ベストコスメ2019

今年は買ったコスメについてよくブログに書いた年だったので、まとめを兼ねてベスコス2019をやる。

2019年に買ったコスメのうち、使ってとてもよかったものを、よかった順に3つだけ挙げます。各コスメについての細かい内容は各記事を読んで下さい。
 

2019年ベストコスメ

第1位

アンプリチュード ロングラスティングリキッドファンデーション 00

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今年最も感動して愛用したコスメ。今年買った全てのコスメの中で、このアンプリチュードのリキッドファンデが圧倒的に一番よかった。

とにかくとにかく色みがよい。買った00はカラーレスタイプなのでカバー力はないとBAさんには言われたが、私からすると十分カバー力があって、ごく少量をブラシで薄塗りするだけで頬の赤みが自然に補正される。そして黄色くならない。塗りたても、時間が経っても全く黄ぐすみしないので、いつも顔色悪い系の肌色の人におすすめ。

ファンデと一緒に、クリアカバーリキッドベースとフィニッシュルースパウダー 01もアンプリチュードで買ったけれど、下地だけ、ファンデだけ、お粉だけをそれぞれ他の製品に変えてみるなど組み合わせを色々試してみた結果、ベースよりもお粉よりも、やっぱりこのファンデが優秀だという結論に至った。夏に購入してからまだ半分も減っていないけれど、次もきっとこれを買います。他のファンデを探す気が起こらない、ベタ惚れ。
 

第2位

ADDICTION ザ アイシャドウ 136(Black Rose)

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今年一番よく使ったアイシャドウがこれ。今年頭のアディクションの、Fake Romanceという最高な名前のコレクションの中の、これまた最高な色番名の単色アイシャドウ。ヴィジュアル系なの?

赤みのある紫だけど、私が塗ると見た目以上にブラウン寄りになる。肌の影色と同化してどう使ってもなじむので、とにかく使いやすいし好きな色。ブラシでうっすら広めに塗ってベースにするもよし、二重幅中心に重ね塗りして紫を強調するもよし、ベージュやピンクをベースにしてこれを薄めのぼんやり締め色としてキワに使うもよし。

今年はこのアイシャドウの購入を機に、ここ最近あまりしていなかった紫アイメイクにはまって、基本のアイメイクがすっかりブラウンベースから紫ベースに変わった。目元の紫を活かすために、顔の赤みを抑える必要が出てきて長らく振りにファンデも塗り始めた。このアイシャドウは限定品なのでもう買えないが、まあまだしばらくは使えるのであまり心配していない。
 

第3位

SHISEIDOメーキャップ カジャルインクアーティスト 05(Plum Blossom

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今年一番使ったアイライナー。

紫アイメイクマイブームの中、締まりすぎない締め色用途で買った紫ペンシル。アイライナーとアイシャドウの間のような製品で、色みや明るさがちょうどよく、描きやすくて、下まつげのキワに引いても夜までにじまず目元に紫みがしっかり残るので便利。こういう、やわらか太め芯のカラーペンシルってこれまでほとんど手をつけてなかったんだけど、これですっかりよさを知って、その後ヴィセのブラウンペンシル(未記事化)も買ってみたりした。

2018年のブランドリニューアル後の資生堂めちゃくちゃ愛用しているヴィジョナリージェルリップスティックにしてもそうだけど、見た目がスタイリッシュで中身はとことん機能的で、ほんとうにかっこいい。
 



今年はとにかく紫アイメイクにはまった年だった。昔はよく使っていたけれど、ここ最近遠ざかっていた紫にやっと原点回帰したかんじ、やっぱ好きな色だし顔も落ち着く。そしてその流れで肌色に合った色みのアンプリチュードの00に出会えたことで、ファンデを塗る意味をやっと実感することができた。来年も紫ブームはまだまだ続きそう。

今はリップ欲は落ち着いているし、アイシャドウも年末のアディクションアイシャドウ2つの購入で結構お腹いっぱい。今欲しいものは、今使っているファイバーウィッグのナチュラルブラウンよりも赤み寄りで、でも赤すぎない自然な色みのブラウンマスカラくらい。

今年買ったけれどブログに書いていないコスメもまだ色々とあるので、順次記録に残していきたい。


追記

週刊はてなブログに載せて頂きました。

DEW リンクルスマッシュ(薬用シワ改善美容液)(サンプル使用)

