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KAMIJO × Shinya(DIR EN GREY)夢の共演第三夜!KAMIJO -First Live in Japan- The Empire of Vampire @東京キネマ倶楽部 その2

セットリストとツイートまとめを載せたその1はこちら
ライヴレポらしいライヴレポはこちら


さてさて、久し振りのライヴすぎて、メモして残しておきたいことがめちゃくちゃいっぱいあるのですが、それ全部書き終わる前にきっと忘れてしまうので、まずは私個人が覚えておきたいハイライト部分について書く。

今日の私的テンションだだ上がりポイントは以下の通り

1. LAREINE時代の名曲・冬東京をバンドでフル演奏
2. Shinyaのドラミングがいちいち派手すぎ、懐かしすぎ
3. 曲も演出もなかなかカオス、それを独特の歌唱でまとめ上げるという力技

以下、順に書く。
 
 

遂にやってくれました、神曲・冬東京!!

冬東京!私がはてなダイアリー時代から幾度となく動画を貼った、LAREINE昭和歌謡大名曲であります。

メジャーデビュー後、フィアンサーユ、Billetと来て、なぜその後にこの曲をシングルで出すんだ!と中学校の教室で皆で大爆笑しつつも、フィアンサーユ路線が好きではなかった私はかなりテンションが上がったものでした。15年前の話です。


Lareine - Fuyu Tokyo (PV) - YouTube

あまりの嬉しさにすぐ脱線してしまうのだが、話を戻すと、7/4のパリ公演ではムーランルージュの後にこれを演奏している。それはつまり、サポートメンバーがわざわざこの曲を覚えたということなので、これはそのうちほんとにどこかで来るのでは?来るならやっぱり会場の雰囲気がぴったりな東京キネマ倶楽部公演の今日か10/25か、もしくはホールライヴである12/13か?まさに冬東京だし?とあれこれ考えていたのだが、早速今日聴くことができました。夏東京だ!

いやーもうね、今日の5曲目にムーランルージュが来て、パリセトリだと次が冬東京なので、曲の終わりから緊張していたのだが、イントロ聞いて数秒、この曲だと認識した瞬間に、もう心臓ばくばくなってね!心どよどよしてね!思わず両手で口覆ったし、しゃがみ込みそうになった。

しかも、サビ入りのときのあのポーズ、昔のまんまでやってくれた!2回とも控えめだったけど。一気にLAREINE時代のライヴ(友達の余ったチケで数回しか観たことない)での光景を思い出した。もうほんっと嬉しくて。うわー、やったー!!と思いながら、曲中ずーっとにやけてた。


いつか、イベントとかではなく、ちゃんとしたライヴで、ステージの上で、バンドを引き連れた完全な形で演奏され、スポットライトを浴びながら冬東京を歌い踊るKAMIJOを観たいとはずっと思っていて、ソロになってイベントで歌ったりしていたので、来るか来るかと待っていたのですが、ソロファーストライヴであっさり観られてしまった。しかも、Shinyaが叩くドラムで!15年前に追っかけてた人のドラムで!なんなんだこの奇跡は。

Fleurは2009年のVersaille時のニューイヤーライヴで聴いたし、あとは、そのうちどっかでメタモルフォーゼ(これもLAREINE時代の大名曲)をバンド形式でフル演奏してくれたら、また一つ夢が叶いますね。ソロのうちにどっかでやって下さいお願いします。それまで通うから。

いやー、ソロ万歳!とこれほど強く思った瞬間はないわ。やってくれてほんとうにありがとう。ムーランルージュで冷めつつあった会場の空気が、この曲でさらに冷え込んだ感があったが、もうどうでもいい、そんなことは!


Shinyaのドラミングが派手すぎて視点が定まらない

今回のサポートドラマーはDIR EN GREYのShinyaでした。

私が中学高校時代にコスまでするほどどハマりしていて大好きだった人です。その後、バンドが成長して洗練されすぎてしまい、不完全だけれど、世界観と根拠のない勢いだけはあふれるほどあるようなバンドが好きな私にはついていけなくなって、最後にライヴに行ったのは学部生の頃。

もうShinyaを生で観ることもないかな、と思っていたら、今年はGAUZEツアーがあるということなので久々にディルを観に行くことにしたのですが、GAUZEツアー発表の翌日に今度はKAMIJOのライヴにShinyaがサポート出演するという発表があり、私は2日連続でぶったまげてしまいました。だって、中高時代にあれほど好きだった人と、院生から社会人になってもまだ好きな人が、同じステージで共演する!しかもイベントではなく、フルのワンマンライヴで!


