クレ・ド・ポー ボーテ・ルージュルミヌ 3(スウィートサテン)、4(ダリア)

クレ・ド・ポー ボーテで新作の口紅を2点買った。
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これまでリピート買いしてかなり長く使ってきたADDICTIONの口紅が残り少なくなってきて、新しい口紅の購入を検討していたが、今回やっと買うことができた。


目次


購入背景

去年の冬にSHISEIDOメーキャップでヴィジョナリージェルリップスティックの208 (Streaming Mauve)を購入し、これはこれでとても気に入って年が明けてからもよく使っている。
ただこれはやっぱり少し暗めの仕上がりなので、元々探していた、薄め明るめのピンクとかピンクベージュで、あまり服装を選ばずに毎日の仕事に使えるような口紅も引き続き探していた。

昨年末の時点では、ADDICTIONの春新色の中から選ぼうかなあなどと思っていたが、いざ実際に試してみるとパールがきつかったり黄みが強かったりで、私が買えそうな色はなかった

それで最近は、ヴィジョナリージェルリップスティックの208をくちびる中央部分だけに塗り、外側はADDICTIONのリップスティックシアーの007(Desert Rose)を使うことで、ヴィジョナリー208の暗さを調節していたのだけれど、毎日二色使いするのもいい加減めんどくさいし、アディクションの口紅はいよいよ残りがわずかすぎるしで、一本で普通に使える口紅を新規購入したかった。

SHISEIDOカウンターで口紅探しスタート

それで、前回買ったヴィジョナリージェルリップスティックがあまりにも使いやすくて気に入っているので、今回もまずは資生堂のカウンターへ行った。

SHISEIDOメーキャップのリップのラインナップを見てみるも、やはりこの中に欲しいピンクはなかった。ヴィジョナリージェルリップスティックはかなり黄みの強い色のものが多いということは前回208を買ったときに認識していたが、カラージェルリップバームの中にも私の求めていた薄ピンク系のものはなかった。

いやほんと、SHISEIDOメーキャップの口紅、ウェブの色見本と実際の色がかなり違う。大体のものは、実際に肌にのせるとウェブの色見本の色よりもかなり激しく黄みに転んでしまう。私は少し黄みに寄ったピンクの方が血色がプラスされて肌色が明るくなるので好きだが、それにしてもあまりに黄みが強くなりすぎるものが多い。

クレ・ド・ポー ボーテのカウンターへ

それで資生堂のカウンターでは結局一色もタッチアップせず、どうしようかなあと思っていたところ、同じフロアにクレドポーボーテのカウンターがあり、そういえば最近新作のリップが出たんだったなあと思い、行ってみた。

クレドで先月発売になったばかりの新作のリップがこれ。ルージュルミヌ。

ざっと見てみたところ、SHISEIDOメーキャップよりは黄み抑えめのピンクが多そうで、気になる色が複数あった。


以下は手の甲で試した第一印象。

  • 2 (ラベンダー)

ちょいくすみのラベンダー色。こういう色、私は前からどこのカウンターに行ってもBAさんに薦められるのだが、これはちょっと青すぎるような気がする

  • 3(スウィートサテン)

少し黄みがある薄ピンクで、私がこれまで使ってきたようなピンクリップに割と近い

  • 4 (ダリア)

実物を見ると赤みが強くかなりビビッドだが、手の甲に伸ばすとそこまできつい色にはならず、手の甲上では3との違いがよくわからない

  • 6(ローズドラジェ)

3よりさらに薄いピンクで、今回買いたいとイメージしていたピンクに近い。ただかなり明るいので、私のくちびるにのせたときにちゃんと色がつくか心配。タッチアップ必須系

  • 7 (キャンディーピンク)

鮮やかで赤っぽいピンク、仕事で使うにはビビッドすぎっぽい

  • 9(キュートキス)

7番よりは少し抑えめだけれどやっぱり鮮やかすぎる気がする。7よりやや黄みか赤みが弱いように見える

手の甲であまりにたくさんの色を試しすぎてわけがわからなくなってきたあたりで、BAさんの手が空いて自分の番になったので、タッチアップをお願いした。とりあえず3番、4番、6番を試すことに。まずは一番薄い6から。

ルージュルミヌ 6 (ローズドラジェ)

実際にくちびるに塗ってみると、手の甲に乗せたときよりははっきり色がついて、薄すぎるということはなかった。

BAさんはこの色をとっても褒めてくれて、「今回のラインナップの中では薄めの色付きなので割と肌色やくちびるの色を選ぶが、お客様のお肌にはよくお似合いですし、春らしさが出てよいと思います」的なことを言ってくれた。タッチアップ前に私が「薄めや明るめのピンクなど、毎日使えるようなリップを探している」と言ったので、その元々の要望に合っているこの色を激推ししてくれたのであろう。非常に正しい営業である。

