トムフォードビューティ アイカラークォード 4A(Honeymoon)

最近買ったコスメについて。

一記事にまとめて書こうと思ったけど、そうするとどんどん長文になり書くのに時間がかかるが故に一年も放置してしまい、全くもって「最近」のことではなくなる、というのが私のいつものパターンなので、それを回避すべく一つずつ個別に書いていくことにする。

ていうか現時点で既に「最近」のものでもなんでもなく、もう半年以上前に買ったものなんだけど、まあいいや。

というわけでまずは

TOM FORD BEAUTY・アイカラークォード 4A(Honeymoon)

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www.tomford.com


今年春の新色アイシャドウパレットのうちの一つであるハネムーン。アイカラークォードは01、02、03、13に続いて5つ目の購入。


買ったのは今年4月。私は赤茶とか小豆色とかどこかに赤みを含む色系統のアイシャドウパレットに目がないので、このパレットは発売前から買おうと決めてはいたものの、3月の発売日にカウンターに行けなかったので夏まで手に入らなさそうだなと思っていた。

が、蓋を開けてみれば4月上旬には阪急オンラインで無事購入できていた。私が買ったら即ソールドアウトになったので、おそらく初期段階で入荷されたもののうちキャンセル分かなにかだったのではないかと思う。伊勢丹、阪急、西武そごうと、各オンラインショップの商品ページをリーディングリストに入れ、毎日毎日巡回していた甲斐がありました。それくらい欲しかったのだ、なるべくオンタイムで。


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左上がキラキラのオレンジ系パールベージュ、右上がそれよりさらにはっきりと発色するオレンジ、左下がボルドー、そして右下が小豆色。左上以外の三色はどれも同じようなパール感でまとまりがある。

この製品の発売を知ったときには「季節外れの秋色だなあ、重そうだなあ」と思っていたけど、いざ買ってみたら春夏でも普通に使えた。


このパレットのメインは左下のボルドーだけど、意外にも発色しすぎないので、ボルドーを使ってもニュアンス程度の赤みメイクに仕上げることが可能。もちろん、チップで重ね塗りすればそれなりに赤みはのる。

このボルドーがいい色でとても好き。アイシャドウ自体の見た目はこの通りボルドーだけど、実際に肌にのせると見た目より青みはかなり薄くて、ほわっとした赤になる。だからアイメイクに赤みニュアンスを足すのにちょうどいい。

私がこの夏一番よくやったのは、右上のオレンジを二重幅全体と下まぶたの目尻側中心にのせて、左下のボルドーを二重幅の目尻側にのみかなり強めにのせる、ベースと締めはそのときの気分で使ったり使わなかったり、という合わせ方。色白な若い子だったら、下まぶたも含めてボルドーでふんわり囲っても今年は可愛いと思う。

ボルドー以外の三色もパール感がほどよいので使い勝手がよく、他のパレットとも合わせやすい。特に締めの小豆色は元々大好きな色だということもあって、他のパレットのアイシャドウに合わせてよく使っている。ベージュ系でもモーヴ系でもいける。


トムフォードのアイシャドウはこれで5つ目。今回もかなり気に入ったけど今はもう他に欲しい色がないので、次に新色が出るまでは新しく買わない。

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(手前左から右に01、02、03、奥左から13、4A)

どのパレットもこの一年間かなりの頻度で使ってたら、付属のチップがボロボロになってきてしまった。今は他メーカーのミニチップを入れ替えて使っている。ほんとは付属チップなどではなくちゃんとしたチップを使うべきなんだろうけど、私には無理。


しかしアイカラークォード、限定でもなんでもないのにこの入手しづらさは一体なんなんだ。3月発売だった今回の新色、どれも通常色なのに、初回入荷を逃したら次の入荷が夏って。

コスメフリークの人はレア度が上がると嬉しいのかもしれないが、私のようにそこまでやる気のない一般人は、手に入りにくいブランドからは離れていくよー。ただでさえカウンターも少なくて試しづらいのに。

まあそのレア感というか、高級感というか選民感のようなものこそが一定以上の価格のコスメブランドの売りなんだろうと考えると、戦略としてはある意味正しいのだろうか。



ところで、上に書いた通り私は赤み入りパレットが大好きなんだけど、今年はこのハネムーンのボルドーの赤みにかなり満足しているので、この秋のシャネルのレキャトルオンブル268は買わないでいられる、はずだ!

