今年買って一番よかったもの6年分まとめ(2009~2014年)

年末ということで、この一年間に買ったもののうち、一番よかったものを挙げる。

ついでに過去6年分も一緒に挙げます。


目次


2009年 SHARP X Q-pot.コラボの板チョコケータイ(SH-04B)

Q-pot.がシャープとコラボして発売した、とろーり板チョコモチーフのガラケー
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初めてツイッターでその存在を知ったときには、「狂っている!」としか思わなかったんだけど、その後じわじわ本気で気になるようになり、結局数日後には複数の携帯電話ショップに問い合わせをかけていた。かくして、発売日に無事入手。

どぎついデザインなので、絶対すぐ飽きるよと色んな人に言われたが、最後まで飽きなかった。細かいところもいちいち凝ってて、ほんと素敵。

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私は別にQ-pot.ファンでもなんでもないんだけど、これ以上に可愛い携帯電話は、このコラボの後継機種(ビスケットケータイとか板チョコスマホとか)も含めて今のところ見たことがないと勝手に思っている。


2010年 パスポート

私は大学生になってからというもの、お金がなさすぎて海外旅行も海外での学会発表も断念し続けていたため、海外に行くことがなくなり、昔取ったパスポートも期限が失効したままだった。

が、会社に入って、これはどうやらパスポートが必要そう、ということになり、入社一年目の冬休みを使って申請しに行った。こうして2010年頭には数年振りのパスポートを手にしたわけだけど、その年のうちにほんとに「パスポート持ってるよね?明後日から中国行って欲しいんだけど」という話が来たので、取っておいて正解だった。

結局その年から数年間は仕事で何度も使ったが、自分個人では一切外国に出かけないこともあり、ここ最近は全然使ってない。


2011年 iPad Wi-Fiモデル 64GB

2010年から仕事で中国に行く機会が増え、一時期は毎月行っていた。が、いかんせんスケジュールが立ちにくくて、わざわざ金曜日にほぼ始発で家出て真夜中に目的地に着いたにも関わらず、明けて土日が完全フリーで待機になったり、何の放送もなく3時間遅れる乗り継ぎのために空港での待ち時間がめちゃ長かったりなんてことが多発。

時間つぶしのために、家の外でも使えるネット端末が必要!ということになり(当時、携帯は上に書いたガラケー使用だったので、実質上外国でネットしまくるのは不可能)、出張に持っていくために急遽購入した、私の初めてのタブレット

一緒に、有線LANを無線LANに変えるポータブルルーターも買った。国内ではそんなことないけど、中国の地方だと、客室ではWi-Fiが安定しないホテルも多かったので必須でした。
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これで、ようやく快適なネットライフ@中国、が可能に!突然の待ち時間ができても、日本語で思う存分調べ物ができるようになった。プライベートなことに会社のPCは使えないし、ホテルの部屋にあるパソコンは日本語入力できないし、設定を変えるだけでも一苦労だったから。

自分がいる場所付近の地図も見られるようになったし(待ち時間ができると、同僚達は「買い物や散歩にでも行ってきなー」と言うが、フロントでも全く英語が通じないため、ホテル周辺のどこに行けば何があるのかすらそれまでは把握できていなかった)、簡単な中国語の挨拶を覚えたり、フロントの人が手書きで書いてくれたメモを翻訳したりと、出張中はひたすらに大活躍。

そもそも出張用途で買ったiPadですが、これを買ってからというもの、今までは基本自室のどれかの机の上でしかしていなかったネットが家のどの部屋のどの場所でも気軽にできるようになり、ますますネット中毒状態に。ジップロックを二重にした中に入れてお風呂に持ち込んで、長風呂しながらネットするようにもなった。家の外でも、そのへんのカフェに行けば大抵Wi-Fiは飛んでいるものなので、キャリア版でなくても全く問題なし、十分重宝。


2012年 iPhone5 64GB

2009年の一位に挙げた板チョコケータイがあまりにお気に入りすぎて、ガラケーからスマホへと移行するタイミングが世の中よりもかなり遅れた私ですが、2012年秋からのVersailles解散前ラストツアーの遠征旅に出るのを機に、ちょうどその前に発売されていたiPhone5への移行を決意。

諸事情により電話番号を新しくしたかったため新規で買ったので、一括でそれなりに高かった。でもそれ以上の価値があった。

遠征出発直前にiPhoneを手にして、そのまま旅行へ。設定や文字入力に慣れるまで相当な時間がかかるだろうと思っていたが、一週間の旅行中、前半は一人旅だったので時間が余りに余っており、その期間でかなり慣れた。

また私はいつも旅行の下調べをほとんどしないんだけど、スマホさえあればその場でいつでも何かを調べることができるので、一週間の無計画旅が割と秩序立ったものになり、いきなりその威力を思い知った。知らない場所でも、地図、時刻表など交通情報、カフェや飲み屋までもすぐに調べられるのがほんと便利。

