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DIR EN GREY・TOUR14 PSYCHONNECT -mode of “GAUZE”?- mode:33 @Zepp Tokyo 1日目

遠征も終わって、帰ってきて仕事に戻ったと思ったら、またすぐGAUZEツアーの続き。

Zepp Tokyo1日目です。これでツアー5本目。
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この日はよかった。前回、4本目に観た名古屋2日目が、1本目の新木場2日目以上に最悪なカラオケ回だったので、テンションも下がり気味で、もはやあんまりわくわく感もなく仕事終えてお台場に行ったんだけど、いざ行ったら楽しかった。

  • この日は演出が一番よく感じた。ステージ後ろの映像は、私が名古屋までで見たものとは編集が微妙に変わってた。照明も一部変わった?
  • 名古屋2日目とは違って、ちゃんと京の声が出てた。演奏のバランスもよかった
  • もはや何年ぶりかもわからないUnknownを聴けたのが嬉しかった
  • やっぱZepp Tokyo最高。新木場スタジオコーストとは大違いの観やすい会場、好き


セットリストはこちら。

GAUZE -mode of adam-
Schweinの椅子
raison detre
Cage
Unknown.Despair.Lost
蒼い月
輪郭
304号室、白死の桜
mazohyst of decadence
蜜と唾(新)
アクロの丘
ゆらめき
MASK
蜜と唾(旧)


予感
新曲(大地蹴る方)
CLEVER SLEAZOID
SUSTAIN THE UNTRUTH
激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇

  
 
この日は整番が2400番台だったので、開演直前に待ち合わせて割とぎりぎりで入場。今日は見えなくても覚悟しなきゃねーと言っていたが、いざ入ってみたら、もうすぐ始まるというのに後ろはかなりスペースがあり、最後まで悠々と、完全に開けた視界で観られた。

Zepp Tokyoに来たのもたぶん10年弱ぶりなんだけど、いいねーこの会場は。ぎりぎり東京で、この広さで、この整番でもこの観やすさ、素晴らしい。新木場と比べて実感する、柵の偉大さ。今日くらいの客入りなら、開演1分前に入場したとしてもそれなりに観られる。行こうと思えば結構近くへも行けるし。


この日はフロア後方の平和ゾーンにいたこともあり、周りの客層が、新木場2日目の私の周りの客とほぼ同じだった。GAUZEツアーと聞いて久し振りに来てみました、みたいな、私と同じ過去ファン。

だから久々すぎるディルライヴだった新木場2日目での自分と盛り上がりポイントやノリがかなり近くて、でも私は新木場の後3本観てノリとセトリの大枠もつかんだことで、三週間前の新木場のときとは微妙に喜びポイントが変わっていて、その差がまた面白かった。二重に楽しめた。


まずmode of adamのSEで悲鳴。絶叫、じゃなく悲鳴。新木場2日目で、私と私の周りが発したのと同じ種の悲鳴。人は数年ぶりの嬉しい出会いにこの手の声をあげる。そしてSchweinではやはり怒号が上がる。

ここでのステージ後ろの映像になんだか違和感があって、「あれ、なんか名古屋までと映像変わった?気のせい?」と思ってたんだけど、たぶん変わってる。今となってはそもそも映像自体どんなのだったかを全く覚えていないので、どこがとは言えないが。

raisonはサビ終わりの殿のセリフのところでばっちりフリを決める人多数、周りの空気無視して、ずっと飛び跳ねノリの人もちらほら。絶対97〜98年代の客だろあれー。もちろん、Cageのサビでは当然、一斉に時計左回りのフリ。ここまで揃うの見るの懐かしい。

ここまで3曲、京の歌が名古屋2日目とは比べものにならないくらい調子を取り戻していたので、この日は当たり日なんだとわかった。なんなんだろうねー、2daysの1日目なら大丈夫なんだね。この翌日と、大阪2日目も友達曰くボーカルがボロボロだったらしいし。


続いて、聴いたことない曲きた?と思いきや、Unknownだった。うわー!これも再構築されてたのか。これはわかりやすかったから、演奏が始まって割と早くにわかった。オリジナルがかなり好きなので、今日聴けてほんと嬉しかった。ゼップ来てよかった、1日目のチケ取れてよかった!初聴きだったしノリきれなかったのが残念だけど、これきっと、ライヴで何度も聴いたらどんどん好きになるタイプの曲だな。原曲の疾走感は失われたけど、これはこれで好きっぽい。


アレンジ後Unknownで割と落ち着いた私の周りの客、続いてのShinyaのドラム入りで再度悲鳴。蒼い月、皆、反応ポイントが早い。同じ曲を、ライヴハウスの同じくらい後方で観たけど、新木場2日目よりもフロア全体の盛り上がりもかなりよくって、あの謎の棒立ち雰囲気がなくなってた。