引き続きあれこれスキンケアサンプルを取り寄せてはいるものの、最近は開封すらせずに放置していることがほとんどだったのだが、久々にサンプル使用を再開してみた。

まずこれ。

DEW リンクルスマッシュ(薬用シワ改善美容液)

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ウェブで申し込んで最近届いたばかりのサンプル。

ナイアシンアミド配合の、カネボウのこの秋の新製品らしい。今年は各社からシワ用の美容液がたくさん出ているけれど、私はこれまでサンプルすら使ったことがなかったので今回が初トライ。

新しいスキンケアものを朝のメイク前には使いたくないので、サンプル6包を毎日1包ずつ、夜だけに、いつものスキンケアの最後に使用。

結果、また例によって何も起こらなかった。

使用感想

使用前

  • しわ用の美容液を使うのが初めてなので、どこに塗ったらいいのかわからないという事態が発生
  • 普段、自分の顔のしわのことを全く気にしていないんだなあということに気づいた。そりゃ額のしわとかほうれい線とか、あるにはあるけど、そんなの昔からあるし、そりゃこれだけ生きてればしわくらいあるだろというかんじで、消したいとか消さなきゃとか思ったことがなかった
  • まあ、ひとまず目周りとほうれい線と口角脇と眉間と額、しわがある部分全てに塗ることにした
  • パウチ1つに0.3gと結構な量が入っているので、上の全ての部分に塗っても余裕があった。公式の推奨使用量は0.05g/片目の目元、らしいので、まあそんなもんか。

使用中

  • 美容液という製品名だけど、テクスチャー的にはクリーム。かなり粘度高めの白クリーム。
  • ただのびは意外なほどよいので、塗るときに摩擦が心配になることはない
  • 刺激は一切ない
  • 浸透感もない、肌表面にぺたっと残るかんじ
  • かなりこってりしているので、塗った感はあるが、塗った割には保湿されてる感がない。スキンケアの最後にこれを塗るから、といってその前段階のスキンケアをおろそかにすると、その分顔が乾く
  • 普通のクリーム的な意味での保湿力はかなり低い印象

使用後

  • これを夜に使うと、翌朝、洗顔時に顔がつるっとしているのがはっきりわかる。ただ、肌自体がつるっとしたというより、単に肌にクリームが残っているからな気がする
  • 塗って一日で肌がそんなに変わるとかいうことはないんじゃないかと思っているので、単に肌表面に残ったクリームが乳化されて落ちるときの感触なのか?でも一晩経っても肌表面に基材成分がこれだけ残っているんだとしたら、それはそれである意味驚き。
  • 6日間夜に使っただけではしわへの効果はなし
  • 保湿感はないので翌朝の肌がうるおうとかいうことも特にない
  • 毎日続けて使っても肌荒れしないし、刺激も一切ないのはよい
  • これじゃなくていいから、冬場は油分多め系のクリームを使おうかなと思った。そういえば去年くらいまではヒルドイドやそのジェネリックのクリームを毎日塗っていたんだし、アトピーがよくなったとはいえ、最近は油分が足りていなさすぎのような気もする。

 

というわけで、このデュウのリンクルスマッシュもまた「使ったけど特に何も起こらなかった」スキンケアサンプルリストに入った。

DEW(デュウ) DEW リンクルスマッシュ(医薬部外品) 美容液 20g

DEW(デュウ) DEW リンクルスマッシュ(医薬部外品) 美容液 20g

  • 発売日: 2019/11/02
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品
いくらなのか知らずに試したけど、思っていたよりは安かった。

でも20g入りで、今回のサンプルと同じ0.3gをもし朝晩に使うとすると1か月しか持たないので、今私が使っているドラッグストアの激安スキンケアコスメなんかに比べればおそろしく高い。


次はしわケアつながりでリサージのサンプル試します。

ADDICTION コンパクトアディクション “パーティタッチ” 002(Ruby Bijoux)、003(Chocolate Party)

今年のホリデーコスメはこれだけ買いました。アディクションのアイシャドウパレット、2色。

ADDICTION COMPACT ADDICTION "Party Touch"

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アディクションのクリエイティブディレクターが、2020年発売の製品分からAYAKOさんからKANAKOさんに代わるということなので、限定品としてはこれがAYAKOさんの最終製品。

