the pillows presents CHEMICAL BUMP SHOW!!@新宿ロフト

the pillowsとBUGYがいっぺんに見られるということで
久々にBUGY CRAXONEの出るライブに行ってきましたー。

頭から見たかったので、定時帰宅ができるよう、数日前から調整に調整を重ね
結局余裕で間に合った。18時半始まりだと思ってたけど、19時だったしね…
しかし、ドンキ→コマ劇→ロフト→風林会館、のあの道は
未だに目を細めてしまいそうになるほど懐かしい。
学生時代の一時期、実に色んなことを考えながら
毎週毎週、あの道を行き来したものであります。


そんな懐かしの地にあるロフトも、行くのはほんとに久し振り。
前回がいつだったかも覚えてない。
入り口の看板のバンドリスト見て、あーBUGYが頭なのかーと気づいて
残業せずに来られてよかったと思った。


そんなこんなで4バンドのイベント。素晴らしかったよ!ピロウズがね!


久々のBUGYライヴ、最早数年ぶり。モンチ脱退後初。
今日のサポートドラムはHARISSの高橋さんでした。
なんか…目当てのバンドだったのに、今日はあんまよくなかった。
久々に見たけど、鈴木由紀子の狂気がすっかり抜けてたような。
あの、血走ったような目付きと、狂ったような衝動的な動きが見たかったんだけど
今日は結構落ち着いちゃってるように見えて、残念ー。
まあ、私の「狂気が見たい」欲求は
ラストのサワオの登場によって十二分に満たされたので、よいのだが。


ていうか久々すぎて、曲が全然わからんかった!
Come onと、Good dayと、チーズバーガーズ・ダイアリー以外は
全部わからんかったぞ!前に聴いたことあったかどうかもわからん…


「チーズバーガーズ・ダイアリー」


「Come on」


笈川くんは相変わらず、旭司は髪を縛ってしまっていて残念だった。
(私は彼が前髪も後ろ髪もぼっさぼさに伸ばして、
 前方不注意な髪型を振り乱しながらベースを弾く姿が大好きなのである)
しかし髪を後ろで一つに縛った旭司は、友人I氏にそっくりであって
それ見て、私は初めてI氏の顔が自分好みであることに気がついて、
感動のあまり本人にそれを伝えたい衝動に駆られたが
ロフト内はドコモが圏外だったので、諦めました。


とかなんとか、全然関係ないことをライヴの真っ最中に考えてしまうくらい
あんまりのめり込めないライヴだったんですが、
8/7に渋谷Star loungeにて久々の主催イベント、COUNTERBLOW020の開催が
発表されたので、これも行くことにしますよー。
対バン相手が発表されてないうちから、行くこと決めるイベントなんて
COUNTERBLOWくらいだよ…
それくらい、私はこのイベントが好きである。
夏のBUGYに期待。


  • noodles

たぶん見るの初めてだけど、全くもって好みじゃなかった…
あまりの事態に、もうBUGYも観終えたし、帰ろうかと思ったもん。
MCのときだけ、わざと気の抜けたような発声で話す女ボーカル
(しかも、「雰囲気カワイイ系」)ってのが私大っ嫌いなんですよ。
これが、自分がおっさん声であることに起因する
コンプレックスによるものであるとはわかってはいるが、
それでもやっぱ嫌いなものは嫌い。
曲も好みではなく、目つぶって半分くらい寝た状態で聴いてた。


  • All ages

サンフランシスコからやってきた二人組、All ages。初見。
そもそも今日は、All agesのジャパンツアーのファイナルってことで
一緒にツアー回ってきたBUGYとnoodlesも同じステージに立ったわけですが
私はBUGY中心に物事を考えていたため、正直この人達のことは忘れていた。
が、初めて見たけど結構よかったよーノリノリで。
リア充の大学生のライヴ見てる感じだった。エネルギーに溢れてて。
わざわざ見に行きたくはないけど、たまに対バンで見るくらいならいいかも。
途中でエイリアンと戦い出したときは、まじでどうしようかと思ったが。


