セルフネイルを長持ちさせるために気をつけていること(ポリッシュ使用時)

最近ほとんどブログを書かなくなってしまった。

一時期しつこく書いていたネイル記事もいつしか更新しなくなり、それどころか、せっかくつめを塗っても自分自身の記録のためだけの写真すら撮らなくなってしまい、早数か月。

ですがここで唐突に、セルフネイル時に私が気をつけていることをリハビリを兼ねてまとめます。


目次


前提事項

  • 使用するのはポリッシュのみ、ジェルは使わない
  • 凝ったネイルアートはせず、単色ベタ塗りのみ
  • ネイルに関しては独学どころかろくに学んですらいないので、実際のところほんとうに効果があるかは不明

目標

  • トップコートなしでぎりぎり一週間ネイルを持たせる
  • 塗りたてと同じ、全くはげてもかすれてもいない状態を少なくとも3~4日は保つ



ポリッシュを長持ちさせるためにしていること

つめの形を整えた翌日以降にポリッシュを塗る

いきなりですが、これはかなり大事だと思っている。つめやすりでつめの形を整えた直後はどうしてもつめ先端が尖った状態になっているので、その上にポリッシュを塗っても先端からはげてきやすい。つめを削ってからは少なくとも一日程度素のつめで過ごして、先端が自然な丸みをもつようになってからポリッシュを塗った方が断然もちがよい。

ポリッシュを塗る直前にハンドソープで手とつめをよく洗い、よく乾燥させる

つめに油分が残っているとポリッシュがはげてきやすいため。ほんとうはエタノールとワイプで洗浄した方がいいんだろうけど、ジェルネイルじゃないからそこまではやってない。

ベースコートを使う

基本。ベースコートは1分くらいですぐ乾いて、トータルの所要時間にほとんど影響しないのでここはサボらず塗ることにしましょう。私はOPIナチュラベースコートを長年愛用。


自分のつめの形に合ったハケのポリッシュを使う

これが何より大事。つめが小さい人と大きい人、またショートネイルばかりする人とつめを長く伸ばしている人では、合うハケが違う!ので、自分に合ったハケのポリッシュを使うのが得策。素人がやるセルフネイルの場合、まず大前提としてそれなりにうまく塗ることができなければ、塗ったポリッシュが長持ちするはずがない。自分のつめに合うハケのポリッシュを見つけられれば、もう8割方勝ったも同然である。

私自身はネイルベッドが比較的大きいので、よく広がって液含みがいいハケのポリッシュが好き。私は器用ではないので、そうでないものを使うと親指など面積の広いつめを塗りきれない。その観点からすると、ADDICTIONとOPIのポリッシュは全くストレスなく塗れて大好き。ここ一年くらいは新しいブランドを新規開拓してないけど、今のところここまでハケが自分に合うブランドを他に知らない。ちなみにこの記事の冒頭と最後に貼ったネイル写真のポリッシュは、どちらもADDICTIONのものです。冒頭がシャトーバスク、最後がWe Love Space。

 
OPIと同レベルの定番品といえばessieハケが細めのエッシーのポリッシュは私のつめには合わないので自分ではここ数年一本も買っていないけど、つめが小さくてショートネイルしかしない人なら使いやすいのかもしれない(追記:エッシーのハケが細いというのは、この記事を書いた2016年当時のことです。その後リニューアル済み)。まあこればっかりは色々と試して、自分のつめと相性のいいブランドのポリッシュを見つけるしかない。カウンターを回りましょう。

比較的速乾のポリッシュを使う

速乾じゃないと乾く前に指をどこかにぶつけたりして塗りが甘くなり、後ではがれる原因になる。その意味でも私はADDICTIONとOPIのポリッシュが好き。どちらも、ストレスなく使える程度には速乾。色にもよるけど、アディクションの方がより速乾かなあ。

まずつめの先端を塗ってからつめ表面を塗る

これも基本ですが地味に大事。表面だけをいくら丁寧に塗ったところで、ポリッシュは必ず先端からはげる。なので、毎回つめ先端をごくごく薄く塗ってからつめの表面を塗る。なお表面を塗るときも、重ね塗りするなら薄塗りを複数回、が有効。横着して一度に厚塗りして重ね塗り回数を減らそうとすると、乾きにくくなって傷がつく原因になるし、どうにか乾いたとしても硬化収縮が大きいためはがれやすくなって結局長持ちしない。

一刻も早くポリッシュを乾かしたい場合はセシェヴィートなど速乾タイプのトップコートを使う(追記あり

速乾のポリッシュを使っても、二度塗り・三度塗り時に完全に乾かすにはそれなりの時間がかかる。その上にトップコートを重ねるとなるとまた時間がかかる。乾くまで散々待って、いざよし乾いたと思って寝たのに、朝起きてつめ表面にうっすらとシーツの跡がついてしまっているのに気がついたときのあの絶望といったら…

まあ、この事態を回避するにはポリッシュを毎回薄塗りするか、単に長時間待てばいいだけの話ではあるんだけど、どうしても急いでいて待てないときはセシェヴィートを使うとよい。あまりにも有名なこの速乾トップコート、最後のポリッシュひと塗りが乾く前にこれを重ねると全体があっという間に乾くので、作業終了後すぐに眠りについたり外出したりすることができる。そして副次的な効果として、やたらと人工的なつやが出る。つっやんつやん。ここまでのつやは他のトップコートではなかなか出せない。