Aメロのフリをやる客は名古屋よりもさらに激増してて、後方に下がるコロダイ派と、フリやりつつ来たるべきコロダイ押し流しに備える前方待機派とに分かれていたインディーズ時よりも、むしろフリ人数が多かった気がする。あとこの日の青緑の照明がすごく綺麗で、いい蒼い月でした。なんだろー、同じ照明でも、会場によってそんなに違うのかな。しかも同じゼップなのにね。今日のは、海の中みたいな蒼い月。

そして今日一番ウケたのが、蒼い月の「幸せなの?」部、相変わらず京は15年前のような問いかけ形式はとってなくて、音源通りに普通に歌ってるのに、それを完全無視して京の歌にかぶせる形で「幸せー!!」って叫ぶ客が周りに複数いたこと。この事態には他の会場で遭遇しなかった、今日が初めて。いくらなんでも懐かしすぎるわ!今、2014年だから!90年代末じゃないから!ってつっこみたくなる(私が言える立場ではない)。問いかけ復活させる際には、あの白くて真ん丸い、お月様のようなキメ変顔も一緒にお願いしますね!

で、輪郭。周り棒立ち。でも私はこの曲好きなのでまた聴けて嬉しかったー!なんたってShinyaのドラミングが素敵すぎる。曲全体で通して聴いても、展開が色々で楽しい。後で聴いたら、この日の下手側のスモークの出方がおかしかった(細切れだった)らしく、同行者はやたらとウケていたが、私はShinyaに釘付けだったので全く気付かず。福岡かなんかでは、スモーク焚きすぎてステージ上(特にShinya)見えないー!ってなってたけど、今日は量も妥当でよい演出でした。


そして中盤の定番4連続。

304のイントロのShinyaのドラミング、柵の中で暴れてるオランウータンみたいに見えて面白かった。この曲、Shinyaは病院で死にかけている白死の人に鞭打つかのような力強すぎるドラムぶっ叩きで、Dieも一心不乱にアコギかき鳴らしてて、上手二人は忙しそうなんだけど、センターで京は一人ゆらゆらと演劇やってて、下手二人は非常に大人しく演奏してて(まあ薫は他の曲でもそうだけど)、ステージ左右の落差が見てて面白い。

続いてのマゾヒストでのShinyaもなかなか面白い。特にイントロ、なんかいいことがあって飛び跳ねて喜んでる子供みたいな、両手同時叩きをする。この曲も、Shinyaだけ全力、弦楽器隊は割としっとり、殿は一人でシールド巻きつけつつくるみ割り人形のコーヒー(エジプト)の踊りみたいなフリ、とバラバラで、見てて面白い。

そうだ、今日のマゾヒストの歌詞は、今まで聴いたのと変わってた。正確に言うと、私がライヴで聴いて覚えてるものと変わってた、だから新木場2日目とかはどうだったのかわかんない。完全アドリブというほど適当ではなく、ちゃんと詰まることなく歌えていて、でもオリジナルとももちろん違う。マゾヒスト、一体何バージョンあるんだ。これくらいちゃんと歌えるのなら歌詞替え歓迎。


でもって新罪罰。新罪罰は何度か見たけど、この日の演出が一番よかった。私には珍しく、ボーカルに釘付けになってしまった。お立ち台に立って歌いながらパフォーマンスをする京の周りにだけ多めのスモーク炊いて赤いライト当てて、ほんとに焼身自殺してるみたいに見えた。これよくやる演出らしいし、他の会場でもやってたけど、この日が一番出来がよかったように見えたなあ。だって確実に燃えてたもん。歌も、よくわからない迫力だけがあってよかったし。京はつくづく、こういうのやらせると最高。理屈のない圧倒感。

続いてのアクロは、新蜜唾の勢いそのままに感情大先行バージョンだったけど、私の大好きなAメロ2回目の「出逢ったね」の「たね」を最高の状態できめてくれたので、もうよい。ちなみにZepp Tokyoでもステンドグラスライトはイマイチであった。あれ映えるの、新木場だけなんだな…

今日は絶叫客もおらず、よく訓練されていた。さすが東京。ていうか、ラストの「あの丘にはもう」を京がゆーっくり叫ぶように歌って、歌い終わり後、あまり間を置かずにギターのチャラララーンが入るようになってた。これたぶん、絶叫客対策。うまい。


京の独壇場の4曲終了後のゆらめきはこれといって記憶がない。ゆらめき、ほんと休憩タイムになりつつある…ゆらめきの背景映像もちょっと編集変わってた気がする。

そしてMASK。マゾヒストから眠ったかのように大人しくしていた私の周りの客達、あのイントロの演説を聞いて、春になって目を覚ましたのかという勢いで覚醒。ゆらめきで冷め切ってた私も覚醒。私の周りの客達、Aメロのフリを完璧にキメる。右目左目~のとことか、皆揃って全部やるし、「夢を断ち切られて」部分もばっちりキメる。すごい。私はといえば、Aメロでは「十字を切り」と「ズタズタ」の2点に絞って全勢力を傾けているので、あのあたりの細かいフリはやりません。昔は全力でやってたけど。イントロ間奏サビだけでも十分踊り狂える。