…と夏には思っていたものの、秋になった今となってみると、このレキャトルを買わないでいられるという自信が全くない。マットだし赤だしで、好みど真ん中そうなんだもんー限定じゃないし。まだカウンターで実物試してないけど、普通に手に入るようになったら買っちゃいそう。うん、私いずれ買うなこれ…

http://mobile.chanel.com/ja_JP/fragrance-beauty/makeup/p/eyes/eyeshadows/les-4-ombres-multi-effect-quadra-eyeshadow-p164202.html#skuid-0164268



って脱線したし、脱線したまま終わるけど、今年買ったコスメ記事はまだ続く。


イカラークォード過去記事

poison.hateblo.jp
poison.hateblo.jp

Versailles Versailles完全復活ライヴ「Chateau de Versailles」@舞浜アンフィシアター

さてすっかり書いていなかった過去のライヴレポ。

2016年8月のVersailles完全復活ライヴのライヴレポです。もう一年半経っている…
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完全復活ライヴということでかなり綿密に練られてよく準備されたステージだった。新曲2曲を初披露し、さらに、翌年2017年2月14日に、初めての日本武道館公演を行うことも発表。

6月のお披露目ライヴは、あの構成上どうしても過去に目が向いてしまうものだったけど、今回は完全に未来に向かっているのがわかって、観ていて嬉しかった。なかなかよい形で活動再開できたのでは。


自分の視界からの景色以外のほとんどの細かいことを忘れているが、ツイッターに細かくメモを残してあったので、セトリと感想ツイートをまとめておきます。

今回はほとんどツイートの貼り付けなので、普段よりさらに読みにくいです。


目次



セットリスト

Intro
Prelude
MASQUERADE
ASCENDEAD MASTER
Shout & Bites
月下香
Forbidden Gate
Descendant of the Rose(YUKIソロ)
DESTINY -The Lovers-
愛と哀しみのノクターン
Beast of Desire
zombie
Judicial Noir
After Cloudia
Serenade
Melodic Thorn〜美の暴力〜(新曲1)
Philia
Aristocrat's Symphony

Chandelier(新曲2)
The Red Carpet Day

Sympathia
The Revenant Choir



感想ツイート

終演直後の感想



日本武道館公演決定告知について



詳細ライヴレポ



その他




その他覚えていること

楽しかった。この日の感想はやたら詳しくツイッターに書いてあるのであまり付け足すことはない(そしてもう覚えてない)のだが、無理矢理思い出すと

  • FC先行でチケット買ったけど、 ミーグリには興味がなくてプレミアムシートにはしなかったためお披露目ライヴ時よりは席が遠かった。が、これで十分。前方5列くらいが一番高額席だったのかな?
  • セットが悲しくなるほどへぼかった。あれなら、何もない方がよっぽどよい。悲しくなる
  • アンフィシアターの半円ステージやエレベーターを使った演出はうまくいってたし新鮮でよかった。Preludeで、まさか前方地下からメンバーが出てくるとは思ってなかったのでいきなり意表を突かれた。
  • それぞれ仮面をつけて出てくるのもよかった。近くで見てないからあんまり詳しいところまで見られなかったけど、ちゃんとメンバー5人それぞれの衣装に合うデザインになっててテンション上がった。
  • この日のライヴは、かなり綿密に練られた台本を、全員がしっかりこなせていた、というような印象があった。細かい部分の動きや立ち位置まで、普段以上にきっちり決められているようなかんじ。それくらいちゃんとしてた。メンバー同士の絡みも活動休止前より格段に多く、しかもよくなってて、歌詞に合わせたKAMIJOとHIZAKIの絡みもとてもよかった。
  • ラストで、他のメンバー4人が筋書き通りローズライトを掲げて退場への準備を決めているのに、YUKIだけが両手を下げたまま微笑みながらずっと客席を見ていて、ある意味ポーッとしていて、それに気づいた隣のKAMIJOがそっとYUKIのローズライトを掲げるように促してYUKIがハッとして腕を上げ、そして全員一緒に地下へと退場していった、あの一連の光景が1年半経っても忘れられない。6月のあのお披露目ライヴ時に暴露された、YUKIとKAMIJO間の過去の確執、あれからの完全復活ライヴでこの光景って。出来過ぎなくらいで、とてもよかった。現実があそこまで美しいとはさすがに思わないが、ほんとうに、美しい夢を見させてもらった気分。


つくづく、いいバンドだなと思えた完全復活ライヴでした。実際、この日に告知された翌年の武道館ライヴより、この日の方がずっといいライヴだった。
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過去記事