元々ネット中毒なこともあり、今やスマホのない生活は考えられない。いつも、出かけるときにはガラケーiPodを2つ持っていたのが1つに集約できたし、ちょっとした思いつきをいつでもどこでもメモできるようになったし、iPadテザリングで使えるようにもなったしで、ますますいつでもどこでもネットができるように。このブログの長文記事も、大抵はスマホタブレットを使って出先でちょこちょこ書き進めるようになった。

ほんと、iPadiPhoneの購入は私の生活スタイルを変えましたね。


2013年 ルンバ770

誕生日プレゼントにもらったもの。
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平日は毎日タイマーで働いてもらっているので、私が家を出た後に動き、しばらく床掃除をして、そして勝手にドック(充電器)に帰っていく。いつも動いている様を見ないので、ほんとに仕事してんのか?とつい思ってしまうが、ゴミが毎日それなりの量たまる、ちゃんと働いているのね。

ルンバを買ってから、毎朝リビングや廊下全体に掃除機をかける必要がなくなった。ルンバが大まかに掃除してくれるので、あとは壁際あたりの吸い残しを、エルゴラピードでちょこっと吸えばいいだけ。ルンバが行けない部分や、行くと帰って来られなくなってしまい困る部分(段差がある洗面所部分や玄関部分)には、ルンバが侵攻しないよう赤外線を飛ばして遮断して、後で自分で掃除している。

ただこれ、周囲の状況を把握して動く賢い家電みたいな扱いをされているけど、そこまで賢くない、むしろ割と作りが荒い。なんだろう、もし日本の家電メーカーだったら、最初にこれを大規模に売り出したりはしなかったんだろうなーっていうかんじがする。

赤外線で、前方に何か障害物があることは察知するので減速はするのだが、それでも結局割と派手に衝突する。家具でもしかり、人でもしかり(足にタックルしてくるので地味に痛い!)。日本企業ではそのへんちゃんと考えて、「もう少しセンサー機能が発達しないと商品化できない」みたいな判断になり社内でボツくらってそう。まあ我が家には高い家具もペットもいないのでこの程度のもので問題はないが、そうではない家にはあまりおすすめできない。

機能を比較して、当時売っていた機種のうち、最新型ではなくその次に新しいものを買ってもらったけれど、それで十分でした。今も平日は毎日稼働。


2014年 iPad mini2 Wi-Fiモデル 32GB

iPadがほんとうに便利なので、iPad miniRetinaモデルが出たらいずれ絶対買おうと思っていた。

2013年に既に発売されていたiPad mini2、発売直後にかなり早い段階で買ったものの、すぐに実質同居人にプレゼントしたのと同じ状態になってしまったので、次世代機が出たら買って(返して?)もらうことにして楽しみにしていた。が、いざ新製品iPad mini3の発表を見たら、まさかのほぼ進化なしバージョンだった…(未だに、iPad mini3は一体何のための新製品なのかわからん)、というわけで、結局同じiPad mini2を一年遅れで買ってもらうことに。

これがまた便利!iPadは重くて、毎日持ち運ぶにはちょっと面倒になるくらいだったけど、iPad miniなら全く気にならない。片手持ちも苦にならない。大きなiPadのときと同様、電池も全然減らないし。

特に今年は英会話を始めたので、その勉強をやるのにとっても便利。iPad miniさえあれば、課題の論文も記事も動画も全部見られる、わからない単語や表現をすぐメモできる、すぐ調べられる、しかもそれらを全てiPhoneに同期できる!ので、出先で座ってiPad miniに少しやり進めた課題を、その後のちょっとした移動中にスマホから見返す、なんてことが簡単にできる。iPhoneより画面が大きくて長文記事も読みやすいから実際のレッスン中にも使えるし。この用途だけでも、買った甲斐があったなーって思えるくらい、元取れてる。

もちろん出先で使うだけじゃなく家でもずっと使っていて、パソコンに向かう時間がまた減った。iPadiPhoneiPad miniと新しい端末を買うたびに、アクセス頻度が下がる我が家のVAIO

これを購入してからというもの、大きなiPadはほとんど使わなくなってしまったので人にあげる予定。



というわけで振り返ってみると6つ中5つがデジタル機器、そのうち3つがApple製品でした。いずれ、同期機能が便利だという理由だけでノートパソコンもMacに変えて、やっぱり使いにくい!となって(自分のノートパソコンは15年以上ずっとWindows)、後悔したりしそうな勢いである。

一つたった数万円で生活スタイルが変わるので、やっぱ機械は素晴らしいなあと思う。社会人になって、ある程度はお金に困らず、欲しいものがあれば買えるだけの生活になった今、お金をかけるべきはこういう便利機器と、あとは一期一会の実体験(主にヴィジュアル系のライヴ…)だなーと思う。