アディクションは、ネイルポリッシュに始まり、アイシャドウパレット、単色アイシャドウ、そしてリップと、私にしては珍しく複数カテゴリに渡って比較的長く使ってきたブランドなので、AYAKOさんへの感謝と記念の意味で最後にこのアイシャドウを買いたかった。


予約から購入まで

発売前に、SNSで製品画像を見たときから、買うのはこのアイパレット、コンパクトアディクション パーティータッチの002(ルビービジュー)だなと決めていた。なんせ、こういう赤みや紫みメイクに目がないので。

この数か月前に、限定品のジバンシイのプリズムイシムアイズの002を買おうと発売前から思っていたのに、気がついたら予約開始日を過ぎており、テスター実物も見ず、タッチアップもしないまま発売日直前になっていた…ということがあったので、今回はちゃんと予約開始日を事前にチェックし、カレンダーアプリに入れておいた。

予約開始日当日、私は朝からプロジェクトレビューがあってデパートに電話などかけていられなかったのだが、まあまだ予約開始日で発売開始日ではないし、少し早めに仕事を上がってデパートに行けばいいや、と思ってお昼休みにも電話をかけなかった。早めに帰るつもりがなんだかんだでいつも通りの夕方退社となり、でも予約開始日に無事に行けてよかったーと思いながらカウンターに行ったらば、既にアイシャドウパレットの002は予約終了していた。

BAさん曰く、002だけ昼くらいの時点で予約終了したとのこと。レビューが終わっても普通に仕事したりお昼食べたりしていて、電話をかけなかった数時間前の自分の行動をまじ後悔した。

この日に初めてカウンターで現物を見たんだけど、002は実物の光り方も綺麗で、どう見ても好きな色合わせ。予約終了しているとわかってはいても、テスターを手で試したらやっぱり欲しくなってしまった。

で、せっかくカウンターまで来たので、次点に考えていた003(チョコレートパーティー)の方をタッチアップ。もし見た目以上に黄色くなる色が多いようなら好みではないなと思っていたが、そんなこともなく、見た目に近いニュアンスで発色する色がほとんどだった。それになんせ8色も入っているので、色を選べば黄み強めにせずに使えそう。そこで、当初の予定を変更してこの003をカウンターで予約して帰ってきた。
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そして発売日当日。この日の朝、開店と同時にカウンターに行くか、もしくは開店と同時に各カウンターに電話をかけまくるか、と考えていたので休みを取っていたのだが、結果から言うとそこまでする前にオンラインで買えた。

発売日当日の0時から発売開始するsukiyaのオンラインショップが0時過ぎにつながって、無事に002を買えた。その後、数10分以内にsukiyaオンラインでも阪急オンラインでも002だけ売り切れたので、ほんと運よくつながってよかった。0時に家のPC前にスタンバイするために、前日の飲み会を二次会までで上がってきた甲斐があった。

そして、休みなのでその日のうちにカウンターに行ってみたところ、私の行ったデパートでは夕方になっていたにもかかわらず002を含めアイシャドウパレットは全色在庫があった。0時にオンラインに貼り付いてまで頑張らなくてもよかった模様。まあ、もしこれでオンライン販売を逃していて、かつカウンターでも買えていなかったら…と思うと後悔が大きいので、欲しいものが買えてよかったことに変わりはない。

というわけで、結局002をオンラインで、003をカウンターで購入し、色違いの限定アイパレットが2つ手元にやってきたのであった。
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コンパクトアディクション “パーティタッチ” 002(Ruby Bijoux)

まずこちら、最初から欲しかった002の方。
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うーん、どう見ても私の好きな色合い。こちらは全色パールかラメ入り。

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一番よく使っているのは上段右端と下段右端の紫。最近アイメイクのベース色がブラウンではなく紫になっていることもあり、この2色はほんとうによく使っている。上段の方がわかりやすいパール入り、下段は一見マットっぽいけどパールらしい。二重幅以上に使うのは上の紫、締めに使うのは下の紫にすることが多い。