DIR EN GREY TOUR16-17 FROM DEPRESSION TO ________ [mode of VULGAR] 追加公演 @ Zepp Tokyo

DIR EN GREYの2016年VULGARツアー3本目、追加公演のZepp Tokyoのライヴメモです。
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ツアー初日から2days行った、Zepp Nagoya公演の過去記事はこちら。


目次


Zepp TokyoでのVULGARライヴへの謎の思い入れ

上にリンクを貼ったように、新木場を避けてわざわざ名古屋まで遠征したVULGARツアーでしたが、後から追加公演が発表され、しかも会場がZepp Tokyoだというので、チケットを取ってもう一回観ることにした。

というのも、私はどうしてもこのVULGARツアーを東京のゼップで観たかったから。

ツイッターでもブログでももう何度も何度も書いてるけど、2014年のGAUZEツアーで8年ぶりにディルのライヴに返り咲いた私が、ツアーで初披露された新曲(Chain repulsion)を聴いて最初に連想したのが「2014年のZepp Tokyoでのライヴの光景」だった。
VULGARとWithering to death.の間のあのツアーの雰囲気、特に2004年8月のKEEN UNDER THE SUNツアーファイナル@Zepp Tokyoのライヴでの記憶。1999年のGAUZEツアーを懐かしむつもりで行ったライヴで急にその5年後のことを思い出すことになって一瞬混乱したほど、あの日の名古屋のステージは2014年へのタイムスリップ感があった。

そしてそのイメージは、その後発売されたARCHEを聴いてますます強くなり、もはやARCHEの収録曲を聴くたびに、10年以上前のあの暑い夏の日のお台場での自分の視界が頭に浮かんでくるほど。


そんな中で追加発表されたこのZepp Tokyo公演。VULGAR曲をまとめてZeppで聴ける機会はこれを逃したらたぶん一生ないだろう。Witheringツアーはいずれやるんだろうけど、新木場が好きなディルのことだからZepp Tokyo公演が来るという保証はない。(実際、2017年のウィザツアーでは追加公演としてZepp Tokyo公演があったが、仕事で行けなさそう。2016年のこのときにVULGARをゼップで観ておいてほんとうによかった…)

というわけで、今回は平日だろうがなんだろうが行かねばならない。そしてZepp TokyoでのVULGARを見納めねばならない。


…という、他人にはあまり理解されないと思われる超個人的な思い出のために異常な思い入れを持って臨んだ最後のVULGARライヴ@ゼップでしたが、よかったです。楽しかった。

しかし一年以上経ってしまった今となっては、同じツアー内の名古屋公演2daysとの違いについて細かい点を全く覚えていないので、セトリとツイートだけメモしておきます。各曲についての細かい話はほとんど名古屋のライヴレポに書いたし、ここでは書かない。

セットリスト

Audience killer loop
Marmalade Chainsaw
Drain away
砂上の唄
Amber
Un deux
輪郭
Increase Blue
明日無き幸福、呼笑亡き明日
RED...[em]
お経
蝕紅
New age culture
R to the core
Sustain the untruth
The inferno

Obscure
詩踏み
Child prey
The IIID empire


ツイート

ライヴ前


ライヴ後


その他



その他

東京でのツアーファイナルの追加公演ということが関係しているのかなんなのか、この日はとてもまとまったライヴでした。メンバーも、いつぞやのGAUZEツアーで見られたような投げやり感は一切なく、それなりに楽しめているように見えたし、それを見て私も楽しめた。

で、上でツイートしてるけど、この日のライヴ中は、自分が高校生のときのことや学部生のときのことをめっちゃ思い出した。

この一連の回顧ツアーに参加するまで、自分の中で一番思い出深いツアーはGAUZEツアーだと思っていた。GAUZEツアーは遠征もしなかったし関東公演しか観てないけど、当時私は中学生で、バンドの時期的にも自分の年齢的にも一番ディル馬鹿で、素直にバンドが大好きで、ほんとにライヴを楽しみに日々を生きていた。あのGAUZEツアーよりも、バンドへの熱も落ち着いた数年後のVULGARツアーの方が思い出深かったとは、自分でも意外だった。まあ、後から思い出すことは、えてしてよい思い出ばかりだよね。

VULGARツアーの後、私は鬼葬ツアーを大宮で一本だけ観て、その後MACABREツアーを4本観て、どれもとても楽しかった。この後さらにWitheringツアーを観て終わりにする予定なのだが、DIR EN GREYの回顧ツアー全ての記事を書き終えるのは一体何年後になるのだろうか。

過去記事