しかし私が自分で見ると、この色はちょっと青い。青すぎる、とまではいかないが、ほんのちょっとだけ青い。これでもう少し濃いめの仕上がりだったら青みもそこまで気にならないのかもしれないが、比較的薄めの仕上がりではあるので、青白っぽくなってしまう。

そしてこのリップ自体は当初の予想よりは発色したし、少し青白い程度なのだが、いざ顔全体を見ると、凄まじく青白い。BAさんは「肌の透明感がよく出ていて合っている」と営業トークしてくれたが、私の視点では、私の顔がこのリップの影響でさらに白くなり、目の下のくまがさらに青紫色になっている。

6番は元々イメージしていて欲しかった色に近くはあるのだが、実際に自分の肌につけるとやつれ顔っぽくなってしまい、この色は断念することにした。

ルージュルミヌ 4 (ダリア)

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今回、この製品について事前に何も調べずに突然カウンターに行ってしまったため、塗った後にBAさんに言われて初めて知ったが、この4番が今回のモデル色(ポスター使用色)らしい。

実物はかなりビビッドな赤寄り、でも手の甲に塗ったときはそこまでの鮮やかさは出なかったので、濃いめのピンクくらいになるかなあと思ったが、実際にくちびるに塗ると結構発色した。肌色やくちびるの色など、人によって塗ったときの印象が変わりやすい色番らしいが、私の場合はまさにポスターのモデルさんに近い色になった。はっきりと発色する赤ピンク、いやむしろあまりピンク感はなく、ピンクより赤に近い。

これは自分にとてもよく似合った。さっきの6番のように肌が透き通るかんじは出ないが、顔が一瞬で華やかになるかんじ。肌に合っているのか、顔立ちに合っているのかは不明。赤みは強めだけどあくまでピンクベースだし、あまり青くもなく黄色くもないので、割と広く使いやすい色なのではないかと思う。モデル使用色なのが納得。

手の甲に試したときよりもかなり赤く発色したので、元々探していた色とはだいぶ違ったが、似合っていたのでこれは購入することに決定。

ルージュルミヌ 3(スウィートサテン)

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もう4のダリアだけ買って帰ろうかなとも思ったけれど、いやいや、そもそも私はピンクのリップを買いに来たんだった、と思い直し、最後に残っていた3番も試すことに。

3番は、私がこれまで割とよく使ってきた類のピンクだった。公式の色説明は「ローズピンク」となっているが、私が使うと全くローズさは出ない。6番ほど青くはなく、明るすぎず、黄みもある、でもその黄みもあまり強くはない。コーラルまでいかないピンクで、私の肌が明るく、健康的に見える程度の自然な黄み。

明るさも私がこれまで使っていたようなベージュやピンクに近くて、さっきの4番と比べるとかなり薄めの仕上がり。なので4番を使ったときとは顔の印象が大きく変わる。華やかさが少ない分、仕事用っぽい。
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左が3番、右が4番。この二色は、塗ると製品の見た目以上にだいぶ違う。

私はこれまで3番みたいなピンクをよく使ってきたので鏡の中の自分の顔はしっくりきていて、あ、これいいな、というかんじだったが、BAさんはあくまで遠回しに、この色はあまりおすすめしない、と繰り返し伝えてくれた。「3番は中間色で、オレンジでもピンクでもなくて赤みが少ない」「オークル系の肌色のお客様であればこの色は似合います」「お客様の肌の色だと、似合うピンクは6番か2番、でも青みが気になるというようでしたら、7番や9番もおすすめです」と、何度も言ってくれた。どうやら、客観的に見ると3番は似合っていないらしい。

が、私は結構しっくりきていたので、BAさんの意見はそれはそれとして、3番も購入することにした。たしかに当たり障りがないっちゃないし、自分に特に似合う色なのかと言われるとそこまででもないんだけど、経験的に私の日常用にはこういう色が使いやすいのだ。

レオスールデクラ 18

リップ2色の購入決定後、BAさんが最後にレオスールデクラの新色の18番をブラシで目の下と鼻の根元だけにささっとのせてくれたが、この粉がめっちゃ綺麗でびっくり。

それで思い出したんだけれど、数年前にクレドのアイシャドウパレットを買ったときにも、カウンターでこの製品の別色番をのせてもらって、その輝きの美しさに感動したのだった。

今回の新色はゴールド系なので、私が自分からはまず手に取らない色なのだけれど、まあ、とにかく美しい。鏡の前で、自分の顔の角度をカクカク変えて、ずっと見続けてしまうような美しさ。