ただセシェを使うと、どうも自爪が痛むような印象がある。トップコートではあるんだけど、下に塗ってあるポリッシュ数層とベースコートの下、つまりつめそのものまで薬液がしみているような。またポリッシュを厚めに重ね塗りした上にこれを使うと下のポリッシュ層が縮みやすく、数日後に先端からヒビが入って大規模に割れ落ちるような独特のはがれ方をしやすい。なので、私は普段はセシェをあんまり使いません。たまにどうしてもつっやつやにしたいときとか、めちゃくちゃ急いでいるときにだけ使用。まあこれは大定番品なだけに、一本持っているととても便利ではある。

そもそも私はトップコート自体をあまり使わない。ベースコートほど重要じゃないと思っている。理由は、作業の時間短縮のため、ポリッシュさえ選べばトップコートを塗らなくてもそれなりのつやは出せるため、丁寧に作業すればトップコートなしでもポリッシュの持ちはほぼ変わらないため、の3つ。


2021年11月追記:
この記事を書いた当時はトップコートなしで済ませることが多かったけど、ここ数年はつやと速乾性重視でトップコートをちゃんと使うようになりました。

優秀なトップコートを使えば、上からトップコートを塗る方が、塗らずに地のポリッシュが乾くのを待つよりもなんと早く乾く。しかもつやも出る。

トップコートは、速乾、つやつや、塗りやすい、と三拍子揃ったセシェヴァイヴが今はダントツおすすめ。乾きの速さとつやはセシェヴィートと同じなのに、粘度が低くサラサラしていて、糸引きしないし塗りやすい。次点はクイッククリスタルコート。セシェヴィートは粘度の高さゆえの塗りにくさに負けて使わなくなった。詳細は下記事参照。


湯船に指先を長時間つけない

ポリッシュの欠点はとにかく水に弱いこと。水を極力避けて、あとはつめ先に衝撃を与えないよう気をつけて生活すればある程度の期間はもたせることができる。ポリッシュを長持ちさせるためにも、自爪を綺麗に伸ばすためにも、手荒れを防ぐためにも、水仕事をするときにゴム手袋をつけるというのは当たり前ですが、意外な盲点がお風呂。長風呂しているだけではげやすくなるので、私は湯船に浸かっている間も指先だけは長時間お湯につけないようにしている。かれこれ15年以上、ネイルしているときは指先を極力浴槽の上に出した姿勢で入浴している。



自分で塗ったポリッシュを長持ちさせるために気をつけていることは以上。

ここから先はおまけで、塗ったポリッシュを長持ちさせるためではなく、自爪自体を綺麗に伸ばすためにやっていること。

私は元からつめが厚いのか強いのか、つめが変な位置で折れることも割れることもあまりない(一年に1,2回。乾燥する冬の時期にたまにやってしまう)。自爪が綺麗に伸びていないとポリッシュも映えないし、極論を言ってしまえば自爪が綺麗に伸びていればポリッシュを塗らない素爪の状態でもあまり見苦しくならないので、そういう意味でもつめをうまく伸ばすことは大事。
 

おまけ:自爪を綺麗に伸ばすためにしていること

つめ切りは使わない

基本中の基本ですが、つめの形はつめやすりで整える。つめ切りを使ってしまうと、その後下手したら数か月単位でつめ先端が折れやすくなる。なのでこれだけはとにかく一発アウト。私はAmazonで買ったガラス製のつめやすりを何年も使っています。キーキー言ったりしないし、金属製のものよりもざくざく削れてストレスフリー。

 

ハイポニキウムを傷つけない

つめやすりでつめの形を整えるとき、つめ表面から見て長さを決めるのではなく、つめの裏側から見て長さを決める。特にショートネイルの場合、表側から見てつめ先端の白い部分をほとんどもしくは全て削るというのがわかりやすいのでついやってしまいそうになるけど、これをやってしまうとハイポニキウムまで削ってしまい、後々つめがちゃんと伸びなくなる。私の場合はハイポニキウムが長いところでは1mm以上あるので、どんなにショートネイルにしたいときでもつめ先端の白い部分を1mm強は残す必要がある。

他、ポリッシュをつめ裏側に塗るときでもハイポニキウムにはかからないようにする、ネイルオイルやハンドクリームをハイポニキウムにも塗る、というのもやってます。こういう小さな積み重ねで、ネイルベッドは数年かけてほんの少しずつ大きくなる!(と、信じている)

こまめにつめの形と長さを整える

特に長いつめにしているとついつい横着してしまいがちだが、あまり長さを短くしたくない場合でも、つめの形を整える目的で割と頻繁につめやすりをかけた方がよい。形を整えずに一定以上の長さにまでつめを伸ばすと、私の場合は徐々につめが内側に巻いてくる。一度巻いてしまうと、その後つめを短くしてもしばらくの間はひきずるので、その予防のためにもこまめに形だけは整えるようにしている。つめの両脇を削って、つめ幅と巻きを調整するかんじ。

ネイルオイルで保湿しまくる

これはつめそのものというよりも、つめ周りの指先を綺麗にするためのもの。経験上、つめ周りの手入れだけに限って言えば、ハンドクリームよりも断然ネイルオイルが大事。私は甘皮部とつめの裏側に、一年通してとにかくしょっちゅうオイルを塗っている。キューティクルオイルはものによって質の差がかなり激しいが、最近はOPIのポリッシュ型ボトルの方のオイルをリピートしている。同じOPIでも、チューブに入ったジェルタイプの方は持ち運びには便利だし使いやすいけど、あまり効果を感じられなかった。

ハンドクリームは、家ではオイルと同じくOPIのプロスパが好きでリピートしてるけど、持ち歩き用は最近かなり適当で、美白クリームのミニサイズのサンプルなんかをハンドクリーム代わりに使うことが多い。


ってネイルについてあれこれ書いていたら久し振りにネイル熱が上がってきたので、なんか塗ろうっと。セルフネイルは楽しい!


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