こんな幸せなことはない、ということで、記念すべき共演第一夜(4/26のタワレコ渋谷店でのインストアライヴ)も大興奮で観に行ったわけですが、あのときはインストアだったので全6曲しか聴けなかった。今日は遂にフルワンマン。

KAMIJOとShinyaがどちらもよく見えそうな位置でライヴを観たんだけれど、ほんっとよく見えた。キネマ倶楽部は初めて行ったけれど、ステージが高くて、遠くからでもよく見えていい。そのお陰か、タワレコのときみたいにステージの一番奥にいるShinyaを見たいShinyaファンが前に殺到するようなこともなく、ライヴ中は終始かなりゆったりとした空間で二人を見ることができた。

で、そんなShinyaを久々にちゃんと見た感想ですが、派手!とにかく派手!派手すぎる。

ここ数年、YUKI兄のほどよく抑制されたドラミングを見慣れていたせいもあると思うけど、あまりに派手でびっくりした。無駄(に見えるが、そうではないのであろう…)な動きと謎の余韻が多い!そしていちいちナルシスト!この人はたしかにYOSHIKI様の系譜のバンドマンなんだなあって、数年振りに客観的に見てみてよくわかった。


見てて、ああそういえばこんなんだったなーって、ディルのライヴに行ってた頃の記憶がだんだん戻ってきた。

例えば、この人は私個人の感覚よりもほんのちょっとだけ入りが早いのね。前の曲が終わって、次の曲にドラムカウントから入るとき、YUKI兄なんかだと私の思うタイミングぴったりで、十分な間を持って入れてくるんだけど、Shinyaは早い。え、まだ前の曲の余韻続いてるよ!っていう段階で、容赦なく次の曲のカウント入れてくる。この容赦のなさ、久し振りだなあって懐かしくなった。

ていうか一曲目のPrestoから、そこまで頭振らなくてよくない⁉︎って思うほど縦揺れしてるし、叩き終わりも叩き終わりでやたらシュッとしてて美しいし(うまく表現できないが、スティックを横に動かすとき、なんというか魔法の杖みたいに動かす)

とにかく、久々にちゃんと見たShinyaのドラミングはすっごくよくって、いちいち懐かしくって、特にPrestoやThroneではもう釘付けになってしまい、私はそもそもKAMIJOを見たかったのに視点が定まらなくなってしまった。この人、サポートには向いてないわ。主役の背後で派手すぎ、目を引きすぎ。

なんて贅沢な悩み!やばい!(今思い出しても興奮しすぎて語彙が足りない)

そして久々に見たShinyaのドラムセット、天高くてびっくりしたよ!


曲も演出もカオス、だがKAMIJO歌唱のお陰で全てがまとまるという奇跡

今日は日本ファーストライヴということで、ソロになってからの持ち曲は全てやった。

ソロになって最初にインディーズから出したシングル、その後ワーナーからメジャーデビュー作として出したミニアルバム、それに続いてのシングル2枚。その中の表題曲はもちろん、カップリングも全曲披露。

KAMIJOの曲はいつも世界観ががっちり決まっているので、それぞれ別の音源で聴いているときは全然気にしてなかったんだけど、こうやって通してライヴの場で聴いてみるとわかる、そのカオスさ。

Versailles時代から続く、ここ数年の王道シンフォニックメタルあり、アンティークな昭和歌謡あり、オペラあり、さらには人生演歌ありである。


こんなにバラバラな曲達なのに、KAMIJOがクセのある声と発声で歌うと全部がちゃんとKAMIJOの曲になるところがすごい。KAMIJOが、歌のうますぎるボーカルじゃなくてほんとによかった!クセのありすぎる歌い方でよかった。これは、楽器隊がかなり完成されているVersaillesのときにしょっちゅう思ってたことだけど、私は完成度があまりにも高すぎるものに対しては、もはや改善や進化の見込みが薄いと勝手に判断してしまい、どうにものめり込めなくなる。

ちなみに、曲がバラバラなので、演出というか魅せ方もバラバラ。普通にバンドを背にライヴやったり、暗闇の中で一人だけスポットライトを浴びて情感たっぷりに歌い上げてみたり、はたまたバルコニーに上って行って、一人で客を見下ろしながら演劇的に歌ってみたり。ライヴを観たというより、なんかショーを観たような感覚で、こういうことってVersailles時代はホールライヴでもあんまりなかったから新鮮だった。

今日の東京キネマ倶楽部という会場が、ムーランルージュや冬東京では昭和のキャバレーに、満月のアダージョや運命ではディナーショー会場に、TresorやGraziosoではオペラハウスに、MC中はルミネザよしもとに、そしてBASTILLEでは小さなライヴハウスになった。多彩だねKAMIJOさん!



久々のライヴだったので感動ポイントというかツボポイントが無数にあったんだけど、特によかったのはこの3点かな。

いやー、KAMIJOソロ、ほんといいよー!Versailles時に引けをとらない、もしかするとそれ以上のクオリティ。最高のエンターテインメント。バンド解散時、ソロになったらついていけなさそう…と本気で思っていた私はどこへ。また、まんまとドハマりしています。

その3は普通にライヴメモ書きます。