クレ・ド・ポー ボーテ オンブルクルールクアドリn 303(ベイビーユニバース)

去年二記事だけ書いて、案の定そのままになってたコスメメモを突如再開。もはや「最近買ったコスメ」ではないどころか「今年買ったコスメ」ですらなく、「去年買ったコスメ」だけど。

というわけで

クレドポーボーテ オンブルクルールクアドリn 303(ベイビーユニバース)

クレド。去年の夏頃購入。アイシャドウだけでなく、リップなど他のアイテムを含めても、買うのは今回が初めて。

というか、そもそも資生堂のアイシャドウを買うのが久し振り。マキアージュは学生時代にバイト先でよくもらってたけど自分で買ってないし、前回自分で買った資生堂のアイシャドウって10年前のマジョマジョとかになるのでは…



それはそうと、久々に買ったそのアイシャドウの感想:とにかく上品

これに尽きる。とにかく上品(二度目)。マット二色の色ののり方の上品さもさることながら、パール二色の光り方の上品さといったら。手の甲に塗って、手首をくいっくいっ、ってしながらしばらく眺めてしまうよ。決して派手ではなく繊細で、言ってしまえば地味ではあるが、そこがいい。

私はこれまで、いわゆる上品なアイシャドウよりも、パールも色もがっつりのる、という品がない系のアイシャドウ(例:ジルのギラギラシャドウ)の方が好きだったんだけど、さすがにここ数年はトムフォードのココアミラージュとかこのクレドのクアドリとか、まともなアイシャドウの方が顔にも気分にも合うようになってきた。

まあそりゃそうだ、顔がどんどん老けていっているんだから。昔みたいに、まぶたに色をがっつりのせる必要性がなくなってきた。むしろ、色をのせすぎると目周りだけが顔から浮く。今は、締め色以外はブラシでふわっとのせればそれで十分効果がある。

ただし薄くのせるアイメイクほど、アイシャドウと色を選ぶね。つい5年くらい前までは物足りなく感じていて、出張土産で買ったはいいが結局あまり使わないままだったシャネルやDiorの定番アイシャドウパレット、今買ってたらそれなりに重宝したのかもしれない。


色番については、オンブルクルールクアドリを買うのは今回が初めてということで、まずは私にとっての定番であるモーヴ系の303にしたところ、やはり外れなかった。ネットで色カタログ見てるときは303と305のどっちを買うべきか迷ったけど、実際に試してみたら断然303だった。

四色入ってるけど、いつものごとく一回に全色使うことはほぼない。マット二色のどちらかをベースにして右端のパールを上から重ね、締め色を他のパレットから持ってくるか、右端のパール色を締め色にして他の色をベースにするか、マット二色のいずれかをベースにして他のアイシャドウパレットからもっと濃いめでマットな締め色を持ってきてパール一切なしで仕上げるか、というごく普通の使い方が多い。

まあ私はこれ系の色のパレットはどこのメーカーのものを使ってもほぼ外さないので、次にまたクレドのアイシャドウを買うなら遊び色を買ってみたいな。


あとこのアイシャドウのよいところは、コンパクトのデザイン。どう頑張ってもスマホが写り込んでしまうので自分で写真を撮れないんだけど、シンプルなデザインながら青い宝石みたいで美しい。資生堂はこれだけ綺麗なパッケージをつくれるのに、なんでマキアージュとなるといつもあんなんなんだ?路線が違うのは理解しているけど、それでもまじで疑問。

ついでに言うと、付属のミニチップとミニブラシがふわふわなのもこのアイシャドウのよいところ。私はこれまでクレドのアイシャドウを使ったことがなかったにもかかわらず、このミニアイシャドウチップとミニブラシだけは以前から他のアイシャドウパレット用に使っていた。パレットの付属品なのに、チップがふわふわしてるし割と長持ちするしで使いやすい。ブラシも、そのへんで売ってる安い単品ブラシよりずっといい。

最近一番使う頻度が高いアイシャドウであるトムフォードのアイカラークォードのチップは割と早々にだめになったので、クレドのミニチップを入れて使っている。私は基本的にパレットに入るサイズのミニチップとミニブラシでしかメイクをしないので、こういう風に元からちゃんと使えるツールがついているアイシャドウパレットだと、別で買ったミニチップに入れ替えたりする手間が減って嬉しい。


去年は、一昨年からのトムフォードブームによりアイカラークォード各種ばかりを使い続けた一年だったけど、たまにこうやって他の定番ブランドを開拓してみるのもよいね。

元々、コスメは春夏ものより秋冬ものの方が断然好きなので、今は次に買いたい新作アイシャドウはこれといってまだないんだけど(去年のシャネルの赤パレットは未だにちょっと欲しい、でもこの時期に買ってもね…)、たまにはアイカラークォード以外も使いたいので新規開拓を面倒がらずに色々見てみたいところではある。