上段左端は少し白みがかった薄紫ピンク。肌にのせると見た目ほどのピンク感は消えるし、照明の加減によっても割と色が変わって見える。こういう色、白飛びしすぎたりくすみすぎたりしなければ私は結構得意なので、下地用途で地味に長く使えそう。その隣、上段の左から2色目は大きめラメ入りパールのピンク。肌にのせるとベース色はほぼ消えるのと、まぶた全体に塗るとやややりすぎな光り方なので、アイメイクの最後に上まぶたの中央だけにのせるラメ用途でよく使っている。そういえば最近、この手のピンクラメのアイシャドウを持っていなかった。上段の右から2色目のハイライト色は白っぽすぎて使ってない。

下段左端は少しカッパーがかったピンク、この色は肌にのせると見た目ほどピンクになりすぎないので使いやすい。広めに塗っても意外に大丈夫。その隣のブラウンもピンクみがあり、パールたっぷりで、どんなアイメイクにも使いやすい。下段右から2色目の深い赤、これはさすがにピンポイントで目の際にしか使わないけど、好きな色。今年の年明けのADDICTION春コレで、ザ アイシャドウの134が見た目は好きだけど、実際に肌にのせると黄みが出てきて鮮やか系薄ピンクになってしまい買わなかったのだが、ここに来て最後の最後で深み系の赤を買えて嬉しい。これも一見マットに見えるけどパール。

結局、このパレットしばりでアイメイクするときは、下地に上段左端を塗った上で右端の上下の紫どちらかもしくはどちらもを使うか、下段左端を二重幅よりやや広めに薄めにふんわり伸ばしてその右隣のブラウンを二重幅に重ねたりまつげぎわを弱めに締めたりして最後に上段左から2色目のピンクラメをのせる、という使い方が多い。

こういう多色のアイシャドウパレットを買っても結局決まった色しか使わなくなることがほとんどだけど、このパレットは私にしては結構幅広くあれこれ使っていて、あーやっぱこういうパレット好きだなあ、と開けるたびに思っている。あー、買えてよかった。買ってよかった。


コンパクトアディクション “パーティタッチ” 003(Chocolate Party)

次、003の方。なんと言ってもチョコレートパーティーという名前がいい。
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しかし実物はさほどチョコレート感がない。チョコレートというともっと深いブラウンをイメージするけど、このパレットはそこまで深くないし、色んな色みのブラウンが入ってる。

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あれこれ使ってみたけれど、こちらのパレットについては上段の左端と左から2色目、あと下段の左端の計3色はほぼ使っておらず、結局は上段の右端と、下段の右から2色目を多用している。赤みのあるブラウンはやっぱり使いやすいし、好きだし、だからこそしっくりくる。

あと上段の右から2色目がマットなベージュなんだけど、彩度が低くて黄みも赤みもないのでとても使いやすい。これまでアイカラークォード 03(ココアミラージュ)の右上のマットベージュを使っていたような下地用途で最近はこの色を使っている。ココアミラージュより断然黄みが少ない。

下段右から2色目のブラウンは締め色や目尻端色として狭い範囲になら使えるけど、広めの範囲に塗ると私には似合わなかった。ほぼグレーになる。アイカラークォードの25(プリティベイビー)でも実感したけど、こういう彩度低めに発色するブラウン苦手だなあ。パレットの色みの通りならまだ使えそうだけど、実際に肌にのせるとブラウンみが消えてグレーになり、そして私はグレーが強いと似合わない。

下段右端のマットブラウンはごく普通だけど、締め色としてどの色にも合わせやすいのでパレットに入っているとなにかと便利。ただ、ADDICTIONのアイシャドウ全般に言えることだけど色持ちはあんまりよくない。

こちらのパレットは002ほど全色使えていないが、まあ私の場合は多色パレットを買っても大抵そんなものなのでそれはいい。こういうスタンダードなブラウンパレットを買ったのはそういえば久し振りなので、今後はこのパレットをベースに、他から持ってきたラメをのせたりして長く使っていく、はず。



今年はコフレをこの2点しか買わなかった。まあ、よく考えるとこの2パレットだけでアイシャドウが16色も増えたわけだから、もう十分というかんじがする。

ADDICTION、来年頭の春コレは私の好みではなかったけれど、AYAKOさんが最後に新しくしたリップスティックはいずれどれかを買うと思うし、今後の新作も楽しみ。AYAKOさんはADDICTIONの後はどこかにいくのかなあ。もし別のブランドを立ち上げるのであればそちらも楽しみにしています。


ADDICTION過去記事