これ、しっかり作り込んだ肌の最後の仕上げとしてのせたら、きっともんのすごく美しいんだろうなーと想像がついたけど、私は先日久々にファンデーションを買ったくらいの適当な肌で日々過ごしている人間なので、肌が美しいのではなく、単に肌の上にのっているこの粉が美しい、という状態になったので購入しなかった。しかし、まあほんとうに美しくて(粉が)、ときめきました。


あと今回タッチアップしてくれたBAさん、結構意見をはっきり言ってくれる人でとてもよかった。タッチアップ前に私が伝えた、元々の要望通りの営業トークをしてくれて正しさがあったし、雰囲気もとてもよく、押し付けがましさも一切なくて好きになったので、今度もしまたクレドで買い物することがあればこのカウンターのこの人のところにまず行ってみようと決めた。

なお、彼女は私がルージュルミヌの3と4を買うと宣言した後も、最後まで6番推しだった。そんなに?

ルージュルミヌ購入後の感想

さて、今回購入したルージュルミヌ2色、購入後の感想。
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まず、今回買った3番と4番は、2色とも最近よく使っていた口紅より黄み弱めなので、黄み寄りばかりだった手持ちのリップの色バリエを、やっと少し青み寄りに広げられたのがよかった。

あとはつやが出るタイプなのが新鮮。SHISEIDOのヴィジョナリーリップジェルリップスティックはセミマットタイプだし、ADDICTIONのリップスティックシアーやリップスティックピュアもそれほどつやが出るタイプではないので、すっかりマットなくちびるばかりを見慣れていたが、今回買ったルージュルミヌのようにつやがあるタイプもいいなと思い直した。なんといっても春らしい。

持ちは、ヴィジョナリージェルリップスティックよりは落ちやすいけれど、それでも去年末まで一番使っていたADDICTIONよりは色持ちがよい。朝に直塗りして、その後お茶飲んだりしても、昼までは輪郭がうっすら残る感じ。平日の日中、こまめに化粧直しする習慣がないので、色持ちがよいのはありがたい。

ただちょっとムラに色づくのが惜しいかな。塗り心地はとてもなめらかだけど、透けるような発色をする分、薄めに軽く塗るときは気をつけて塗らないと色づきがムラになりやすい。

パッケージは長すぎて、普段口紅を入れているかばんのポケットから飛び出てしまう。でもクレドの紺色好きだし、細身なのもよくて、嫌なデザインではない。

欲しいリップと似合うリップの違いについて

あとは、ここがきっと一番大事なんだけれど、自分が頭の中でイメージして欲しがっているリップの色は、自分が使うにはおそらく厳しいということが今回よくわかったので、今後どうするかを考えたい。

今回も、去年ヴィジョナリージェルリップスティックを色々検討して結局208を購入したときも思ったけれど、私は薄ピンクっぽいリップが欲しい欲しいと言いつつも、結局最終的には元のイメージよりもだいぶはっきりした色のリップを買ってしまう。さらには、似合うか似合わないかでいうと、それなりに赤みが入った色の方が断然似合う。

パーソナルカラー診断では、割とわかりやすいブルベ夏と言われ、普段使っているよりももっと青みのあるピンクや明るめのピンクも似合うとアドバイスされた。しかしそれらの色を実際にリップに使おうとすると、普段よりかなりしっかり肌を作り込んで、元の肌の色むらや赤みをなくし、くまとくすみを完全に消し、その上でコントロールカラーやチークを適切に使って血色を足す、ということをしないと顔が余計に青白くなってしまう。これは普段、適当なベースメイクで過ごしている私にはとてもハードルが高い。

また、モーヴとかローズとか紫系の色をアイシャドウに使うのは私自身とてもしっくりくるのだが、リップでいわゆるブルベ夏色を使うのは私にはハードルが高い。これは自分のくちびるの色とか大きさとか、肌色に対して口紅がどの程度発色するかなどのバランスによるものなんだと思うけど、私の貧相な顔に対しては、アイメイクよりもリップメイクの影響力が大きくなりすぎるんだと思う。

少なくともリップは、いわゆるブルベ夏色とかブルベ色にとらわれずに、最初から自分が似合うと思う色(やや黄み寄りで赤み強め)を選んだ方が正しそうだなあというのが今の所感。

自分が頭の中でイメージして欲しい色と、実際にくちびるにのせてみて欲しい色が大きく乖離していると、カウンターでまずあれこれ試してからタッチアップする色を選び、タッチアップした結果を見てどの色を買おうか判断する、というプロセスにものすごく時間がかかるし、結構遠回りしているような気がするので(それがコスメ選びの楽しみであると言えばそうなのだが)、自分の希望やイメージを自分の顔の現実にもう少し寄せていく方向で考えたい。