ラストはピロウズ
これがもうねえ…素晴らしかったの一言!
最後まで待ってよかった。ほんとすごかったーーー
感動。


セトリはネットで調べたもの

この世の果てまで
Give me up!
Hello,Welcome to Bubbletown’s Happy Zoo
Good Morning Good News
Mr.Droopy
I think I can
Comic Sonic
Funny Bunny
Doggie Howl
Advice
No Substance


HEART IS THERE

ピロウズのライヴ見るのなんてたしか高校生ぶりだし(覚えてない)、
全く予習しないで行ったので、ついていけないだろうなーと思ってたけど
蓋を開けてみれば、ほとんど知ってる曲だったという驚き。
曲名まではわかんなかったけど、最近の数曲除いて、全部知ってた!
セトリ調べるためにネットで色々検索したけど、
なんだか珍し目のセトリだったみたいですね。
私にはわからんが、それにしても豪華だったー。


なんといってもサワオがね!
あの狂気の目、人を殺す目をしていて、ものすんごいかっこよかったー。
鈴木由紀子に求めていたものを、最後にサワオで見られてよかったな。
久し振りに見た山中さわおは顔が老けててびっくりしたけど、
よく考えればそれだけの時間が経っているんだから当たり前か。
去年、ムックのYUKKE見たときも、あまりの老けっぷりにびっくりしたんだった。
ファンは未だにサワオのことを「さわおさん!」って
ちゃんとさん付けで呼ぶのね。呼び捨て嫌いなんでしょ。
でも私にとってはやっぱり山中さわおはサワオだし、京は殿なんです。



「この世の果てまで」

しょっぱながこれでびびった!そしてテンション急上昇!
私はこの当時のピロウズを聴いてたからさー。
メンバー出てきて、サワオが
「連れてってやるよ、この世の果てまで!!」
って煽ってライヴが始まったんだけど、
そういやピロウズは曲やる前にこういうお決まりの煽りがあるんだったなーって
懐かしくなった。
Versaillesでいう、「俺達のキラーチューンだ!」「さあ、お戯れの時間だ」
みたいなもんですね。これ聞いただけで、次が何の曲だかわかる、っていう。


「Mr.Droopy」

この曲初めて聴いたけど気に入った!
夜のライヴハウスというより、
高速をドライブしながら車内で聴きたいかんじだ。


「Comic Sonic」

新曲ー。聴けてラッキー!ハイロウズっぽい


「Funny Bunny」

そしてまさかのファニバニ!!
これを2011年の今聴けるとは思ってなかった。
最近でもやってんのこれ?懐かしすぎるんですけど!!!

キミの夢が叶うのは
誰かのおかげじゃないぜ
風の強い日を選んで
走ってきた

うわー中三の教室を思い出すわ…やばいやばい


「Doggie Howl」

これも初めて聴いた。やっぱ、ドライブしながら聴きたいかんじー。
しかし、知らない曲って結局これと、Mr.Droopyと新曲だけだったな。


「Advice」

でもってここで、これまたまさかのAdvice!
やばーーー懐かしすぎる!
私、「RUNNERS HIGH」とか「HAPPY BIVOUAC」、「Smile」あたりは
リアルタイムでピロウズ聴いてて、最近はさっぱり、だったんだけど
今日、まさかこれだけ当時の曲をやってくれると思ってなかった。
なんて運がいいの私。


で、Adviceでテンションだだ上がりになったとこで、
畳み掛けるようにこれがきたんで私死にました


「No substance

やばーーー!!!
なになに、これも未だにやってるんすか!
懐かしくて、サワオも淳ちゃんもキレッキレでかっこよすぎて、
まじで死にそうになった。
この曲聞くと、
ロキノン鹿野よ、サワオの怒りをかってくれてありがとう!」と
高らかに叫びたくなる。
(曲中、サビの「music magazine」とはROCKIN'ON JAPANのことである)
あーかっこいい。あーかっこいい。この動画もかっこいい。


アンコールもあったけど、やっぱ私の中での今日のハイライトは
Advice〜No substanceだなあ。かっこよすぎたー。
ああいうライヴ見ちゃうと、やっぱ一線以上の大物は違うなあって思う。
素晴らしいライヴでした。
ピロウズだけでも、チケ代以上の価値が十分あったよー。行ってよかった。


いやー、素敵な一日だったー。