上がりになった。

これと比較的近い色合いの、ADDICTIONのWe Love Spaceを使い込みすぎてさすがにもうそろそろ限界なんだけど、しばらくはキャンメイクでしのげそう。

さすがにADDICTIONほどは塗りやすくはないし、ほどよいシアーさもなくてべったりした色づきで、持ちも劣るけど、キャンメイクなのでこれで十分です。だって300円だよ。すごい。

上にセシェをかけたせいも大いにあると思うが、持ちが悪かったのでその後上からラメがけしました。

キャンメイクのポリッシュは、製品写真と現物の色が全然違うなあ。



大体一週間に一回ペースでつめを塗り替えているんだけど、大体一か月に一回はポリッシュの選択を間違えているかんじですね。

一か月に一度はいつもと違うつめにしたくなってしまうんだよな、失敗するとわかっているのにやってしまい、そして案の定失敗する。まあ、セルフポリッシュネイルは気に入らなかったらいつでもすぐ落とせて、塗り直せるのがいいところだから…と言いつつ、実際には失敗した回でも結局一週間は塗りっぱなしにしている。


2021年セルフネイル記録 過去記事

キュレル BBミルク(サンプル使用)

花王キュレルのBBミルクのサンプルを試した。
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私はアトピーが今よりひどかった頃から、顔からデコルテにかけての日焼け止めとしてキュレルのUVローションを長年使っていた。UVローションのSPF30が廃番になった後も、同じキュレルのUVミルクに切り替えて今も愛用している。

なのでキュレルのことは敏感肌向けブランドとしてかなり信頼しているが、BBタイプを必要としたことがなかったので、キュレルのBBを試すのは今回が初めて。

SPF24、PA++で、紫外線防御力は私が求めるレベルでちょうどいい。UVミルク同様、この製品も紫外線吸収剤は無配合です。


キュレル BBミルク 自然な肌色、明るい肌色

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サンプルをもらったので、自然な肌色と、明るい肌色の2色を試した。

それぞれの色みについてはこんなかんじです。以下2枚の写真は無加工。

自然な肌色
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明るい肌色
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自然な肌色はわたしにはかなり暗くて、実際に顔に塗ったら第三者に笑われるくらい顔が茶色くなった。これはきつい。余った分を薄く首に塗っても、塗った部分と塗っていない素肌の部分にくっきり境目ができて、デコルテが謎なことに。

明るい肌色の方は素肌よりは暗いし黄色いけど、笑うほど茶色く浮きはしなかった。明るさというよりも色みが合っていないので自分で買うことはないけど、こっちは短期間ならまあ使えなくもないかなというかんじ。

脱線しますが、「自然な」などという形容詞を「肌色」の前につけた色番名は数年以内になくなりそうだよね。ベースメイク製品でよく言う「標準色」という単語も、長年聞き慣れすぎて当たり前に流しそうになるが、改めて考えると標準とは一体…ってかんじだし。最近のカネボウは「基準となる色」という表現を使ったりしているけど、たしかに標準を規定するよりも、基準を規定する方がまだいい。


使ってみた結果

仕上がりは、どちらもかなりのっぺり。少量をのばそうとしても、顔料ー!!!ってかんじのつきで、わたしの好きな薄膜仕上がりには程遠いかんじ。

BBなのでもっと薄づきをイメージしていたが、かなりのカバー力というか重さを感じた。色が合ってなくて濃かったせいというのも大いにあると思うが、私の好みには合っていない。私は、日焼け止めにお粉はたくだけとか、自分の肌色に合ったファンデを両頬にだけごく少量のせるくらいのベースメイクが好きなので。

テクスチャー自体は、BBじゃないUVミルクと同様の水っぽいゆるさで、顔にのばすときに摩擦も起こらず、すーっとのばせてその点はかなり好きだった。


で、一日使ったら、その日の夜から肌荒れした。肌荒れというかアトピーが出た。肌が水玉になりました。しかも、2色試してその2回とも。残念ながら、私の肌には合わなかった模様。

上述した通り、私は同じキュレルのUVミルクは数年前から使っていて、特になんともない。なのにBBミルクになった途端に肌荒れしてしまった。顔料周辺の何かの成分がだめなのか…?わからん。

私は日焼け止め関連で肌荒れすることが結構あるので、何かがだめなんだろうとは思うがそれがなんなのかまではわからない。前にキュレルのUVローションをUVエッセンスに変えたときも肌荒れしたし、ラロッシュポゼのプロテクショントーンアップで激しく肌荒れしたこともあったし、今後、別で記事を書くか書かないかわからないが、最近は資生堂の敏感肌向けラインであるデューエのノンケミカル日焼け止めでもアトピーが出てしまった。

今回のように、紫外線吸収剤が入っていない製品を使ってもだめなときはだめだし、逆に紫外線吸収剤が入っていても全く肌荒れしない製品もある。つい最近使って思い出せる範囲だと、アディクションもエリクシールもなんら肌荒れせず、大丈夫だった。日焼け止めは実際に試してみるまでわからない、毎回かなり賭けだ。


元々は、キュレルのBBクリームのサンプルも一緒にもらっていたのでBBミルクの次に試すつもりだったのだが、BBミルクでの肌荒れがひどすぎるので断念した。残念だけど、この先はもう試すことはないと思う。

引き続き、キュレルにはBBではないUVミルクにお世話になることにします。