しかし京のノリはツアー序盤に比べて明らかに15年前に近づいているな。304でも思ったけど。MASKでは明らかに両肩を前後させてるよ。誰かが背後から近づいて彼の背中をえいっと一押ししたら、ふいにスイッチが入って、例の全力踊りを客と一緒にやりだすんじゃないかってくらいのかんじ。今日はちゃんと声が出ていたので、サビの高音も伸びやかでよかった。そうそう、これが好き。


お次はやはり旧罪罰。今日の罪罰では、2回目のサビ前後で、京がセンター定位置、その右に薫、その右にToshiya、その2人の後ろらへんにShinyaのドラムセット、で、Dieが定位置、つまりは全員上手寄りという、上手客大得なときがあって大興奮した。なんなのこれ。誰かが立ち位置間違えたのかなんなのか知らないけど、上手に寄りすぎ!ここまでステージ上で人口密度が偏ってるところ、このツアーで初めて見た。ていうか、薫が遂に罪罰で動いたからね!ぎゃーーーこっち来たー!と、それだけでめちゃくちゃテンション上がってしまった、上手冥利に尽きる。

罪罰、Shinya以外の4人のぐちゃぐちゃ感が加速度的に増しててすっごい楽しい。京ToshiyaDieの3人揃っての1・Sad・Sexuallyが、福岡ぶりに目撃できたのも嬉しかった。殿が、1・Sadやる前に左手をクルッとするの、あれ好き。

そういえば、MASKと旧罪罰はあまりにも楽しすぎて、全然Shinya見てないな…何をどう叩いてるのか、知らない。

本編ラストの残もそのままの勢いで楽しすぎてほぼ記憶がないが、背景映像の編集がちょっと変わってた気がする。具体的には覚えてないけど、違和感だけがあった。


アンコールの予感はカラオケだが、歌詞もあまり飛ばさないし声出るし音程も普通だしで、本家のカラオケ。

そして大地を蹴る新曲。これだけ聴くとなじんではくるものの、やっぱ別に好きではない。どうしてもPierrotと進撃の巨人のイメージが消えないし。しかし、これだけ回数聞いてるのに、ほとんど歌詞を覚えられない…「大地を蹴り進め」「遥かな夢〜」「この一瞬に〜」うーん、わからん。ハルカって言われるとますます思い浮かぶ、目の周りに十字を描いたキリトの顔。

CLEVER SLEAZOIDは複数回聴いてもなぜだかなんの印象もない。曲の展開も、ライヴでの見どころも、覚えられない。聴くと、あああの曲だ、って曲名はわかるんだけど、ただそれだけ。この頃までは、音源出たら割とすぐに聴いてたはずなんだけどなー。なんなんだろ。


ラストは、いつものテンプレ通りのMCを挟みつつのSUSTAINと激しさで、合唱曲二連発。SUSTAINの背景映像見て、あーやっぱ今までとは確実に映像変えてるな、って確信した。素材は同じなんだけど、編集変えてる感じ。今まで、森が燃えてる映像と、胎児がぐるぐる回る映像は別々だったけど、この日は森をバックに胎児がぐるぐるしてた、そんなかんじ。

羅刹(あまりにも好きすぎる)がなかったのは残念だけど、今日は激しさでのToshiyaの不審すぎる大移動(ドラムセット前にいるToshiyaが、ラストのラストでリズムに合わせて右回転しながらたったの3歩で定位置まで戻るやつ)を見られたのがよかった。あれ、2回に1回くらいしか見られないのね。



というわけで、特に何か特別なことがあったわけではないが、総じていいライヴでした。終了後、「久々に来てみてよかったー!」みたいなこと言って興奮してる過去ファンが周りに多くて、うんうんって思った。

楽しかったので、翌日もチケ探してまた来ようかなーと思ったけど、ライヴ後にばたばたのまま外から電話会議に出るのが嫌で、結局ゼップ2日目は断念。

ライヴが終わったら、開演前から降っていた雨が結構本降りになってて、でも私も同行者も傘なしで行ったからちょっとの距離濡れたんだけど、途中の階段前付近から後ろにいた知らない人が「入って下さい!」って言って私を自分のビニール傘に入れてくれた。どうもありがとうございます。

後で知ったけど、この日はKAMIJOが来てたんだね!ツアー頭の新木場にお花出してたもんね。


ライヴ後はいつも通り、N氏と今日のライヴについて語りまくりながら飲み。平日に仕事して、夜からライヴ行って、そのまま飲みに行って、その日のライヴのこと散々喋ってから家に帰って、また一人でライヴのこと思い出してメモってると、一日ほんとあっという間。すぐ夜中になる。

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